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496 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 09 30.83 ID akljCfd6o [9/14] 怪人「サイン、サインモラワナキャ……」ジリジリ 和「ひぃっ!? 何をブツブツ言ってるんですか!?」バタバタ \マタハラムラノドカカー/ \ゴルァァァァ! マタオマエカイナァァ!!/ \ヤッタレヤダグバー!/ 司会「お、おおっと!? 謎の怪人が観客の少女を人質に取っているぞー!?」 京太郎「(無理やり進行した!?)」ガビィーン って、こんなの打ち合わせに無かっただろ!? 一「あれってアレだよね。あの滅茶苦茶強い奴……」ウワァ 咏「ま、中身は想像付くけどねぃ」ヤレヤレ いちご「ひっ!?」ビクビク えり「まさか、いやでも……」 憧「なんかすっごく須賀君を見てるけど?」 京太郎「え?」 怪人「はぁーっ、はぁーっ♪」ジリジリ 京太郎「」ゾクゾクッ こええええよ!? なんだよアレ? 中身も化物なんじゃねーのか!? 京太郎「(それになんだろう、この既視感……)」ビクビク ※詳しくは過去スレのぼん太君を見てね! 怪人「ふひっ、ふひひひっ!」 司会「さぁ須賀さん! 怪人相手にどうするのかー!?」 京太郎「(どうするったって……)」 和「た、助けてください……」ジワッ 京太郎「!!」 和!! 俺は――!! コンマ安価↓3 00~09 すこやんED(二回目) 10~19 見捨てる 20~59 警備員を呼ぶ 60~89 戦う(敗北) 90~99 戦う(勝利) ゾロ目 すこやんドM化&調教完了 504 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 21 11.53 ID akljCfd6o [10/14] 本当は俺だって和を助けたい でも―― 京太郎「(戦うか? いやでも、和に怪我させちゃうかもしれないし……)」チラッ ~~舞台袖~~ 竜華「(あかん、戦ったらダメや!)」バッテン! 煌「あ、もしもし警察ですか? あの、ステージに変態か、怪人が現れまして。不法侵入ですよ不法侵入!」 京太郎「(だよな。じゃあ――待つか)」ジィーッ 怪人「えっ――//」ドキッ 京太郎「……」ジジジジィー 怪人「(須賀君が私を見てる……♪)」モジモジ 和「」 \アノダグバオカマッポイ/ \コワレルナァ/ \ハラムラノドカヲヤッタレー!/ 京太郎「ぐぬぬぬっ!」ミョンミョン 怪人「はぅぁ……♪」キュンキュン タタタッ 警備員「警察だ!」バッ 怪人「え?」 京太郎「(警備員じゃないのか……?)」コンワク \ガチジケンナノ!?/ \ガンバリィヤダグバー!/ 警備員「不審者め、こっちに来い!」 怪人「ち、違います! わ、私はその!」アセアセ 警備員「問答無用だ!」ダダッ 怪人「はにゃぁぁぁぁぁ!?」ダダダッ ポーイッ 和「あ~れ~」 京太郎「!!」バッ! コンマ↓3 00~09 そのまま転倒 10~49 いちごが受け止める 50~89 京太郎がキャッチ 90~99 京太郎が抱きしめる&一面記事 ゾロ目 和ED 510 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 31 15.58 ID akljCfd6o [11/14] 和「っ!?」フラッ ガシッ! 和「え?」 京太郎「大丈夫か、和?」 和「っ! す、須賀君っ!」ドキッ 京太郎「怪我は無いか?」オロオロ 和「は、はいっ。須賀君が助けてくれましたから……」ジワッ 京太郎「いや、俺は何も……助けてやれなくてごめんな」ウツムキ 和「いえっ! こうしてくれただけでも私は……」 京太郎「和……」 和「須賀君……」ウルウル 一「……」メラメラ いちご「……」ギリギリッ 咏「ふーん?」 えり「若いですねぇ」 憧「和……本当に須賀君のこと」ズキンッ \ゴルァァァァァ!!/ \エエカゲンニセェヤァァァ!!/ \ジョインジョイントキィ!/ 和「(周りがうるさいですが、これはチャンス!)」キラーン 京太郎「でも、本当によかったよ……」 和「あ、あの! 私、実はずっと須賀君のこと――」 会場「!?」 京太郎「だって和は俺の――」 和「好き――」 京太郎「友達だもんなっ」ニカッ 和「」ビキィッ! 会場「」 京太郎「あんまり心配させんなよ」ポンポン , '" `丶、 ㏍㌻ rzzzz-ミヽ㏍⌒ヽ . . ´ | ㏍ ノ . / / i Vk㏍㏍㏍㏍㏍ \ . ' i l i i i 」i ㏍㏍㏍k/__ . ; i i i |i -i 圦__彡㏍ . ∨〈r | l ┐ i i i i八 i | 小| i . ノ i i i i /㏍' V ハ| | |┐ | i i i |if弐ミ | { 坏弐ミト i i i/ | i| | || | i 圦|i { ハ \ { Vi i/ /l L」 二二} ㏍k ミトVツ 乂_ ツ 丁-㏍| |二二二} l i| 、 丁 ̄` . | . .{ | 八 rァ′ . | . . . `ヽ | i i\ ‘` リ | ノ | i i i i i\ _ . / | . . \ | | . i i `T爪| / | . ヽ | i i i i i i i 斗-─/ / | . | | i i i i i㌣ / / i i || 丶 | | i i i /--ミ ' i i i |L__ \| 514 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 41 44.72 ID akljCfd6o [12/14] 和「」チーンッ 京太郎「ん? どうかしたか?」 和「あ、うぁっ……ぁぁ」ガタガタガタ 一「だ、大丈夫……?」 いちご「元気出すんじゃ……」 咏「同情を通り越して笑いしか出ないねぃ」 えり「こうもボッキリへし折るとは」 憧「……なんで私、喜んでるのよ」ギュッ 和「う、うぁぁ……」グスッ 京太郎「の、和!? やっぱり怪我したのか!? どこか痛いか!?」オロオロ \ザマァァァァ!/ \サスガニカワイソウ/ \コレモマタサダメカ/ 司会「えー、えらいものを見た気がしますが、まぁいいでしょう」 えり「いいんですね」 司会「それでは、これにてブレイド試写会を終了します!」 \タノシカッター!/ \ノドッチガンバー/ 司会「それでは最後に、締めの一言を須賀京太郎さんにお願いします!」 京太郎「え? あ、はい! えーっとですね!」 \ガンバッテー!/ 京太郎「これからもっともっと成長する俺達の姿、ちゃんと見てくれよな!」ニィッ / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/ 司会「ありがとうございましたー!!」 京太郎「よっしゃ!」グッ 一「えへへ、かっこよかったよ!」 いちご「ちゃちゃのんも感動――」 咏「言うようになったねー、あの新人がさー」グリグリ えり「あはは。流石ですね」 憧「これからもよろしくね、主人公!」ポンッ 516 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 47 08.28 ID akljCfd6o [13/14] こうして、俺のアイドル復帰最初の仕事は終わった とは言っても番組はまだまだ始まったばかり これからもっともっと頑張らないとな! 京太郎「ということで竜華さん、これからもよろしくお願いします!」 竜華「当然や! 任せとき!」 頼りになる仲間とともに 俺は進む 煌「帰りますよー!」 宥「お弁当貰っちゃったね」 玄「おもちが無いのです、これは出来損ないだよぉ」 竜華「ああもう、静かにせんとー!」 ギャーギャ! ワイワイ! 京太郎「やっぱりアイドルって、最高!!」ニィッ だからやめられないんだ ~~~おまけ~~~ 警備員「」ピクピク 怪人「はぁ、はぁっ……か、勝った!!」ズゴゴゴゴッ ある意味引き返せないところまで来ているアラフォーであった カンッ! 548 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/24(月) 23 43 09.00 ID MNQrdd4vo [2/3] 数々のアイドル活動を経て、ついにステージでのイベントをも成功させた京太郎 あらたなファン層を獲得し、順調に思われたが……? ~~はやりんの必要性を語るには原稿用紙一枚じゃ足りない の巻~~ 【数日後 アクセル1】 ザワザワ はやり「……うーん」 タッタッタッ 宥「瑞原プロー!」 玄「ちょっといいですかー?」 はやり「はい、何かな?」ニッコリ 宥「京太郎君のメイクに関してなんですけど……」 玄「ふんふむ、これこれ、でいいですか?」 はやり「うんっ! いいんじゃないかな♪」 宥「じゃあ、しばらく体重制限で行きますね」 玄「全く。最近太り過ぎなのです!」プンプン! はやり「うーん。食事制限はしてるハズなんだけどねー」 宥「隠れて何か食べてるとか……」レイプメ 玄「うぅ、スタイリストとしては許せないよぉ」 美穂子「……」アセダラダラ ※太ったといっても1~2Kgです はやり「こら! 京太郎君を信じてあげなきゃ可哀想だよ?」プンプン 宥「そう、ですね。 それじゃあ失礼します」ニコッ 玄「瑞原プロのおもち……」ワキワキ 宥「玄ちゃん、行こう」 玄「うん!」 タタタッ はやり「……」 549 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/24(月) 23 56 00.21 ID MNQrdd4vo [3/3] ガヤガヤガヤ イソガシイヨネー ウン、イソガシイ タイヘンタイヘン バングミチカイカラネ、ショウガナイネ はやり「ほぇー」ポケーッ タッタッタ! 菫「瑞原プロ!」 はやり「うん? どうかしたの菫ちゃん」 菫「京太郎君の麻雀指導なんですが、この方針で大丈夫でしょうか?」 はやり「どれどれ……なるほどね。京太郎君の地力を上げる方針なんだ」ナットク 菫「ダメでしょうか?」 はやり「いいと思うよ。でも、どうして京太郎君の能力を底上げしないの?」 菫「はい。確かに今、京太郎君は五つのオカルトを持っています」 ※衣、照、淡、小蒔、咲のオカルトです 菫「ですが、それに頼りきりではいざという時に対応できません」 はやり「そうだね。相手によっては効かない場合もあるし☆」 菫「それに、今の私に教えられるのは……基礎力くらいなものですし」ウツムキ はやり「……菫ちゃん」プニッ 菫「はひゃっ!?」ビクンッ プニプニプニ はやり「どうして、そんな言い方するの?」プニプニ 菫「ひゃっ、ほっぺたを、いじらないでくらひゃい」 はやり「い~い~か~ら~!」 菫「うっ……だって、私はもう既に彼よりも弱くて」 はやり「そうかもしれない。でも、だからって菫ちゃんがいじけても仕方無いよ」 菫「……」 はやり「確かに京太郎君は才能があったし、オカルトにも恵まれてる」 菫「……はい」 はやり「でもね、誰がなんと言おうと京太郎君を指導してきたのは菫ちゃんなんだから」 菫「!!」 はやり「それは京太郎君がどれだけ強くなっても、変わらない事実なんだよ?」ナデナデ 菫「……瑞原プロ」グス はやり「地力を鍛える方針は私もそれでいいと思う! 頑張って、教えてあげてね☆」ウィンク 菫「はいっ! 頑張ります!」タタッ はやり「ふふっ、頑張ってねルーキーちゃん♪」クスクス 551 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 07 15.09 ID TSuCFpdKo [1/10] ガンバルゾー! モエテルワネー アーイソガシーイソガシー はやり「ぽけぽけ~」ウトウト タッタッタ! 明華「瑞原プロ!」 はやり「はにゃっ!?」ビクッ 明華「あら、お休みでしたか?」 はやり「ううんっ、大丈夫! 何か用かな?」ニコニコ 明華「はい。京太郎君の音楽レッスンなんですが……」スッ はやり「どれどれ……うわ、凄い! こんなに考えてるんだね☆」 明華「これで初CDは順調な出来になるかと」グッ はやり「……うーん、でもこれはちょっと修正かな?」 明華「えっ? どうしてですか?」 はやり「確かにこのトレーニングを受ければ、すぐにプロレベルの歌唱力になると思う」 明華「はい。私も自信があります」 はやり「でもね、その間他のレッスンをやらないわけにはいかないんだよ?」 明華「! それは分かります……ですが他の要素は既に高いレベルなので――」 はやり「だからって疎かにしていいわけじゃない。それは、明華ちゃんも分かってるハズ」 明華「……はい」 はやり「焦らないで明華ちゃん。大丈夫、京太郎君は今でも少しずつ成長してる」 明華「勿論です! それは私が保証します!」 はやり「うん♪ だから明華ちゃんも京太郎君を信頼してあげて、きっとすぐに追い抜かれちゃうから」クスクス 明華「ええ、楽しみです」ニッコリ はやり「それじゃあ、こことここを修正して……はい! このプランでお願い☆」サッ 明華「ありがとうございます。流石は年の功……ハッ!?」バッ はやり「」 明華「……失礼します」ピューンッ! はやり「」 553 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 19 13.40 ID TSuCFpdKo [2/10] ザワザワザワワー はやり「Zzzz……」スピィ タッタッタッタ 霞「あら、お疲れなのかしら」ツンツン はやり「おにゅっひゃ!?」ガバッ 霞「おはようございます。今いいですか?」 はやり「う、うんっ」ゴシゴシ 霞「京太郎君の演技の育成プランですが……」サッ はやり「どれどれ……えっ? なにこれは?」コンワク 霞「朝、昼、夜。全てを演技に費やして、最高の演技力を――」 はやり「ダメに決まってるでしょー!!」プンスコップゥーン! ~~~ 理沙「!?」ガバッ 靖子「ん? どうかしました?」 理沙「……出番」シュンッ 靖子「??」 ~~~ 霞「ダメですか?」 はやり「当たり前田のクラッカーだよ☆」 霞「(ふるっ……)」ブルブル はやり「確かに演技が大事な時期だけど、京太郎君のモチベや体力も考えてね」サッ 霞「はい、善処します」スタスタ ジャアサッソクレンシュウネ エッ? フフッ、イクワヨ ウワァァァァ!? はやり「ふわぁ……」ネムネム 556 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 42 00.38 ID TSuCFpdKo [3/10] 【数時間後 アクセル1】 ガヤガヤガヤ はやり「Zzzzz……」 スタスタ 竜華「お疲れやなぁ」クスッ 煌「あらあら、こんな場所じゃ風邪をひいちゃいますね」サッ ファサッ はやり「んふ……京太郎君……ムニャ」ネムネム 久「昨日はあれだけ【私も京太郎君に教えたーい!】って騒いでたのにね」クスッ 竜華「あれは大変やったなぁ」 スタスタ 京太郎「うぅ、絞り取られたぁ……」バタッ 美穂子「お疲れ様です、若」ヨシヨシ 京太郎「ありがとうございます。って、どうかしたんですか?」 竜華「ああ、瑞原プロの事なんやけど」 京太郎「はやりさんですか?」 竜華「育成の事やらなんやらをずっとお願いしとるけど、実際にレッスン見て貰ったことないやん?」 そう言われればそうだ スキル、というのが抽象的すぎてやる機会が無かったというのもあるけど 煌「それで瑞原プロ、昨日遂に暴走してなぁ……」 久「三日前の打ち上げでお酒を飲んでどんちゃん騒ぎ」 京太郎「そ、そんなことがあったんですね……」 美穂子「若は早めに帰ったのでご存知ないかと」 京太郎「すいません。俺のせいで」 知らず知らずのうちにはやりさんにそんな不満を与えていたなんて 俺、悪いことしちまったかな はやり「Zzzz」ムニャムニャ 竜華「ううん、京太郎君が気にすることやないし」 京太郎「でも!」 竜華「それに、瑞原プロがいじけたのは……自分が教えられないことやないと思う」 京太郎「え?」 久「……力になりたかったのよ、きっと。他のみんなと同じようにね」 557 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 46 30.22 ID TSuCFpdKo [4/10] 京太郎「そんな……! だってはやりさんは頑張ってくれてるじゃないですか!」 俺の育成に関して、バランスを取ってくれるはやりさん 正直この人がいなければ、今頃俺はダウンしているだろう 竜華「せや、だから京太郎君」 京太郎「はい、なんですか?」 煌「……とっておきの夢、見させてあげませんか?」ウィンク 京太郎「とってきの、夢?」 それって、一体――? はやり「むにゃむにゃ……」 竜華「それは!」 京太郎「!!」 コンマ安価↓3 00~09 一晩を明かす (強制ED) 10~49 一日付きっきりでレッスンする 50~89 一緒に食事する 90~99 一日デートする ゾロ目 はやりんEDだよっ☆ 562 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 55 45.26 ID TSuCFpdKo [5/10] 【翌日 アクセル1】 はやり「うぅっ……昨日は事務所で寝ちゃうなんて」ズゥーン 京太郎君とかに寝顔見られちゃったかなぁ……? 恥ずかしいよぉ…… はやり「だ、大丈夫。はやりはまだまだイける♪」 そういうことにしておこう そうしよう☆ ガチャッ はやり「おはようございまーす☆」 京太郎「あ、はやりさん。おはようございます」ニコッ はやり「おはよう。あれ? 一人?」 どうしたのかな? 今日は朝から演技のレッスンが入ってたハズだけど? 京太郎「実は霞さんが急なぎっくりおもちで来れなくなりまして……」 はやり「え!? 大丈夫なの!?」 京太郎「はい。なので、今日ははやりさんに見てもらおうかと」 はやり「うぇっ!?」ドキッ ちょ、ちょっと待って! 私が京太郎君に!? はやり「あ、あわあわっ☆」 淡「呼ん――」 菫「お前はこっちに来い!」ガシッ シュタタタッ! はやり「あれ? 今誰か――」 京太郎「あっ、あー!!! そ、それとですね!!」アセアセ はやり「??」 京太郎「今日は宥さん、玄さん、明華さん、菫さんもぎっくりおもちでお休みです」 はやり「え、ええええ!? どういうことなの!?」 京太郎「それどころか、事務所のアイドル担当チームの全員ぎっくりおもちです」 はやり「インフルエンザみたいだね。……というか、なんか嘘っぽいなぁ?」ジロッ 京太郎「あっ、ちなみに透華さんもです」メソラシ はやり「せ、世界の終わりがくるっ!?」ビクビク 透華「ちょっと待ちなさいですわ……」ゴゴゴゴゴッ 竜華「お、落ち着くんや!」ガシッ! 566 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 11 53.33 ID TSuCFpdKo [6/10] 京太郎「と、とにかく! そういうことなので!」ガシッ はやり「ひゃ、ひゃいっ!?」ドキッ ドキドキドキドキ え? 何これ? 京太郎君が近い、近いよぉ……// はやり「……//」カァァァ 京太郎「今日ははやりさんが、俺のレッスンを見て貰えますか?」 はやり「わ、私なんかで、そのっ、いいのかな?」モジモジ 京太郎「はい。勿論です」ニィッ はやり「~~~っ」ブシュゥゥゥ 京太郎「ダメ、ですか?」 はやり「う、ううんっ! ダメじゃないよっ!」アセアセ 京太郎「……」ジィーッ はやり「……」ガバッ 京太郎「はいっ!?」サッ ギュゥゥゥウゥ はやり「ふふっ……♪」スリスリ 京太郎「はやりさん……」ナデナデ はやり「んふー♪ 今日は一日、頑張ろうねっ☆」 京太郎「はいっ」ニコッ 正直、京太郎君がこうして私だけを見てくれるなんて……夢みたい これから先、こんな機会なんて存在しないかもしれない だから―― はやり「ねぇ、京太郎君」 京太郎「はい?」ニッコリ 私なりに―― はやり「んー♪」スッ チュッ ロッカー「!?」ガタガタガタッ!? 私なりに、背伸びしてもいいよね? 京太郎「え? 今の……?」ドキドキ はやり「ふふっ、今度は口――狙っちゃおっかな?」 京太郎「ええっ!?」カァァァ はやり「あははっ!」 ロッカー「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」」メラメラメラ! 569 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 32 48.67 ID TSuCFpdKo [7/10] はやり「私は厳しいからねっ!」 京太郎「はい! 望むところです」ニカッ こうして、私と京太郎君のレッスンが始まった 久しぶりのレッスンで色々と戸惑うこともあったけど、京太郎君とのレッスンはやっぱり楽しい ~~~ はやり「はい。お疲れ様。これで今日のレッスンは終わり☆」 京太郎「よっしゃ! はやりさん、ありがとうございます!」 はやり「昔に比べて成長したね。ふふっ、音痴だったころが懐かしい……」クスクス 京太郎「や、やめてくださいよ!」カァァ 京太郎君はどんどん成長してる それを教えるメンバーも、少しずつ成長しているんだよね はやり「私も、負けてられないなぁ」クスッ 京太郎「え?」 はやり「……見ていてね京太郎君。私、頑張るから」 私に出来ることは京太郎君を指導することだけじゃない 今いるコーチを指揮すること、そして―― はやり「私自身も、次のステージへ」ゴゴゴッ 京太郎「!!」ゾワッ あの時の仕返し、楽しみにしていてね! 小鍛治プロ! ~~~ 健夜「!?」ビクッ 恒子「どうかしたんですか?」 健夜「……えと、今寒気が」 恒子「寒気?」 健夜「も、もしかして須賀君が応援してくれてるのかな?」エヘヘ 恒子「(ないわー)」 ~~~ 京太郎「それじゃあ、今日は帰りましょうか」 はやり「うんっ!」 それに――私はやっぱり気づいちゃった 京太郎「一緒に帰るの、久しぶりですね」クスクス はやり「えへへっ、手をつないじゃお♪」ギュー 京太郎「わ、わっ!?」ドキッ やっぱり私―― はやり「もう、離してやらないもんね☆」 京太郎「あわわ!?」 はやり「かわいいっ!」ホオズリ フニュグニュン 京太郎「あばばばっ!?」 この人のこと、好きなんだって カンッ 573 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 45 34.52 ID TSuCFpdKo [8/10] 【お ま け】 ~~ロッカー内~~ 竜華「なぁ……隠れて様子見るんはええんやけど」ギュウギュウ 煌「はい……」ギュムギュム 久「なんで、みんなで入ってるのかしら?」ギュ^ギュー 透華「あんまりですわ……」グリグリ 美穂子「あぁ、上埜さんっ!?」ゾクゾク 菫「そもそも、これロッカーって大きさじゃないような……」コンワク 宥「あったかい……あつい、あつぅい……」ギュムギュムゥゥウ 玄「おも、おもちぃ……グヘヘ、おもちぃ」ワキワキ 明華「い、息が……」ギュウゥゥゥ 霞「ちょっと、そこはダメよ……んっ!?」ビクンッ 淡「くるしぃよー」ジタバタ 和「あ、暴れないでくださいっ!」 照「もう、ダメ――」 ガタガタガタガタガタ! バッタァァァーン!! 女子s「なにゃっ!?」ズシャァァァ!? 京太郎「あっ」 はやり「?」 …… 女子s「……」 京太郎「……」 はやり「……これ、どういうことかな?」ニコニコ ハヤリンビーム☆ ドゴォォォオオォォォォンン?! ウギャァァー!? 京太郎「やれやれ。締まらないなぁ、やっぱり」クスッ でも、この方が俺ららしいよな 京太郎「ですよね、竜華さん?」 竜華「いいから助けんかーい!!」 チュドォォォオンン! 竜華「」バタリ 京太郎「あ、死んだ」 カンッ 574 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 58 53.16 ID TSuCFpdKo [9/10] 【次回予告】 それは――終わりの始まりにすぎなかった ゆみ「全く、こんな場所に呼び出して……」 桃子「見せたいものってなんすかね?」 数多のファンの中でも―― 【彼女】はひと握りの偏愛の持ち主である 智美「待たせたなーみんな」ワハハ そんな彼女の見せた―― 佳織「さ、智美……ちゃん?」 智美「京太郎君がお好き? 結構、ではますます好きになるぞー」ニヤリ 愛情の証 智美「みんなにコレを見せたくて――」 睦月「京太郎君といえば、今日ここに――」 そして―― その愛の証と、一人の大ファンと―― 京太郎「お久しぶりです」ニッコリ アイドルが交差する時 智美「……ここで、逃がす手は無い」ニヤァ ゆみ「お前、まさか!?」 智美「飼えばいいんだろー?」クスクス 世界は――光を失う 【次回 究極の愛は痛みだって、どっかの誰かが言っていた の巻】 智美「餌は美味しいかー? キョウタロー」ナデナデ ??「……わぅっ!」モグモグ ※ このスレはほのぼのです 588 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 22 31 27.78 ID ofPzq5meo [2/12] それは……京太郎が帰国して数日が経った日の事であった 世間では京太郎のアイドル復活に歓喜し、こぞって報道を行っている そんな狂喜乱舞するファンの中でも、さらに人一倍喜びを噛み締めるファンがいた そう、その人物こそ―― \ | ハリ .| ∨ / \ | 丿 弋 ̄ ̄マ フ .| \ \  ̄ ̄\ \.........メ / / \ \ | \ / / ハ | 丶、 _, イ´ / \ / ̄\ ´ ´| ノ  ̄  ̄  ̄ ..../ 丶、、、 /| リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛゛゛゛゛ \ |" ヾ\ / ゙゙\ \ / 〉 |\/ ヽ \ /\ /∨ \ <<究極の愛は痛みだって、どっかの誰かが言っていた の巻>> 【長野 某所】 ゆみ「お、早いな」スタスタ 桃子「お疲れっす!」 ここは鶴賀学園から少し離れた場所にある広場 俗に言う空き地のようなものだが、人はいない 廃材や、捨てられた車などが放棄されているからである ゆみ「……ん?」 睦月「あっ、お待たせしました!」トタタッ 佳織「ごめんなさいっ!」 桃子「いえいえ、私達も今来たとこっすから」 地元の子供ですら、親に言われて近づかないような空き地 ここに彼女達が集まっているのには理由がある ゆみ「しかし遅いな蒲原の奴」ハァ 佳織「え? まだ来てない……?」キョトン ゆみ「全く、こんな場所に呼び出して……」 桃子「見せたいものってなんすかね?」 そう、ともに戦った戦友の呼び出し それが彼女達が集った理由なのだ 589 名前:車の違いは気にしない ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 22 44 15.49 ID ofPzq5meo [3/12] だが、当の呼び出した本人が来ない 睦月「何か急用とかじゃ?」 ゆみ「いや、それならメールの一通ぐらい……」 普段の彼女なら、それくらいはする それなら一体――? プップー!! 桃子「!?」ビクッ ゆみ「クラクション? 蒲原か!」 クラクションを響かせながら車が空き地へと侵入してきた その窓からは彼女たちのよく知る友人、蒲原智美が顔を出している 智美「待たせたなーみんな」ワハハ 佳織「さ、智美……ちゃん?」 紛れもなく、自分たちの知る蒲原智美 乗っている車も苦い記憶とともに刻まれたものと同じタイプのものだ だが――決定的に違う部分がある ________________________ / ─────── / ,───ヽ_,...---、_,.、.-─---ヽ ,/∧ ∧ ワハハ //| ./ / / ヽー-、 .ヽヽ ,/<(゚∀゚ )> //| /. , ! iハ!/メ、.i | \ .ヽ| _∠__( _) __ //_|ニ)___ イ { ヽN 'i !/!人iヽi.___|_| /.__,、,-z . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ / | _1 i( _ 丶 \ __| //.〃 〉 ス __ / ノ/ ̄ ̄| ̄ . / `Yリヽ '、_)'´!`ー` .\_| / // ノ ((从从ル.=//_ /________| / .. | ,. _/ __________| | ̄ ."ヾ(l ゚ -゚ノ".]┘ ̄ ̄ /;;;;;;;ヽ | ̄/. 、 ト、ィ' . ̄/;;;;;;ヽ ノ |二|└────┘ |二)__|_| (∴) |__|_____|_____| (∴) |____ノ  ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞ_ゝ _ノ ゞ;;;;;;ノ ゞゝ _ノ ゆみ「」 桃子「」 睦月「」 佳織「……」キュンッ ごらんの有様である 592 名前:車の違いは気にしない ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 22 53 51.97 ID ofPzq5meo [4/12] 痛い車 略して痛車 名前は知っている、あのアニメのキャラとかを貼り付けてるアレでしょ? それが加治木ゆみ達の認識であった ゆみ「(だが、これはなんだ?)」 桃子「」ブルブルブル 睦月「」シーン 全くもって理解不能 高架橋に落書きをする不良と同レベルにしか思えない それが加治木ゆみ達の見解となった 佳織「……(触りたい)」ドキドキ まぁ、約一名を除いてであるが バタンッ 智美「遅くなってごめんなー」ペコペコ ゆみ「か、蒲原……お、お前?」 智美「ん? これに気づいちゃったか?」ワハハハ 気づくも何も、気づかない方が無理なレベルである 桃子「な、なんすか、これ?」ワナワナ 智美「須賀京太郎君だけど?」 桃子「いえ、そういうことじゃなく」 智美「京太郎君はアイドル。一時遅れを取ったが、今や巻き返しの時だからなー」ワハハ _,. ...,,_ ,. ' ´ ` 丶. , ´ , , ヽ , ' / / / , 、丶 / / 〃 / / 〃 / ヽ、 ヽ、\ ,' 〃 ,イl 〃 / // l / 丶 . i ヾ 、 i !i /〃 | !ム l-!-|l | l ,ィl、ヽヽ ! |l / /ハ [」!,,,」__ヽ! l-l、/ lハ ! | i ヾ|!〃__7'´ r' ;,i「ヽ , = 「 /l ! // `、 l/ /! ヽ_ ヾ;;;ツ __ ' r';i!Yノイ|y' ヽ! 〃! ` ‐-- '´ ヽヾ' ト、 !lハヽ. ト !| lj /// ' ` 7'i´ リ l i l ヾヽ、 _,.. _ / ! 〃l// ヽ、.ト、 !` 、 ´ , ´ 〃 //´________,ィ'^| 、/l `r - ' ´ |l リ l ヽ X ハ、 !| { l ノヽ > / `rー-- 、 〃 l l ヽ∧_∧! l ぐ 丿 ヽ、 /ヽ! ∨ヽ/ 〉´ 佳織「うわぁ、うわぁ……♪」サワサワ 智美「おっ、佳織は興味あるのかー?」ワクワク 佳織「えっ!? えとっ、その……この人、知ってるから……//」カァッ 智美「京太郎君がお好き? 結構、ではますます好きになるぞー」ニヤリ 佳織「そ、そそそういうわけじゃないよ!」アセアセ 593 名前:車の違いは気にしない ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 02 06.76 ID ofPzq5meo [5/12] 智美「遠慮することは無い無い」ワハハ ゆみ「待て、落ち着くんだ。少し頭の整理をさせてくれ」 智美「それじゃあこの携帯テレビで」ドンッ テレビくん「オッスオネガイシマース」 ゆみ「聞け!」 智美「ソルサキの名シーンを……」ピッ ザザーッ テレビくん「(京太郎ドアップ)」デデーン 桃子「あ、イケメン」 ゆみ「相変わらずいい男だな」 睦月「流石ですよね」 佳織「あわわっ!?」 ~~~三十分経過~~ 智美「ということで、京太郎君の良さはわかってもらえたと思うぞー」ワハハ ゆみ「」ゲンナリ 桃子「あの、もしかして私たちをここに呼んだ理由って……?」 智美「うん」ニッコリ / 丶 / / \ / / / / ヽ / / / / / ヽ , / // /!`メ、| /! , | |. | ', ′ __.. 彡 | | | |/_|メ、| { ,' / | /|. | ', l >─ |ハ lx仡斥㍉|ハ /}/_斗イ | / | l \ / |. {{ { // } ' , / 仡斥㍉,|/| | 八. \ / \| V //ノ ` { // } }} / / \ \ /; /! `¨´ V //ノ / /|/ ヽ > {∧ | l __ `¨´ 厶イ ! \ ヽ |小、 l  ̄ 7 / | / {八\ \___ / /! }ノ , '′ _/ \丶. __ .. 、<_ _从/-‐ '′ ___.. イ ', \_ _jヘ、 x< | ', /⌒V ヽ._ / ヽ | , /ヽ ハ \  ̄`ヽ ', | ∧ / 〉‐{ ,\ 〉 ', | ', └--/ ‘、 / } i ヽ/ ', 智美「みんなにコレを見せたくて」 ゆみ「」チーン 桃子「うわーお」 佳織「(やっぱりカッコイイ……ストームファンやめようかな)」ウーン 睦月「あ、そうだ」ポンッ 智美「ん? むっきーどうかしたのか?」 594 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 06 40.01 ID ofPzq5meo [6/12] 睦月「いえ。京太郎君で思い出したんですが」 智美「何を?」 睦月「今日、私の家に来るんですよ」 智美「ふーん」 睦月「ビデオ見たせいで約束の時間まであと十分くらいしかないです」 智美「へぇ……」 睦月「……はい」 智美「……」 睦月「……」 智美「えっ?」 睦月「はい?」 智美「誰が来るって?」 睦月「須賀京太郎君が」 智美「どこに?」 睦月「私の家に」 智美「」 ,......-‐‐-...、 __ / 丿 . . . . . . . . .ヽヽ ,、 ,、 / /{ ; . ヽ, | | ././ / ;'' ljへ、 ヽ; l l | | /./ / /‐-、 r‐‐`‐ヽ j l ,ィ.l`iィ i ,' /.弋フ` 弋フ l;-、 ノ l l_f} ヽ .l ;'/ l , '´/' l | { l. ;/ ! _ __ ィ-/ | l_,ヽゝ | ,..--..ヽ_ , .ィ !/ ,ィ'ク´く | .| ハ ヾ / /`Tヽ,-‐ / .j _ / j | .| イ 、 l / !イ 、/ / / ノ l | i'´ =- _ _l .´ レ l ./ _/ レ //¨ | |__,ィ='´ ./ ヽ . | レ . _ _ / / l .! ヽ ヽ - _ .l ヽ!// Y | ヽ、 _ ヾ 、r'´ .! / } | .ス ノ '、 | j' '、___,. ィ'=-''´¨ } . . .d / } . .l イ / . .| / ! / | ノ . l 智美「ほ、ほわぁぁぁぁぁぁ!?」ガタガタガタ 桃子「え? えっ!?」 ゆみ「ど、どういうことだ!?」 佳織「」 睦月「あれ? 言ってませんでした?」 600 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 15 14.47 ID ofPzq5meo [7/12] 【二日ほど前 ブレイド収録スタジオ】 ハイ、オッケーデ-ス スコシキュウケイシマース 一「ふわぁ、疲れたよー」パタパタ チラッ 京太郎「ぶはっ!?」 一「あれ? どうかしたの?」キョトン 京太郎「い、いえ……(服をパタパタさせると俺には丸見えなんですが……)」ハナジダラダラ 一「??」 咏「こら、何をやってるのかねぃこの痴女は!」ペチンコ 一「あいたぁー!? ウタちゃん何すんのさ!」 咏「役では年下でも、現実じゃ敬えよー」グリグリ 一「あにゃにゃっ!?」イタタタ いちご「(い、今がチャンスじゃ!)」タタタッ 憧「辛味噌」スッ いちご「あっ!」ピタッ ソレタベテモイイカナ? イイワヨー 京太郎「あはは。みんな元気ですね」クスクス ガチャッ 京太郎「ん?」 睦月「あ、あのー?」 京太郎「あれ、貴方は確か――」 睦月「うわっ!? 京太郎君だ!」ビクッ 京太郎「確か鶴賀の……?」 睦月「(うわやばっ……近くで見ると本当に……!!)」 京太郎(容姿S)「?」キラキラキラキラ 睦月「あ、えっと、その……//」ドキドキドキッ 601 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 23 47.96 ID ofPzq5meo [8/12] ~~そんなこんなで~~~ 監督「ということで、彼女が最後の追加ライダーだって。それ一番言われてるから」 京太郎「はえー。そうだったんですね」 睦月「まさか東京旅行中にスカウトされるとは……」テレテレ 憧「あれって結構びっくりしますよねー」 咏「最強のライダーねぇ」ウーム いちご「なんだか嫌な予感がするんじゃが……」 一「あー、なんだかコーラフロート飲みたいなぁ」 監督「ふろー……と?」ピクッ 京太郎「じゃあ俺はパフェ食いたいっす。キングサイズの!」 監督「キング……?」 いちご「ちゃ、ちゃのんもストロベリーパフェを!」ビンジョウ 憧「八王子にいい店あるらしいわよ?」 咏「じゃあ、みんなで行くかねー」 えり「うぅ、甘いモノは……」オナカサスサス 監督「はち、王子……ジャック?」 一「うぅ、ボクだって連れてってよね!」 咏「お前はフロートで我慢しろってのー」ウリャウリャ 監督「キング、ジャック……一人だけフロート。これはいいかもしれない」ウゥム 睦月「???」 京太郎「それより、津山さん。ちょっといいですか?」 睦月「え? はい」 京太郎「実は、お聞きしたいことがあるんですけど」 睦月「なんですか?」 京太郎「犬――好きですか?」 睦月「……へっ?」 ~~~~~ 睦月「ということでして」 一同「」 603 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 34 13.51 ID ofPzq5meo [9/12] 睦月「何か変なことありました?」 ゆみ「い、いや色々とおかしい。だが、お前が仮面ライダーに出ることは百歩置いておこう」グギギギ 桃子「そうっすね。そこに突っ込みいれるとキリが無いっすから」トオイメ 智美「そ、それでなんで京太郎君が!?」クワッ 睦月「実は子犬の飼い主をさがしているらしくて」 佳織「子犬?」 睦月「それで、一度見て欲しいってなって……それで」 智美「」 ゆみ「なるほど。しかしまたどうして?」 睦月「捨て犬を見逃せなかったらしいですよ」 桃子「へぇ、いいとこあるっすね」 智美「やっぱり須賀君はアイドルの鑑じゃないか!」カンキ 睦月「とまぁこういう経緯でして」 智美「いや。それなら急いでむっきーの家に行こう、そうしよう」ワハハ ゆみ「正気か!?」 智美「須賀君に会うためならなんでもするぞー」ワハハ 桃子「ん?」 佳織「今――」 睦月「なんでも……」 スタスタ ?「あ、いたいた!」 一同「え?」 ?「よかった。自宅の方に行ったら、ここに向かったって聞いて捜してたんですよ!」 智美「こ、この声は――?」ドクンッ ゆみ「まさか、そんな!?」 桃子「す、須賀……」 _ , 、 /ィ--∨ .- 、 __/ , , } l \ ` ー-, | /{ { l | | . /_/ | / 从 ,-}/、 |l | / 从 -rォⅥ /rォ- }イ { _` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ } }∧ Y {{ |Y } 从∧ _ 八{ 「l | || | | | Ⅵ 、 ` ー` イ / ' { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、 | ' ノ_,」// | |/()| . /´ //////∧_ r '///>- 、 ∧ _人 イ///////∧-}//////////> 、 {//\___「///////// ∨////////////∧ |////()/}//////////{/////====/// //| 京太郎「お久しぶりです」ニッコリ 睦月「久しぶりだね」ニッコリ 智美「アプシェリッヒリッタァァァァァ!?」ドヒュゥゥゥン!! 607 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 45 59.49 ID ofPzq5meo [10/12] 京太郎「ん? うわっ! 鶴賀のメンバー勢ぞろいじゃないですか!」 ゆみ「あ、ああ。久しぶりだな須賀君」 京太郎(容姿S)「加治木さん! お久しぶりです」ニコッ ギュルルルルルル!! ゆみ「」ドゴォォォォン! 桃子「せ、せんぱぁぁぁい!?」 佳織「は、はわわっ!?」ガタガタ 京太郎「だ、大丈夫ですか?」サッ ギュッ ゆみ「うぼぁ!?」ガクガク 桃子「おいゴルァァァ!? 何気安く触ってんすかぁぁぁ!?」ガシッ 京太郎(容姿S)「あっ……すみません」シュンッ 桃子「(え、何こいつ超可愛いっす……)」ドキッ ゆみ「わ、私は大丈夫だ。少し、気が動転しただけだ」 京太郎「そうなんですか?」 智美「あ、あの、あの! きょ、京太郎君!」ドキドキ 京太郎「あ、蒲原さん! クリスマス以来ですね!」ニッコリ 智美「んひっ♪」プシッ 京太郎「? どうかしました?」 智美「そ、そうだなー……」スッ ギュッ 京太郎「また会えて嬉しいです」ニギニギ 智美「」ジュワァーン 京太郎「(なんかすっげぇ手が湿ってる――)」ウーム 睦月「(今のうちに痛車にブルーシート被せてあげよう)」ガサガサ 佳織「優しいね……」 睦月「まぁ、京太郎君なら喜びそうだけど」 京太郎「……?」 コンマ安価↓3 00~09 ゆみちん暴走モード 10~49 普通に会話 50~89 痛車に気づく 90~99 ほのぼのストーカー誕生(桃子) ゾロ目 智美ED 621 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 57 01.56 ID ofPzq5meo [12/12] 智美「(もう一生洗わないぞー)」スンスンッ ゆみ「」ビクビク 桃子「アリエナイッス、ワタシガオトコニセンパイイガイノオトコニ……」ブツブツブツブツブツ 佳織「うわぁ……」 京太郎「さて。じゃあ挨拶も済みましたし、本題に入りましょうか」 睦月「そういえば子犬はどこに?」 京太郎「そうだ。おいで、ホロ!」パンパン タタタタッ ホロ「わうっ」ハッハッ 睦月「おー、可愛いー」ナデナデ ホロ「がぶっ」 睦月「わー、痛いー」グリグリ 京太郎「すみません。こいつ、思いのほか凶暴で」 睦月「うーん。私は嫌われてるかな」 ホロ「ぐるるるる」 京太郎「どうどう。困ったな、他に頼れる人もいなくて……」 睦月「そうなると――」 智美「!」ピキィーン! ビシィッ!! 京太郎「?」 睦月「え?」 智美「その犬……私が飼う」バァーン! 京太郎&むっきー「「ウェッ!?」」 智美「それなら問題ないハズだぞー」ワハハ 京太郎「そうですけど、いいんですか?」 智美「問題ない、問題無い」ワハハ 睦月「ちょ、ちょっと!」コソコソ 智美「んー?」 睦月「本気なんですか?」ヒソヒソ 智美「折角のチャンスだしなぁ……」ニコニコ 睦月「で、でも!」 智美「……ここで、逃がす手は無い」ニヤァ 睦月「!?」ゾワッ 京太郎「??」 選択安価 ↓2 1 ほのぼのえんど 2 かんっきんっ えんど 624 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 05 39.89 ID 4tt9OnB+o [1/10] 京太郎「でもホロが懐くかどうか……」 ホロ「わぅっ!」タタタッ 智美「……」ジィーッ ホロ「……」ジィーッ ※ ここからは脳内言語でお楽しみください ホロ「お姉ちゃんもきょうたろーをいじめる?」 智美「私は何があっても京太郎君を裏切らないぞー」 ホロ「ほんとぉ?」 智美「勿論、例えロケットで宇宙に飛ばされて体がバラバラにされても愛し続けるからなー」ワハハ ホロ「……なら、大丈夫」タタッ 京太郎「!?」 ホロ「きゅぅーん」スリスリ 智美「可愛い奴だぞー」ワハハ 京太郎「ほっ」 睦月「(なんか複雑な心境――)」ズゥーン 京太郎「じゃあ蒲原さん。お願いしますね」 智美「ああ。責任をもって育てる」ナデナデ ホロ「わうっ!」 京太郎「俺も、仕事の無い日に様子を見に来たりしますから」ニコッ 智美「あ、そっかー(ダメだ……まだ、まだ笑うな)」 京太郎「ダメですか?」 智美「勿論いいぞー(こらえるんだ……しかし……)」ワハハ 京太郎「ありがとうございます」 睦月「笑ってるやん」 ゆみ「ああ、笑ってるな」 佳織「智美ちゃん……」ショボォーン 桃子「ブツブツブツブツブツブツブツ」 こうして、蒲原智美の謀略は成功した とは言っても、この時の彼女は知る由も無かった この子犬を拾ったのは京太郎と―― もう一人いること 痛車「」ポツーン そして、数ヶ月が過ぎた―― 625 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 14 20.61 ID 4tt9OnB+o [2/10] 【数ヶ月後 蒲原邸】 ホロを引き取ってから数ヶ月 そのわずかな期間は智美にとって、まさに至福の時間であった 完全復活した京太郎は仕事に出まくり、人気も絶頂 そしてわずかな休日の間を縫っては自分に……ホロに会いに来てくれる 須賀京太郎を応援するファンとして、これ以上に無い幸せであった だがしかし、一つだけ盲点があるとすれば それは―― 智美「まさか、まさか――」 ホロ「わぅ~♪」 和「あはは、くすぐったいですよ」 京太郎「こら、ホロ! うらやまけしからん奴め!」 イチャイチャ~ン 智美「おのれおのれおのれ……」グギギギギッ そう、もう一人の拾い主である原村和 彼女もまた、京太郎と一緒にホロに会いに来るのだ 京太郎「ふぅ……ごめんな。何度も押しかけて」 智美「ううん。気にしてないぞー」ワハハ 京太郎「和も喜んでるし、本当に智美には世話になってる」 智美「……うん」 この数ヶ月で、智美は薄々勘付いていた 京太郎は原村和に好意を寄せている それは――原村和が京太郎に寄せる想いと同じように 智美「……」 しかし、だからと言って智美には何もできない 今更ホロを返すなんて非常識だし、かといって正面切って問いかける程の勇気も無い ただ、現状を続けるだけ 自分の家が京太郎と和の逢瀬に使われている その光景をただ目に焼き付けて、悔しがって 苦しんで、涙をのむ他ないのだ それだけで、自分は幸せなのだから―― 京太郎「おい和! たまには交代だ!」スクッ 和「あ、はい! じゃあ私も少し休みますね」タタタッ 智美「あっ」 今もこうして、自分の横から去っていく彼を呼び止められない 自分は一体―― 彼にとってなんなのであろうか? 626 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 24 44.68 ID 4tt9OnB+o [3/10] 和「ふぅ……。すみません、毎度お邪魔して」 智美「……わ、わはは」 和「蒲原……さん?」 智美「それ、さっき京太郎君からも聞いたぞー」ウツムキ 和「え?」 智美「通じあって……るんだなーって」ズキン 和「……」 ジワっと涙が溢れそうになる それを必死に抑えようとするが、もはや自分の意思ではどうにもならない あの人の前では笑顔で有り続けようと思っていた なのに――どうしても涙が止まらない 自分はこんなにも弱かったのか 智美はただ、情けなさを感じるばかりだった 和「……はぁ、蒲原さん。アナタ、何も見えてないんですね」 智美「え?」 涙をこする智美に、和は憮然と言い放つ その声色には少しばかり嫉妬のようなものが感じ取れた 和「彼が――須賀君が年上にタメ口なのは、アナタだけです」 智美「は?」 一体それがなんの関係が? そう返そうとする間もなく、和はすかさず続ける 和「ほぼ休みの無いスケジュールをやりくりして、どうにか週に一度はここに来ようとする」 智美「え? それって――」 和「……最近の口癖は――」 ~~~~ 京太郎「よし、これで智美がまた喜んでくれるかな……?」ヘヘッ ~~~~ 和「――だそうですよ」ジトッ 智美「……え?」 意味が分からない 今日はエイプリルフールではないし、目の前の少女がこんな嘘を吐くとも思えない じゃあ、どういうこと? 今のは…… 智美「本当、なのかー……?」 和「……どうして私が、敵に塩を……」ボソッ そう言って、和は立ち上がる 智美の質問には意地でも答えないという意思表示なのだろう 628 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 36 08.25 ID 4tt9OnB+o [4/10] 和「それと……リタイアするのは勝手ですけど、一つだけ言います」バッ 智美「えっ?」ドキッ 和「最後は、私が勝ちます」 智美「……原村和」ギュッ ああ、そうだった 目の前のこの少女は―― これまで何度彼に相手にされなくても どれだけ想いをへし折られても、諦めずにただ前へ進んできた 和「だから、少しは抵抗してくださいね」 それゆえの自信 自分が負けるハズが無いという――想いの強さ なのに自分はどうだ? 昔からこの少女を妬むばかりで、何もしようしなかった 無いものねだりで、自分の価値を下げていたのだ 和「じゃあ……」 智美「待って欲しいなー」 和「……」ピタッ 智美「お陰で目が覚めたぞ」ニカッ 蒲原智美は笑う そこには一片の迷いも無い あるのは決意 絶対に自分の想いを叶えるんだという、覚悟 智美「京太郎君は、私のモノにする」 和「奇遇ですね。私も同じ気持ちです」 だからもう諦めない 涙なんて必要無い だって、彼は―― 京太郎「おーい、二人共! こっち来いよ!」ニカッ 智美「ワハハー! 今行くぞー!」ダッ ⌒ヽ ___ __} ^∠⌒` . ´ ` . / \ / ./ \ / / / \ \. / / / / { / | . | . / / / . / /-- | { | l ∧ . / . .| . i /l/ __八 八l/ ' . .| . / | . | .|_ァ'^~苧ト\ /l/^苧ト、_| | .. \ |八 `{ __)刈 \ / __)刈 リ / .. \ . . .| 乂__ソ 乂_,ソ 厶イ 〉 \ . | , | / \| . _____ . | . / 八 人 ∨ ノ 人 八/ \个 . ー‐ . 个 / |八 i - i /l 八/ _\ノ |/ ノ'_ __ -‐/´⌒く____ '⌒` 、‐- __ / | i i i i |\ / ` 、 / | i i i i | ------- \ 京太郎「……ああ、いい表情だ」クスッ 彼女の、素敵な笑顔に恋しているのだから ED4 ~~それはまるで太陽のような~~ 640 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 54 21.10 ID 4tt9OnB+o [6/10] 京太郎「本当に助かりました」ニコニコ 智美「ワハハ。私もちょうど犬が欲しかったんだぞー(大嘘)」 京太郎「でもよかった。これで和も喜びますよ」 智美「そっか。それはよかっ――」 京太郎「?」 智美「え? 今なんて……?」 京太郎「あ、そういえば言ってませんでしたね。実は――」 カクカウシカジカ 京太郎「ということでして。だから和と一緒に様子見に来ますね」ニコニコ 智美「トラウリヒドラッヒェェェェェェェンッ!!?」バヒュゥウゥゥン!? 京太郎「??」 ゆみ「蒲原――策士策に溺れたな」 睦月「まぁ、半分は目的達成できましたし」 佳織「(京太郎君を写メっておこう……)」パシャッピロリ~ン♪ 桃子「……」ポーッ 京太郎「ん? どうかしたか?」 . . ∠´  ̄  ̄ ` . __ . ´ ` \ ` . / . /⌒ \ / . / \ ヽ . ' . / ヽ / . . ' . / . / ./ /. . ⌒l i Y. / . / . / . // // // / | i i . . '. / . / . //__.// //. / / | l | . /. / | . ! ! .ィ´/. //` //. / / | | | i /. / ル从! / ≠ く/. //! !´/ ̄ `ヽ j ! | i /. / . /レイ「云K . ! ! i リ ≧≠く Yノ ! | /. / . / | |{ t..j| )从ルハィ云.kル' |l } !. /. / . / /| `ー ' |{t .j'ソ リ . / .' /. / . / / ∧ j/j/j ! . ー ' / . / . / .'. /. / . / / / /\ 、 /j/j/j ./ . / . / / } . / . / / / / _}\  ̄ . イ/ . / . / / レ入 . / / / 「 ⌒\. \ __ . < ル'/ . / / . / , ' ) . / / / ノ \ ___r ─‐ / . / / .、. / / __ へル'>-- -──<⌒ | .イ . / / \/ ノ「 /´  ̄- \ } \ .j / リ . /.イ /⌒ \ 〈 ! 〈  ̄\し' ∨ / ⌒_j_ / / i }\\ \ _ ___ ノヘ ノ /ノ´ ̄ `Y / ! | \ ≧ .__ __ノ __ _ ___/ ノ´ ̄ 〉ト、 | .ノ ≧=≠ } > ´ / し'´ ̄ _ ノ / jハ !/ \ __ x>´ /\ 〈 「 ̄ / _./_/ i!\.ハ! \ / /⌒\_ ./\ \入ノ / /「 ∧ i i! ./ / \ \ // / / 入 _____/ ∧ | || / / | \ .// / ∧ \ / l| | 桃子「……」ニコッ 京太郎「うっ……(可愛い、けどなんか怖い)」ドキドキ 智美「痛い……苦しい、助けて……京太郎君……」ウグググ ホロ「わぅっ!」ペロペロ こうして、ホロの飼い主が決まった! やったね智美ちゃん、家族が増えるよ!! 644 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 01 03 50.02 ID 4tt9OnB+o [7/10] 【そんなこんなで時が過ぎ】 カァーッ カァーッ! アホー! 京太郎「じゃあ津山さん。登場、お待ちしますね」 睦月「うん。またね」ブンブン ゆみ「まぁ、その……なんだ。とにかく頑張ってくれ」 佳織「お、応援する……から」 智美「わ、ワハハ……」ピクピク 京太郎「皆さんもお元気で」ニコニコ ホロ「わぅっ!」 ホロの飼い主も決まり、一安心で帰路に着こうとする京太郎 だが、彼は気づいていなかった いつの間にか鶴賀のメンバーが一人減っていること そして、自分が乗る新幹線の後部座席―― そこに…… 【新幹線内】 京太郎「ふんふ~ん♪」ドサッ トコトコトコ ストンッ __ _ . .. /. .ヽ .ヽ /. .∨ . /. ヽ .∨ . i ヽ |ヽ 、 } | | .\ 卞 广ヾf | ', { 七卞、 .从ィf斧ミ| | |\ ム ィf斧 ヾ `∨ソ ! ! | | |iヽ . Vソ i| | | . l /| i ∧ ' , i| | i . . //| ト、 込 `゚ il ィl | / | // ′ | ヽ ≧=- zi| ,从 /| i ! // } | /'´ ̄ /. .{ーi|/. 〃 L ノ ノ / | .∨ { /.i. 「. ノ} /. .彡. '⌒ヽ ∧ } } i. . ヾ. . . . . . . . . ./ '⌒\ / / / {. . . . . . . . . . . . ./ / / / ー--==彡'/ ′ } /./ // { ′ / ′ 、 { / ∧ { __ } r勹r勹r勹} 桃子「……」クスッ 京太郎「ゆ~うぐ~れ~の♪ かなぁ~たから、し~んき~ろ~ぉ♪」シャカシャカ なにやらとんでもないものをお持ち帰りしているということに つ づ く 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 01 14 12.86 ID 4tt9OnB+o [8/10] 【お ま け】 ~アクセル1~ 竜華「……出番、無いなぁ」ゴロゴロ 煌「まぁ、たまにはいいじゃないですか」クスクス 久「固定が決まってる人はいいわよねー。こちとら生き残りサバイバルしてるのよ?」 霞「そうね。ほんの少しフラグ建てるのだって一苦労」 ソウダソウダー! スコシハキヅカエー! コッチニマワセー ムシロキョウタロウクンヲマワシタイ 竜華「そうは言うても、需要あらへんのが悪いんと思うんよー」ゴロンゴロン 透華「まぁ!! それが本音ですのね!?」キィーッ! はやり「竜華ちゃん、それは酷いよ☆」 菫「全くだ。ヒロインというものはもっとこう、周りに気を配って……」 宥「あの、弘世さんが言っても説得力が……」 玄「皆無なのです」 菫「!?」 霞「まぁ、そうなるわね」 明華「反面教師……ですね」 菫「馬鹿な。この私が……」ワナワナ 久「とにかく! もっと京太郎君といちゃいちゃさせなさいよ!」 煌「概ね同意ですっ!」キラッ 竜華「そっちこそ本音が大概やん」 ウルセー! センソウジャーイ! ドルゥゥゥン! トゥットゥルー! 美穂子「……平和、ですね」ポケー 今日もアクセルガールズは元気です カンッ! 649 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 01 26 07.23 ID 4tt9OnB+o [9/10] 【おまけ 2】 ~新幹線内~ 京太郎「どうだっていいよ~♪ 気の向くままに生きてるんだ~♪」 ジィーッ 桃子「ふふっ……」ニマニマ チョンチョン 桃子「ん?」クルッ / / i ヽ / / ./| | ヽ . / i | | | |ヽ . i i i ′ | i. ./| | | | i .| | .| | / | | |i |‐|‐ト |i 斗‐|┼ i .| .| |. / /|八 |八 |_.レ'.._| 八/__.}/∨}/ | | 厶イ | ヽ{{ 午不か}/ 午示下}. | | | | 弋__ソ 弋__ソ レ' | | |ハ /| | | |ヽ} ' /´| | | | 人 _ /. .| | | /i | | ` ._ ィ i .| i. .| {/.人{ |/} 厂} ー .{ア}_l_ | i . ′ ,. -‐乂¨ ̄{¨ ¨} ¨八/}/ r<. 、 | | >、 照「おい、新入り。順番守らんかいごるぁー」 桃子「へっ?」キョトン 照「京ちゃんの追っかけ、舐めてるの?(照だけに)」 淡「そうだそうだー」 咲「そうだよ(便乗)」 姫子「そげんことも分からんと?」 泉「いっぺん死んでみるか? お?」シュッシュッ 恭子「あぁ~♪ 今日も京太郎君はええ男やわぁ……//」デレデレ 洋榎「抱いてぇーな! 先っちょだけ! 先っちょだけでええねん!!」 健夜「精●ください! ●子ください!」ドゲザッ 怜「死ぬ前に――せめてその胸の中に……」ゲボァッ! ゾロゾロゾロ ワラワラワ ファン×100「「「「順番守れ」」」」 桃子「きゃああああああああああああああ!!?」 ~~~~~~~~ 桃子「はわっ!?」ガバッ い、今のは――? 京太郎「だからロンリロンリー♪ 切なくて~♪」シャカシャカ 桃子「ゆ、夢……?」ホッ よかった、ただの夢だったんすね…… コソッ 照「……」ニコォ カンッ 670 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 18 17.18 ID ysz4uuzjo [2/11] 【ブレイド 収録スタジオ】 ガヤガヤガヤ ウェーイ! 京太郎「んーっしょ! 今日はこんなもんか」グググッ トタタタッ 一「京太郎くーん!」 京太郎「あ、一さん」ヌギヌギ 一「あれ、今日はもう終わりだっけ?」 京太郎「はい。今回は出番少ないので」キガエチュウ _ r---、 ―--,´=、‐ .、 ,..〉 、_/7-´ 〉_ \ , ' {_,..ィ⌒\--、 } \⌒\ _,/ / /| / ∧ T' | ヽ_ ,. ´ {{ | 从{⌒从 { }'⌒ハ l | ` 、 r"´ , ∧l从ィ斧ミ `ィ斧ミ| | l |、 `ヽ、 、 く / / /} Vり Vり | |从 } ヽ ノ `、 `{ イ 叭 . . '__ . ☆| | / / 、 j八 { ゝ ゝ ' ..ィ| / / , \ \ 〉r、__` iー ´l .、/ イ7' / 、 { . /r-' _,} / ./ / \ 、〉、 { / .イ ' , ´ ∨ r/、_.-{/ | / / o/>-、ー o ∨ { イ .. .. ∧ { /イ ´ 乂\ 〉 〈_,. | `Tノヽ 乂| ,{_〉ノ , | / l | ′ {! . / . rく _〉-, 7<>、=r=ミ、=、< >∨ __,r ┴´ / ー'乂_ンー' .、 `ー┴、 「/ ̄/イ⌒Y⌒ヽ/⌒∨⌒\´ ¨7 ⌒´{´ ̄∨,-- l_{/⌒´ ̄\_〉イ | , | , . { '.___,{ , | | | | 一「ふーん。今日はボクもこれで上がりなんだよね」チラチラ 京太郎「へぇ、奇遇ですね」ニッコリ 一「うん。すごいよねー、奇遇だよねー」ニコニコ シーン 京太郎「……」 一「……」 え? なんなのこの間? 俺にどうしろって……? 選択安価↓3 1 食事に誘う 2 他の人と用事があるんだっけ? 3 ちょっとからかってみる 674 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 30 34.20 ID ysz4uuzjo [3/11] ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「それじゃあ、食事でも行きます?」 一「おぉっ! 話分かるじゃん!」エヘヘ 京太郎「ちょうどお腹も空いてましたし」 今日は付き添いの竜華さん達もいなかったから、ちょうどいい 一人で帰るのも寂しいからなぁ ガヤガヤ ザワザワ タカイワさん「お、須賀君帰りかい?」 京太郎「あ、タカイワさん! 今日もありがとうございます」 タカイワさん「今度も頑張ってくれよ」ハハハ 京太郎「勿論っす!」ペコッ カエルカー モウコンナジカンカー ヌワァァンツカレタモォォォン ヤメタクナリマスヨォー 京太郎「お、他のスタッフもそろそろ帰るみたいだな」 一「ほら、京太郎君。早く行こうよ!」グイグイ 京太郎「あっ、はい!」トテテ んー、でも折角なんだから他の人も誘うべきじゃないか? 京太郎「……」 どうする? 選択安価↓3 1 ちゃちゃのんを誘うのじゃ 2 ちゃちゃのんも誘っちゃるけぇ 3 ちゃちゃのんがええのぅ 4 咏 5 憧 6 えり ゾロ目だった場合は ちゃちゃのん以外全員(無慈悲) 683 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 40 11.21 ID ysz4uuzjo [4/11] 京太郎「(誰かいないかな……?)」キョロキョロ とは言っても今日は憧も咏さんもいないし 後は―― トタトタ えり「ふぅ……どうして私が老けメイクなんか」ズゥーン 京太郎「お!」 針生アナだ そういやあまり話したことないんだよなぁ 京太郎「あの、針生アナ!」 えり「ん? 須賀君、何か?」 一「きょ、京太郎君?」 京太郎「これから俺と一さんで食事に行くんですけど、針生アナもどうです?」ニコッ えり「え? いや……(最近お財布厳しいしなー)」ウーン 京太郎「……」 んー、なんだか渋ってるっぽい どうにか誘導できないものか えり「今日は、その」 一「ほら! こう言ってるしボク達二人で行こうよ、ね?」グイグイ 京太郎「針生アナ……」ボソッ えり「!」ビクッ 京太郎(容姿S)「ダメ、ですか?」ウワメヅカイ キラキラキューン えり「行きます」ギュッ 京太郎「わーい!」 一「……ケッ」ペッ 監督「うんうん、いいよー! もう一回行っとこうかー」ニコニコ いちご「な、なんでちゃちゃのんだけ……」シクシク 監督「……(可愛い)」ホッコリ スタッフ「(可愛い)」ホッコリ これがきっかけとなり 作品内での橘イチゴの扱いが酷いことになるとは誰が想像しただろうか ※ 全てスタッフの愛です 京太郎「じゃあ行きましょうか」 えり「……こんな年下の子に、不覚」ズゥーン 一「浮いたり沈んだり忙しいですね」ポムッ 684 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 49 28.85 ID ysz4uuzjo [5/11] 【スタジオ近く 街中】 ガヤガヤ マナイタダヨコレ! カナリマナイタダヨコレ! スッゴイマナイタ! クッ…… ウッウー! ドヒンニュウナノー 一「何食べに行く?」 京太郎「そうですね、何か希望とかあります?」 えり「いえ、特には……(えーっと、財布の中はひーふー)」ブツブツ 京太郎「一さんは?」 一「なんでもー。京太郎君は?」 京太郎「そうですねぇ……」 ここは男としてビシッと決めなきゃな 京太郎「……」 桃子「高い所を選んで、奢るという手もあるっすよ」ボソボソッ 京太郎「!?」バッ ガラーン 一「どうかしたの?」 京太郎「いえ、今声が……?」 気のせい、か? 桃子「安いところを選んで気遣いアピールも無難すね~」スゥゥゥ ガバッ 京太郎「!?」キョロキョロ なんだか分からないが、天のお告げか? とにかくこれを活かさない手はない! 桃子「……」ニマリ クスクスクス 選択安価↓3 1 牛丼屋 奢り難易度 10 2 レストラン ニ・リュー 奢り難易度 30 3 高級レストラン 一龍 奢り難易度 50 4 超絶高級料理 ト・リ・コ 奢り難易度 70 ※奢り難易度は次の判定で合格最低値の事です 688 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 59 29.45 ID ysz4uuzjo [6/11] 【高級レストラン 一龍】 デデドンッ! 京太郎「ここです」バァーン 一「うわぁ……すっごいおっきい」 えり(石化)「」ピキッ 一「なんか超ゴージャスなとこなんだけど?」 京太郎「実は透華さんに教えてもらって、一度来てみたかったんです」 一「へぇ、とにかく入ろうよ!」 えり「あ、えと、その? 私お腹が――」 一「ほら、早く!」グイグイ えり「うぉえぁっ!?」ズルズル 京太郎「……それにしても大きいなぁ」 スタスタ 女将「おやまぁ、若い子達じゃな」 京太郎「三人、大丈夫ですか?」 女将「構いやせんよ。ほら、今日は空いとるから」 ガラガラ 女将「この部屋でどうじょ」 京太郎「ありがとうございます(このおばあちゃんすっげー腰曲がってるな)」 一「うわーメニューもたくさんあるよ!」 京太郎「へぇ、どれどれ」 捕獲レベル……245? なんだこれ、よくわからんけどとにかく美味けりゃいいや えり「」ガタガタガタガタ 京太郎「えりさん? 決まりました?」 えり「うぇっ!? いや! お、おぉ、うーん、そ、その!」 一「え? 八王?」 京太郎「あ、この八王のフルコースですか」ニッコリ えり「は?」 一「うわぁ、時価だって。すっごく高そう!」ビックリ 京太郎「流石針生アナは大人ですねー」ウヒャー えり「」 ガラッ 京太郎「すいませーん、この八王のフルコースで」 女将「はいはい」シュタタタッ 京太郎「(むっちゃ機敏だ……)」スゲェ えり「」カチコチ
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ジュンイチロー「君はこの国の行く末を担う魂があるかね?」 京太郎「俺は……俺は……」クッ… ジュンイチロー「よろしい。決心がついたらまたきなさい」 京太郎「くそっ!」 ダッタッタッ! 京太郎「ハァ……ハァ……」 京太郎「逃げてしまった……」 京太郎「俺は……どうしたら……」 ?「そこにいるの……京ちゃん?」 京太郎「……! ……咲……か?」 咲「どうしたの京ちゃん? 汗びっしょりだよ?」 京太郎「……ああ、ちょっと走ってきてな。それより咲こそこんな時間にどうしたんだ?」 咲「うん。部室の掃除してたら遅くなっちゃった。今から帰るところだがから、一緒に帰ろ?」 京太郎「ああ、そうだな……」 トボトボ・・・ 京太郎「なぁ、咲」 咲「何? 京ちゃん」 京太郎「今、幸せか?」 咲「うん? いきなり幸せかって、何?」 京太郎「うーん……、例えばさ、戦争も何十年もしてないし、コンビニ行けば食べ物はあるし、麻雀大会も毎年開催されてるじゃん」 咲「そうだね」 京太郎「そういうのが、普通じゃなくなったらどう思うかなって」 咲「それは嫌だな……] 咲「麻雀部のみんなと遊べなくなっちゃったら困るし、麻雀大会が無くなったらお姉ちゃんと和解できなくなっちゃうかも」 京太郎「そうだよな……」 咲「でもね、京ちゃん……」 京太郎「ん?」 咲「もしも……、もしもだよ?」 京太郎「もしも?」 咲「京ちゃんが何もいわず、どっか行っちゃったら、もっとやだな……」 京太郎「咲……」 咲「なーんて! わかってるのにね。京ちゃん、いつだって私たちの知らないところで何かしてきてくれたのに……」 咲「いまさらわがまま言えないよね」 京太郎「ごめん……」 咲「ううん! いいの! でも、約束して」 京太郎「約束?」 咲「必ず、帰って来るって……」 京太郎「……おう!」 京太郎「必ず、咲の元へ帰ってくる!」 咲「……約束破ったら絶交だからね!」 京太郎「ああ、心配するな!!」 咲「じゃあ、また、学校でね……」 京太郎「ああ、またな……」 咲「ぐすっ……」 タッタッタ…… 京太郎「咲……元気でな……」 次の日…… 京太郎「衆議院議員に立候補いたしました須賀京太郎です! よろしくお願いします!」 ザワザワ… ザワザワ…… 「あれ、まだ高校生じゃない」 「あんな若造が国を動かせるものか!」 ブルルルルル…… ジュンイチロー「これが須賀君の出した答えか」 タロー「あっはっは……これは一本とられましたな! して、これからどうすます?」 ジュンイチロー「決まっている!」 タロー「はて?」 ジュンイチロー「公職選挙法、改正だ!!」 「賛成多数! よって法案は可決! 衆議院議員の被選挙権が25歳から16歳に引き下げられました!」 タロー「これで後戻りはできねぇな」 ジュンイチロー「ああ、これがどうころぶか私にもわからん……」 『本日は被選挙権が引き下げられたことにより、にわかに注目を浴びだした人物、須賀京太郎さんにお越しいただいております!』 京太郎『どうも、お招きいただきありがとうございます』 傀「ご無礼、ロンです」 「ああ! 飛びやがなぁ……」 傀(須賀……京太郎か……) 『なるほど……それが選挙公約ですか』 京太郎『はい、未曾有の危機にはこれで対処するしかないと考えます』 哲「ツモ。倍満だな」 「クソッ! もうお前とは打たねぇよ!!」 哲(須賀京太郎……覚えておくか) 『しかし党を立ち上げするには党員が足りないのでは?』 京太郎『もっともな質問です。では、少しよろしいですか?』 アカギ「ククク……ロンだ。聞こえなかったのか?」 「ああ……俺の……金……」 アカギ(須賀京太郎……) 「あ、何を!?」 京太郎「俺と一緒にこの国を! 日本を変えていける!! それだけの雀力を渇望する若者を! 我が党で募集しますっ!!!」 タロー「あちゃー……。やっこさん、本気ですぜ」 ジュンイチロー「くっくっく……。これを幹事長に出しておいてくれ」 タロー「えっっ!? これは……離党届!?」 ジュンイチロー「俺も心は若いつもりだ」 タロー「おいおい、一人でいっちまうつもりですかい?」 ジュンイチロー「まさか!?」 タロー「俺も、既に持ってきちまっているのよ!」 こののち、京太郎陣営にはジュンイチロー・傀・哲・アカギといった名だたる雀士たちが集まる…… しかしここで逆風が吹く!! 朝日『須賀京太郎氏の発言からは軍靴の足音が聞こえる』 毎日『須賀京太郎氏は高校時代に女5人男1人の麻雀部に所属しており、変態プレイにいそしんでいたようである』 京太郎を危険視した政財界からマスコミを使って圧力がかかったのだ!!! 「戦争反対!!」 「京太郎はSS速報に引きこもれ!!!」 「百合を汚すな!!!!」 ザワザワ… ザワザワ…… 京太郎「やれやれ、ひどい言われようだな」 哲「で、部活ではハーレムだったのかい?」 京太郎「そんなわけないでしょ!」 ジュンイチロー「しかしこのままではまずいことは確かだ」 京太郎(くっ……どうしたらいい……?) そのころ白糸台 パシャパシャッ!! 照「みなさん、応援ありがとうございました!」ペコッ 照「……」チラッ 菫「……」コク 照「実は今日、みなさんにぜひ伝えておきたいとがあります」 ザワザワ…… ザワザワ…… 「いったいなんだ?」 「チャンピオンが私的なことを伝えるらしい」 「どんなことを言うんだ!?」 照『それは、衆議院議員立候補者の須賀京太郎氏のことです』 照『世間では部活を利用しハーレムプレイをしていたという悪評がたっておりますが……』 照『それは根も葉もない噂です』 京太郎「こっこれは!?」 ジュンイチロー「どうやら神風が吹いたようだ」 哲「ほとほと悪運が強いようだな」 照『その証拠に、私の妹が、京太郎氏のいる麻雀部に所属しております』 咲「お姉ちゃん……お願い、聞いてくれたんだ……」グスッ 久「さあ、私達の方にも取材がくるから忙しくなるわよ。和は写真映りもいいし、取材も慣れてるんだからしっかりね」 咲「和ちゃん、お願い!」 和「ふぅ……咲さんの頼みなら嫌とは言えませんね。それに事実を言うだけですから」 『では須賀氏は雑用を一人で引き受けておられたと』 久『ええ、悪いとは思ったけど、夏合宿の買出しもお願いしたわね』 和『それでいて夏合宿には行ってませんでしたよね』 『それはちょっと……ひどいのでは……』 咲『あはは……ごめんね京ちゃん』 久『でも須賀君は一人だけ全国大会に出られなかったから、サポートさせてほしいって自分から志願したのよ』 『なるほど……須賀氏は随分献身的な方なんですね……」 「応援の電話がじゃんじゃんかかっています!!」 ジュンイチロー「これで世論はこちらに傾いたな」 京太郎「みんな……ありがとう……」ポロポロ…… 照『最後になりましたが、我々白糸台一同は須賀京太郎氏を応援しております』 『おお! チャンピオンが応援していると!!』 『明日の一面は差し替えだ!!」 龍門渕家 透華「あんなに目立ちくさって~~~!!! ハギヨシ!!」 ハギヨシ「はっ」 透華「すぐに須賀京太郎に連絡をいれなさい! 選挙資金はこの龍門渕透華が全面的にバックアップしますと!」 ハギヨシ「すぐに」 ハギヨシ(よかったですね、須賀君) 一「ああ~、また透華の悪いところがでちゃったよ」 純「いや、今回のは慧眼じゃねーの? 流れはあいつに吹いてるしな」 智紀「うん……ネットでは絶大な人気……。同情票も含めたら凄い比率になる」
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穏乃「アレ?なんか卓が綺麗になってる」 京太郎「ああ、こないだメンテナンスついでに細かいとこまで綺麗にしたんだ」 憧「椅子もなんかふかふかなんだけど……」 京太郎「少しクッション代えただけだぞ?」 玄「アレ?ここの未整理の牌譜……」 京太郎「そこのファイルに整理して入れときましたよ」 灼「学校に出す報告書は……」 京太郎「軽く書いたんで確認お願いしていいですか?」 宥「これ……カイロ?」 京太郎「余ってる奴ですけど、持ってきました」 憧「ねぇ……うちらかなり京太郎に助けてもらってない?」 穏乃「うん……」 玄「細かいところまでやってくれるよね」 灼「雑用とかほとんどやってくれてるし……」 宥「あったかい人だよね……」 穏乃「……よし!みんなで京太郎に何かしてあげましょう!!」 憧「何かって……お礼とか?」 穏乃「そう!普段色々やってくれるし、癒してあげたりとか!」 玄「いいね!」 灼「異議無し……」 宥「さ、賛成~」 憧「でも、何やるの?」 穏乃「実は山にとっておきの場所があってね!」 憧「却下。良い景色かもしんないけど、疲れさせてどうすんのよ」 穏乃「むぅ……いい考えだと思ったんだけどなー」 玄「じゃあ、うちに泊まってもらおうよ!サービスするよ!」 宥「玄ちゃん……今の時期は忙しいし、無理だと思うよ?」 玄「うぅ……癒されるのに……」 灼「癒し……普通に部活休みにする?」 穏乃「そうすれば無理やりでも休ませるってことですか?」 憧「でも、この卓とかこないだの休みにやったって言ってたし、休みにしても来そうじゃない?」 灼「む……むずかし」 宥「あ、あったかいもの送るとか、どうかな?」 穏乃「……すいません、今の時期はちょっと」 灼「まだ夏……」 憧「癒しねぇ……」 穏乃「何か思いついた?」 憧「……マッサージとか?」 灼「マッサージ……」 玄「憧ちゃんがマッサージ……」 穏乃「憧のマッサージ……」 宥「…………なんか、やめとこうか」 憧「うん……言いだしといてなんだけど、なんか無いわ」 ガチャ 晴絵「あれ?みんな集まって何してんの?」 灼「ハルちゃん」 穏乃「実は……」 説明中 晴絵「なるほどね……いい心がけだわ」 憧「でも、実際に何するのがいいか決まらないのよねー」 宥「赤土先生、何かありませんか?」 晴絵「そうだな……それじゃあ昔友達が実際にやった奴を教えよう」 穏乃「おお!さっすが!」 玄「それで、どういうのなんですか?」 晴絵「まず……」 京太郎「俺だけ後で来いって……なんなんだ?何かやらかした覚えはないし」 ガラッ 京太郎「こんにちわ…」 穏乃「えいっ!!」ドンっ 京太郎「ごふっ!?」 穏乃「あ、勢い付きすぎちゃった……大丈夫?」 京太郎「し、穏乃?一体…」 憧「ちょっと!何やってんの!」 京太郎「憧?」 憧「そんな真正面から抱きついてさ」 京太郎「え?」 穏乃「え、えへへ……」ギュ 京太郎「お、お前なに抱きついてきて…」 憧「少し場所空けないとあたしが抱きつけないじゃない!」 京太郎「はい!?」 穏乃「あ、ゴメンゴメン」 憧「全く……ん」ギュ 憧「……悪くないわね」 穏乃「だよねー」 京太郎「お、おい2人とも?いきなり抱きついてくるなんて何を…」 玄「2人じゃないんだよねー」 灼「これが」 京太郎「玄さん、灼さん?」 玄「とーう」右腕抱きつく 灼「やー」左腕抱きつく 京太郎「な、なんですと!?」 京太郎(み、右腕におもちが!?) 玄「どうですかー?」 灼「駄目?」 京太郎「だ、駄目なんかじゃないです!」 宥「じゃあ、最後は私」 京太郎「え?後ろ?」 宥「ん……」背中抱きつく 京太郎(おもちが!?厚着の中でも確かな大きさと柔らかさを誇るおもちが俺の背中に!?) 宥「ど、どう?癒される?」 京太郎「へ?癒し?」 穏乃「赤土先生がね、男の人を癒すならとりあえず抱きついてみろ、って言うから」 玄「みんなで京太郎くんに抱きついてみました!」 灼「どう?」 憧「嫌だっていうんなら……離れるけど……名残惜しいけど」 京太郎「ぜ、是非続けてください!!」 京太郎(全方位から女の子が抱きついてくるなんてありがとうございます!!……アレ、でもこれ生殺しじゃね?) 晴絵「あ……あっちは好きな人をおとす方だったか……ま、いっか」 カンッ!!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343646963/ 京太郎「はい。オレ、みんなのために執事になりたいんです。ハギヨシさんみたいな」 ハギヨシ「執事になるのは難しいですよ。須賀様」 京太郎「大丈夫です。どんな修行にも耐えてみせます」 ハギヨシ「そうですか……わかりました。まずは濃厚至極なホモプレイからはじめましょう」 京太郎「ホモプレイですか?」 ハギヨシ「はい。執事になるためには老若男女問わず、すべての方におもてなしする必要があります」 ハギヨシ「そのためには、ホモプレイも必要なのです」 京太郎「わ、分かりました。男に二言はありません。始めましょう」 ハギヨシ「それでは攻めと受けを決めましょう」 京太郎「ハギヨシさんが攻めで」 ハギヨシ「かしこまりました。それでは須賀様こちらにお尻を向けてください」 京太郎「はい」 ハギヨシ「それでは、拝見させていただきます」ズル 京太郎「ハギヨシさん?」 ハギヨシ「……これは素敵な蕾をお持ちでいらっしゃいますね。つい、見とれてしまいました」 京太郎「ありがとうございます」 ハギヨシ「さて、味のほうはどうでしょうか」ペロッ 京太郎「うっ、ハギヨシさん。何をしているんですか?」 ハギヨシ「ほぐしているのです。須賀様は初めてでいらっしゃる。なので、最初に良くほぐす必要があるのです」 京太郎「そうですか」 ハギヨシ「はい。そして味見も兼ねています」ペロッ 京太郎「味なんてあるんですか」 ハギヨシ「もちろんです。須賀様の蕾は大変すばらしい」 ハギヨシ「こんなにも芳醇な香りと濃厚なコクを持つ蕾には出会ったことがありません」キッパリ 京太郎「それより、始めませんか」 ハギヨシ「これは失礼しました。つい、我を忘れていました。まずは、指でならしましょうか?」ニコリ 京太郎「は、はい」 ハギヨシ「そんなに緊張なさると入るものもはいりませんよ」ズプリ 京太郎「うっ!」 ハギヨシ「大丈夫ですか、須賀様?一度、抜きますね」ズポッ 京太郎「ひっ!」 ハギヨシ「やはり、この修行は須賀様には早かったようですね」 京太郎「だ、大丈夫です。ちょっと驚いただけで、続けてください」 ハギヨシ「分かりました。須賀様がそうおっしゃられるのでしたら、私も鬼になりましょう」 京太郎「お願いします」 ハギヨシ「いきなりになりますが、私の愚息を須賀様の中に入れます」 ハギヨシ「細心の注意を払い特性のローションを使いますが、よろしいですね」 京太郎「さぁ、来い」 ハギヨシ「いきます」ズプリ 京太郎「うあっ!(これが愚息だって……すごく大きい)」フルフル ハギヨシ「須賀様、力を抜いてください」 京太郎「む、無理です」 ハギヨシ「それでは、深呼吸を」 京太郎「スーハースーハー」 ハギヨシ「そうです。それではしばらくこうして慣らしましょう」 京太郎「大丈夫です。咲たちは今も一生懸命、特訓しているんです。それなのにオレだけ甘えてなんていられませんよ」 ハギヨシ「須賀様……。どうやら私は鬼になりきれていなかったようですね」 ハギヨシ「須賀様の覚悟、たしかに受け取りました。須賀様の覚悟に執事として精一杯答えたいと思います」フンッフン 京太郎「うっ、うっ」 ハギヨシ「須賀様、分かりますか?私の愚息が須賀様の中で動いているのを」 京太郎「はっ、はい。分かりますっ。ハギヨシさんのオレの中を進んだりしているのが」 ハギヨシ「それでは、次の段階に移ります。そのまま締め付けてください」 京太郎「締め付けるってこうですか?」キュッ ハギヨシ「そうです。須賀様はすばらしい才能をお持ちでいらっしゃる。私もつい出してしまいそうになりました」 京太郎「そうですか。ありがとうございます」キュー ハギヨシ「す、すばらしい締め付けです。ですが、ただ締め付ければ言い訳ではありません」 ハギヨシ「緩急をつけ、さらには包み込むことも大切です」 京太郎「緩急。そして、包み込む……。こうですか」 ハギヨシ「うっ!」ドピュッ ビュルルル 京太郎「(ハ、ハギヨシさんのがオレの中にっ!)オ、オレも」ドピュッ ビュルルル ハギヨシ「こ、これは失礼いたしました。須賀様のアヌスがすばらしくて、不覚にも須賀様の中に出してしまいました」 ハギヨシ「執事として、奉仕するものとして、先に出してしまうなんて……一生の不覚です」 京太郎「気にしないでください。ハギヨシさんがそんなに気持ちよくなれたなんて、オレ、うれしいです」 ハギヨシ「須賀様……。いえ、これからは最大限の敬意をこめて京太郎様と呼ばせていただいてもよろしいでしょうか?」 京太郎「そんなにかしこまらなくてもいいですよ。それよりもハギヨシさんのことを師匠って呼んでもいいですか」 ハギヨシ「京太郎様、こんな私を師匠と呼んでくださるなんて……。京太郎様は透華様に並ぶほどのお方です」 京太郎「そんな、オレなんてたいした人間じゃないですよ。それより、次の修行はなんですか師匠」 ハギヨシ「次は”口”です」 京太郎「口って具体的にどんな修行を?」 ハギヨシ「それは、野獣と化して昏睡レイプです」 京太郎「野獣と化して昏睡レイプ?」 ハギヨシ「はい、執事たるもの口で相手を昏睡させ、野獣と化しレイプできなければいけません」 京太郎「そうなんですか?」 ハギヨシ「はい、優しい京太郎様には酷かもしれませんが、これも修行です」 京太郎「師匠がそういうんでしたら、オレやります」 ハギヨシ「まずは白糸台先鋒の宮永照さんからやりましょう」 京太郎「宮永照って、たしか咲のお姉さんで白糸台のエースですよね」 ハギヨシ「よく、ご存知で」 京太郎「む、無理ですよ。そんな有名人にいきなりなんて」 ハギヨシ「いきなりでなければよろしいんですね?」 京太郎「えっ?」 ハギヨシ「いきなりでなく、段階を踏めばよろしいんですね?」 京太郎「どういうことです、師匠?」 ハギヨシ「私を練習に使ってください」 京太郎「師匠で練習?」 ハギヨシ「はい、京太郎様に自信がないのでしたら私で練習をしてから本番に臨むというのはいかがでしょうか?」 京太郎「師匠に対して野獣になんてなれませんよ!それにレイプだなんてそんな真似……」 ハギヨシ「いいえ、これは和姦です。私も望んでいるのですから、これは和姦です。京太郎様が心を痛める必要はないのです」 京太郎「(どうする)」 京太郎「分かりました、師匠お願いします」 ハギヨシ「それでは、やり方を説明します。まず、キスをします」 ハギヨシ「そして、相手ののどの奥に舌を入れると同時に相手の肺から酸素すべて奪うような感じで息を吸います」 ハギヨシ「これで相手を昏睡状態にします」 京太郎「そんなことが出来るんですか?」 ハギヨシ「京太郎様なら出来ます、それだけの才能を持っていらっしゃるはずです」 京太郎「それで野獣と化すにはどうすれば?」 ハギヨシ「それは、京太郎様の思うままに行動すれば、よろしいのです。それでは、練習しましょうか」 京太郎「はい。それじゃあ、師匠お願いします」 ハギヨシ「かしこまりました」 京太郎「師匠!」ガバッ ブチュ ジュルルルル ハギヨシ「ん!(見事です!京太郎様)」フッ 京太郎「師匠、師匠師匠」フンッフン ハギヨシ「……」ユラユラ 京太郎「アッーーーーーーーーー」ビュルルル ハギヨシ「……」ビクンビクン 京太郎「はぁ、はぁ、こうですか師匠?」 ハギヨシ「見事です。京太郎様」 京太郎「ありがとうございます、師匠。師匠は大丈夫ですか?」 ハギヨシ「お気遣いありがとうございます。私は問題ありません。さて、このまま、照様のもとへ向かわれますか?」 京太郎「そうですね……」 京太郎「師匠はどう思いますか?」 ハギヨシ「そうですね……私を初めて昏睡したとすれば、もうこの修行は終わりにしても良いでしょう」 ハギヨシ「それでは次の修行……デートにおける女性のエスコートの術を教授します」 京太郎「デート!」 ハギヨシ「はい、執事には女性をエスコートする能力も必要ですから」 京太郎「それで、誰とデートすればいいんですか?」 ハギヨシ「私です。京太郎様」 京太郎「師匠とですか?」 ハギヨシ「はい、私とデートをしていただいて、採点いたします。よろしければ、お好きな方に変身しましょうか?」 京太郎「えっ!そんなこと出来るんですか?」 ハギヨシ「もちろんです。執事ですから。いかがいたしましょうか?」 京太郎「それじゃあ……鶴賀の東横桃子さんで!」 モモヨシ「どうすっか~京太郎君」 京太郎「本当に変わった!!」 ハギヨシ「いかがでしょうか」 京太郎「戻った!!でもすごいですね師匠。そんなことが出来るなんて」 ハギヨシ「そんなことございませんよ。それより京太郎様。どこに向かわれますか」 京太郎「それじゃあ・・・」 京太郎(……おかしいだろ、この状況。なんで、見た目美少女の師匠が男湯のサウナで足に鍵をつけているんだぞ) 京太郎(しかも裸で。たしか、ここは公共の場だよな?他の人は気づいてないのか?) モモヨシ「どうかしたんすか?京太郎君、なんで黙ってるんすか?」 京太郎「師匠、なんで誰も気づいてないんですか?」ヒソヒソ モモヨシ「それはですね~。私が変身している東横様はとても影が薄いそうで、ステルスモモと呼ばれてるらしいっす」 モモヨシ「ですから、私が変身することで東横様の能力を強化再現してるんっす」 京太郎「そうですか。しゃべり方とかもまねてるんですね」ヒソヒソ モモヨシ「もちろんっすよ。変身する以上は完璧に変身しないと気がすまないんっすよ」 モモヨシ「それで、京太郎君はこの後、どうすんっすか?」 京太郎「オスプレイですかね」 モモヨシ「オスプレイっすか。いいっすよ。どこでやります?」 京太郎「そうだな……」 京太郎「ここでやりましょう。師匠」 ハギヨシ「ここは、竹井様のご自宅のお隣ではないですか」 京太郎「そうです。ここは部長が住む部屋の隣の部屋。がんばってる成果を部長に少しでも知らせたいんです」 京太郎「だから、ここを選びました」 ハギヨシ「そうですか、京太郎様。私、感動しました。なので、私も全力を持ってオスプレイしましょう」アッー 京太郎「師匠!」 ????「京太郎様、私のことはただ、ホモヨシとお呼びください」 京太郎「ホモヨシ?」 ホモヨシ「はい、私はただ京太郎様を愛する、京太郎様のための存在、ホモヨシでございます」 京太郎「でも、オレはおっぱいが好きなただの男子高校生ですよ。それでもいいんですか師匠?」 ホモヨシ「かまいません。京太郎様がどなたを愛されようとも、私の想いは変わりません」 ホモヨシ「ですから、師匠などと呼ばずにホモヨシとお呼びください」 京太郎「でも、それじゃあ、師匠……いや、ホモヨシさんの気持ちはどうなるんですか?」 京太郎「ホモヨシさんはそれでいいんですか?報われないんですよ!それに、あなたが仕えてる龍門渕家は?」 ホモヨシ「京太郎様!たしかに、龍門渕家にはご恩があります」 ホモヨシ「それでも、今このときだけはあなたとオスプレイできればそれでいいのです。 ホモヨシ「ですから、京太郎様、私とオスプレイしてくれませんか?」 京太郎「ホモヨシさん……」 京太郎「ホモヨシさんはそんなにもオレのことを想ってくれているのに、オレは……オレは……なんて最低な奴なんだ……」 京太郎「分かりました、ホモヨシさん。あなたとオスプレイします」 ホモヨシ「ありがとうございます……。京太郎様それではお願いします」 京太郎「京太郎で……いいぞ。ホモヨシ」 ホモヨシ「分かりました、京太郎」 ――――――隣の部屋―――――― アッー 久「あら、この声はたしか……」 おしまい
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768 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 22 47 59.78 ID tlCwCQNWo [11/18] 咲「あ、京ちゃん♪」トテトテ 京太郎「咲、どうだった?」 咲「うん。楽勝だったよー、ガント一発で引退だなんて」クスクス 京太郎「ま、所詮Cランクアイドルだしなー」ドサッ ガチャッ 血濡れの照(E:ナタ)「ただいまー」テクテク 京太郎「お、照。おかえり」ナデナデ 照「んふー♪ ちゃんと仕留めてきたよー」エヘヘ 京太郎「それ、誰の血?」 照「えとね。ちょ、待てよ! の人」 京太郎「ぶっ、似てねぇー!」アハハ 咲「あはは、顔は似てるかも!」アハハハ ガチャッ 優希(E:日本刀)「戻ったじぇー」トテトテ 京太郎「お、今日は焼いてきたのか? 前回の虚無はどうした?」 優希「あれは飽きたじょ。ただ消すだけなんてつまらーん!」トテトテ 京太郎「そっか。まぁ、お前は技が腐るほどあるし、好きにやれよ」ギュゥゥ 優希「え、えへへっ♪」 咲「もう、京ちゃんたら甘いんだから。私も今度は使い魔使っちゃおうかなぁ」ホンパラパラ ガチャッ 久(E:日本刀)「あー疲れたー」 優希「お、部長も獲物だじぇ!」 久「あら、かぶっちゃったの? つまらないわねー」 京太郎「相変わらず謎の格好ですね。そのジーンズにTシャツ」 久「これが一番やりやすいのよ。バッサバッサ切れるしね」ニッコリ 京太郎「あはは、そうなんですか?」 ガチャッ 透華「ふぅ、大罪武装は疲れますわ」 京太郎「よ、透華!」プニッ 透華「ひゃっ!?」 京太郎「相変わらず大きくならねぇなぁ」フニフニ 透華「もう、デリカシーがありませんわね」クスッ 772 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 22 56 46.69 ID tlCwCQNWo [12/18] 京太郎「そういや竜華は?」キョロキョロ 咲「事務所組はみんな海外制覇中じゃないの?」 京太郎「ああ、そういやそんなこと言ってたな」ポンッ 久「私だけ居残りなんて寂しいわー」ツンツン 京太郎「とてもそうは見えませんけど」プニプニ 久「ひゃんっ、もう……分かってるくせに」ギュッ 透華「あの、私も留守番でしてよ」ビキビキ 照「シャワー浴びなきゃ」 優希「血なまぐさいじぇ」 ガチャッ まこ「なんじゃ、まだ着替えとらんのか」 京太郎「まこさん!」 まこ「……京太郎、なぜわしだけいつもさん付けなんじゃ?」 京太郎「あ、え? えと、その……//」ポリポリ 透華「ホント、妬けますわねぇ」 久「とっととくっつけばいいのに」ハァ まこ「? とにかく、そろそろ準備せんか」ペチッ 京太郎「はいっ! たく、乾く暇もねぇなぁ」ブツブツ シュルッ パサッ ギュッ 京太郎「よし、いっちょやりますか!」スタスタ 久「今度の相手は強敵よ?」 咲「まぁ、京ちゃんが負けるわけないけどね!」 優希「当然だじょ」フンス 照「油断大敵、頑張って」 京太郎「ああ、行ってくる」スタスタ ガチャッ バタンッ 今思えば、俺がアイドルを目指そうとしてから数年以上が経った あの日、社長の提案を受け……俺達は力を求めた 誰にも邪魔されないチカラ、誰をも従えるチカラ 今この世界に、俺を認めない人間はいない だが、まだだ 京太郎「まだ俺は頂点に立っちゃいない」カツカツ まだ強く 今よりも、もっともっと強くなって―― もはや俺に逆らおうとする存在すら……いなくなるほどに強くならなければいけない 774 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 07 52.84 ID tlCwCQNWo [13/18] 恒子「それではいよいよメインイベントです!! 選手入場ォォォオ!!」 ~アイドル名【奪還 運び屋】~ 邪眼使い「さっさと終わらせんぞ」 雷帝「はーい♪」 ジャッカル「……」クス ~アイドル名【LEVEL5 With 幻想殺し】~ 白もやし「くだらねェ……」 冷蔵庫「なるほど、よほど愉快なアイドルになりてぇと見える」 ハチマキ「根性だぁぁぁ! うぉぉぉ!!」 ウニ頭「不幸だ」ズーン ~~アイドル名【吸血鬼とその愉快な戦争相手】~~ 旦那「楽しみだ、実に、実に楽しみだ……」 神父「エェェェイメェェェェン!!」 少佐「諸君、私はアイドルが好きだ」 ザワザワ 恒子「そして、皆さんお待ちかねのー!!!」 ドォォォンン!! \キャアアアアアア!!/ \スガサマァァァァ!!/ 京太郎「さぁ、始めようぜ!!」ニィッ .......ヽ/...............................| ,. ´ ̄ ̄ ` 、__ー‐´...................................ハ / , / /⌒Y、...................................../ ', / / , / ̄\ ヽ........................./ } / / | ハ . | | i 、 \__ }................../ \ . i / ..| | | | | |、 i {` ̄ ヽ__../ | ヽ | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i ヽ | 、 | | |ィ弌示ミ{从 /-}/-ハ| i ヾ、ヽ ', | } !. r| i.|{ Vzり ∨ __、 ! l |\、i , 、 从从爻/////// | i、i、 ゙, 、  ̄`ヾ イ |、_ \ ', | ∨///////////////≧i ' ,' λ i.`ー-ヽ ' | \///////////////ア ,.-‐‐┐ ,'イilリ `、| , | }\////////////ハ ヽ { `V ., リレi ` , ! l ア////////////ーヽ `ー‐' .,' ヽ | ////////////////乙> . _ ////乙 \ ! 彡////////////////ア ///////////彡 \ | | {////////////// ̄', 从<////////>─ァ 、 \ | | ∨///////////{..........マー‐ヽ...........<///{ // ヽ__/⌒)、 ̄ ヽ | | ////////////ミ.........ト {.................///.ゝ { { (三( /´ )、 \ ヽ 彡////////////{..........|  ̄\.........//////> 匕 ` 斗 、 | )、 ィ 、 \ } //////////// {..........! ヽ_/////////Z、 { イし'し'! {三三ニ心 \ ノ ノイ八l////////∧.........|\ ヘ  ̄ ̄|//く ヽ ヽ ー' 弌ソ | ノ' ヽ////////∧......l \ ',.............l///ミ , \ } | 从///////∧....|\ \ 八...........|//爻 l、  ̄ヽ ̄ ̄ ̄/! | \//////∧.{ ヽ Y ヘ........|//ハ ヽ }ヽ / | | \/////∧ \ }.......l//从 \ ト、 Y / | ハ 从/////| \ | |........|//ミ ヽ ! / /、 ', / } 川////| \ ノ |........|从 __ >‐ |' /、 ヽ, 京太郎「俺達のステージを!」 782 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 14 43.80 ID tlCwCQNWo [14/18] ~~数日後 事務所~~ 竜華「全く、無茶しすぎやで」ナデナデ 京太郎「あ、あははっ……バケモンっているんだなぁ」ズキズキ 竜華「でもま、よく頑張ったやん」ギュゥー 京太郎「はい。でも、俺の戦いはこれからだから」 そう、俺の戦いは終わらない 例え日本で一番になっても 世界で一番になっても 宇宙で一番になっても まだまだ俺の戦いは続く 京太郎「でもまぁ、こうして竜華の膝枕で寝てると――」フアァァ 竜華「なんやの?」 京太郎「なんだか、どうでもよくなった」クスッ 竜華「……あほ」ペチッ 京太郎「あははっ」 だけど、こんな日常こそが俺の追い求めていたものなのかもしれ―― ~~現在~~ 京太郎「てなことになっちゃいますよ!!!」クワッ 社長「……えー?」 竜華「というかいきなりなんなん?」 京太郎「え?」 久「いきなり喚き出してどうしたのよ。まだ社長は何も行ってないのに」 京太郎「あ、あれ? でも今物理的にライバルを消すって……」アセアセ 一同「???」 煌「京太郎君、疲れてるのかな?」 京太郎「あ、あれ? え、えぇ?」オロオロ 社長「あー、続けてもいいかね?」 京太郎「あ、はい」 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 20 30.00 ID tlCwCQNWo [15/18] 京太郎「おっかしぃなぁ、ED回収……」ブツブツ 竜華「それで、いいアイデアってなんなん?」 社長「うむ。だが先程も言ったとおり、これは諸刃の剣だ」 久「諸刃の剣……」ゴクッ 京太郎「でも、それしか道はないんですよね?」 社長「……現状ではね」 京太郎「なら、やるしかないですよ!」 煌「そうですね。それしかないなら」 霞「……」 社長「分かった。では話そう」 一同「……」ゴクッ 社長「その方法とは――」 選択安価↓3 1 とにかく実力をつけまくる!! 2 他のアイドルに出来ない仕事をこなす!! 3 物理的に他アイドルを仕留める 790 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 29 01.59 ID tlCwCQNWo [16/18] 社長「とにかく実力をつけまくるんだよ、君ィ!!」バァァーン 京太郎「え?」 竜華「それってどういう……」 社長「つまりだね、他のアイドルの妨害を跳ね除ける強靭なステータスを身に付けるということだよ」 久「へぇ、いいじゃない」 霞「確かに、現状でこのポテンシャルならすぐにカンストできそうだわ」 はやり「でも、今よりレッスンを厳しくしたら仕事ができなくなっちゃうよ☆」 社長「うむ。私が心配していたのはそこなのだよ」 京太郎「え?」 社長「つまり、君はこれからステータスが一定を超えるまで仕事ができなくなるのだよ」 京太郎「!!」 竜華「つまり今レギュラーを持っとる、仮面ライダーとナンジャだけやな」 宥「ソルサキはもう終わるもんね」 社長「これらは妨害によって降ろされる心配の無い仕事だし、問題ないだろう」 久「だけどそれ以外は必ず入るでしょうね」 京太郎「……」 竜華「短くても数ヶ月、長くて数年は耐えることになるやろうなぁ」 透華「本当に大丈夫ですの?」 京太郎「お、俺は……」オロオロ 選択安価↓3 1 やります!!! 2 ちょ、ちょっと待って欲しかったり 795 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 37 04.26 ID tlCwCQNWo [17/18] 京太郎「やります!!」クワッ 一同「!?」 竜華「……本当にええの?」 京太郎「はい。元々、そんなに色々な仕事はできませんし」ポリポリ 透華「残念ですわ。色々と仕事を用意していましたのに」 京太郎「すいません! でも、絶対にすぐに実力を付けてみせますから!」 煌「うん。そしてそれは貴女達にかかっていますからね?」 菫「当然だ」キリッ 宥「頑張る!」 玄「私がいれば大丈夫!」 霞「ま、なんとかなるかしら」 明華「善処しますね」ニッコリ はやり「勿論、トップアイドルにしちゃうよ♪」 久「これでもう、引き返せないわよ」 京太郎「はい」 竜華「……(本当に大丈夫やろか)」ギュッ 美穂子「若ならきっと大丈夫です!」 久「そうね。頑張りなさいよ、京太郎君」ポンッ 京太郎「よぉーし! 燃えて来た!!」メラメラ こうして、俺はまた修行に身を置くことになる 真の実力を身に付けるその日まで…… 俺は戦い続ける ※ 仕事を選べなくなりました ※ レッスンを選べるようになりました 801 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 53 48.11 ID tlCwCQNWo [18/18] 顔、というものには好みがある 目が細い方がいい、目が大きい方がいい などなど、枚挙に暇がないほどの趣向が存在する しかし、それはあくまで低レベルでの争いの話だ ある次元――高みを超えた瞬間 美とは万物にとって平等のモノとなり そしてそれは薬にも―― 毒にもなりえる 【某所】 プレジデント「つまり、その日本の須賀京太郎が適任だと?」 部下「はい閣下。恐らく彼ほどの美貌、肉体を持つ者は世界に数人といないかと」カチッ パッ 京太郎の写真「」 プレジデント「ほぉ……これはいい」ニヤリ 部下「では、いかがしましょう?」 プレジデント「では、早速その少年を連れてきたまえ」 部下「ハッ!!」 プレジデント「……存分に役立って貰おうか。須賀京太郎」 その波紋は少しずつ……少しずつ 【北の国】 将軍「京太郎を拉致するのだ」 部下「ハッ!!」 【バチカン死国】 法王「連れてきなさい、その少年を」 部下「ハッ!!」 【窓のないビル】 ビーカー「ガボッガボボボボッ」ブクブクブク アロハサングラス「(何を言ってるか分からんぜよ……)」 【神聖ブリ●ニア帝国】 ロール頭「なんとぉ、あやつがぁ生きておったとはぁ……なぁぁぁんたる不覚!!」 お姉さま「くっ、なんとしてでも連れてこい!!」 部下「イエスユアハイネス!!」ビシッ 妹「生きていたんですね……」ホロリ 世界各地へと、響き渡っているのだった 807 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 06 30.89 ID BvIbE1Awo [1/12] 【会議室】 霞「……」ピッ プルルルルル 春『もしもし?』 霞「私よ、今大丈夫かしら?」 春『うん』ポリポリ 霞「……音、聞こえてるわよ」 春『知ってる』エヘヘ 霞「はぁ、まぁいいけど」 春『進展?』ポリポリ 霞「ええ、そうね。須賀京太郎は順調に育ってるわ」 春『……』ムフー! 霞「ふふっ、嬉しい?」 春『うん、嬉しい』ホクホク 霞「そうね、彼が成長すればするだけ嬉しいわよねぇ」 春『……?』 霞「あら、ごめんなさい。ちょっと、いえ、やっぱりなんでもないわ」 春『? どうかした?』 霞「……須賀京太郎は凄いわよね、非の打ち所がないくらい」 春『当然』フンス 霞「そうね、姫様にピッタリだわ。本当に」 春『勿論』フンス 霞「羨ましいわね。姫様はずっとずっと須賀君と一緒にいられるんですもの」 春『当たりま――』ズキッ 霞「……くすっ、どうかしたの?」 春『あ、えと……』 霞「姫様と結婚して、幸せな家庭を築いて、子供も出来て……」 春『あ……』ブルブル 霞「本当に幸せ者よねぇ、姫様は」 春『……』カタカタ 霞「私達は見てるだけ。ううん、二人が幸せでいられるようにずっと見守り続けなきゃ」 春『ぅぁ……』 霞「ねぇ、春ちゃん」 春『……』ドクンドクン 霞「本当にそれでいいの?」ニヤァ ~~~~~~~~~~~ 809 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 16 32.38 ID BvIbE1Awo [2/12] 【京太郎のアパート前】 姫子「ふんふ~ん、ふんふーん」テクテク そこに少女はいた 姫子「ど・こ・か・なー?」キョロキョロ 遠い地からやってきたその少女。 その少女は初めて通る道を、まるで通い慣れた道を歩くかのように進んていく 知っているのだ その道があの人の通い慣れた道だと 分かっているのだ この道の先に目当てのモノがあることを 姫子「あ、あったあった♪」ニコッ 彼女は理解していた 姫子「あはっ♪ ここが京太郎君の家だったとね!」 今から自分が、やろうとしていることを 姫子「じゃーまな妹はいらんとよー♪」チャキッ チャキチャキキキッ 姫子「ほんなこつ、邪魔やっと……」ギリギリッ トントントン ピーンポーン 淡「はーい?」 トトトッ ガチャッ 淡「新聞ならいらないよー」 姫子「……」 淡「え、あれ? あれ!?」ビクッ 姫子「……」ニコッ 淡「あー! 久しぶりじゃんしんどーじ。 私のお兄ちゃんに何か用?」 姫子「そげん大したことじゃなかよー」ニコニコ 淡「んー?」 姫子「ただ邪魔なハエを……」チャキッ 淡「え?」 姫子「落としに来たとよ♪」ヒュンッ 淡「!?」 ~~~~~~~~~~~~~~~ 813 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 24 46.35 ID BvIbE1Awo [3/12] 【長野 龍門渕】 ザワッ 衣「!?」バッ ハギヨシ「おや、いかがなさいました?」 衣「……」キョロキョロ ハギヨシ「衣様?」 衣「この感じ……なんなのだ?」 胸にまとわりついてくる、気持ち悪い感覚 これはまるで―― 衣「……」ギリッ ~~鹿児島~~ 巴「姫様ー、ご飯ですよー」 小蒔「Zzzzz……」スピー 巴「姫様?」ツンツン 小蒔「はわっ!?」ガバッ 巴「どうかしました?」 小蒔「えと、その……」 巴「?」 小蒔「何か、よくないモノが蠢いているような気がします」 ~~東京~~ 照「!!」ピーン 咲「お姉ちゃん?」 照「……」 咲「どうかしたの?」 照「京ちゃんの身に何かが起こってる」ギュッ 咲「え?」 照「……気のせいだといいんだけど」 ~~京太郎のアパート前~ 京太郎「……ふぅ、疲れたー」トテトテ 結局トレーニングを頑張ることになったし、頑張らないとなぁ これからますます忙しくなるだろう 京太郎「淡の奴がまた拗ねなきゃいいんだけど」 前回はかなり荒れてたし、やっぱり定期的に遊んでやらなきゃ 少しは兄離れしてほしいもんだ 京太郎「美穂子さんと煌さんは買い物に行ったし、帰ったら淡と遊んでやろうか」 それがいい かくいう俺もたまには淡とのんびりしたいしな 814 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 32 51.11 ID BvIbE1Awo [4/12] トントントン ガチャッ 京太郎「ただいまー……」 シーン 京太郎「あれ? 誰もいないのか?」 その割には鍵が開けっ放しだったけど…… もしかして淡が外に出たのか? 京太郎「いや、でも靴はある……ん? 誰のだ、これ」 見覚えのある淡の靴の横にある見慣れない靴 誰か客人でも来てるのか? 京太郎「おい、淡ー?」スタスタ どこか妙な胸騒ぎを感じながらも部屋を進む そして、居間への扉を開けようとして…… 淡「きゃあああああああああああああ!!!」 京太郎「!?」 耳をつんざくような悲鳴 それが、誰の口から発せられたものなのか そんなこと、一瞬して分かる 京太郎「淡!!」ダダダッ 動悸が激しくなる 嫌な予感が、最悪の事態が脳裏をよぎっちまう 京太郎「淡っ!! 大丈夫か!!」ガラガラ!! 淡「」 京太郎「!?」 扉を開けた先―― そこに広がっていた光景は…… 淡「あー、倒れちゃったー」バラバラ 姫子「淡は弱かねー。麻雀とはえらい違うばい」クスクス 淡「んむー! もっかい! もっかいおねーちゃん!」キャッキャ 姫子「じゃあ、組立てんとねー」ニコニコ カチャカチャ 京太郎「へっ?」 ジェンガで遊ぶ淡と…… 京太郎「……誰?」 姫子「……ふふっ」ニコッ 見知らぬ、女の子? 820 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 41 17.14 ID BvIbE1Awo [5/12] 淡「あ、お兄ちゃんおかえりー」カチャカチャ 京太郎「あ、ああ。ただいま……って! そうじゃねぇっての!!」 姫子「お久しぶり、京太郎君」スッ 京太郎「あ、え? え、えと?」ハテナ 姫子「あー、その顔は忘れてる顔たい!」 京太郎「はい!?」 淡「お兄ちゃんサイテー」ジトーッ 京太郎「ちょ、ちょっと待て! 落ち着かせてくれ!」 どうなってんだ!? 妹(同級生)の悲鳴を聞いて駆けつけたら、それはジェンガの悲鳴で そんでなぜか妹とジェンガしてた見知らぬ人は俺のことを知っていて? そもそも俺は会ったことがあるのか? いや、でも久しぶりって言ってるし…… 京太郎「」ボムッ 淡「ごめんねおねーちゃん」 姫子「よかよかー、淡は可愛い妹ばい」ナデナデ 淡「えへ、えへへっ」ギュゥウゥ 姫子「く、くすぐったいって」アハハ 淡「お義姉ちゃんいい匂いするー」スリスリ 姫子「んぁっ、ちょ、ちょっとこれ以上は……」ハァハァ 京太郎「……はっ!?」 いけない、気が付けば俺の妹(仮)が禁断の百合園に!? 京太郎「お、おい!!」 淡「こちょこちょー!」コチョコチョ 姫子「あ、あひっ、だ、ダメ!」プルプル 京太郎「俺の妹から……離れろ!!」 姫子「あはっ、あはははははっ!!」バタバタ 淡「これでもかー!」コチョコチョ 京太郎「(´;ω;`)聞いて……」シクシク 淡「もう、何泣いてんのー?」ヨシヨシ 京太郎「え、えへへ」ゴシゴシ 淡「しょうがないなーお兄ちゃんの甘えん坊♪」フフッ 姫子「くすくす」ニコニコ 824 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 49 45.97 ID BvIbE1Awo [6/12] ~~京太郎が戻る数十分前~~ 姫子「ただ邪魔なハエを……」チャキッ 淡「え?」 姫子「落としに来たとよ♪」ヒュンッ 淡「!?」 プゥゥゥン ワスピーターダブーン ハエ「」ザシュッ ヒュゥゥゥポトッ 姫子「……またつまらんものを切ったばい」ニヤリ 淡「す、すっごいじゃん!! しんどーじ!!」キラキラ 姫子「これくらい簡単、簡単」ブイッ 淡「ねーねー、今のもう一回見せて」キラキラ 姫子「ダメー、同じネタは何度も見せんけん」ガサゴソ 淡「ぶー、ケチ!」 姫子「そん代わり、いいのがあるとよ」ニコッ 淡「え?」 姫子「それっ!」バーン 淡「!?」 姫子「カメレオーン!」バーン つキャンディー 淡「あっ……」ドクン 姫子「ばってん、あんまり面白くなかかも……//」ポリポリ 淡「う、ううん! そんなことない!!」アセアセ 姫子「?」 淡「い、今のどうして……?」 姫子「……」ニヤリ 淡「今のは私とお兄ちゃんの……」ドキドキ 姫子「実はこれ、私の大事な人から……」 淡「……」ドクンドクン 姫子「教えて貰ったとよ」ニコッ 淡「!!」 828 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 57 32.55 ID BvIbE1Awo [7/12] 826 姫子好きやから……ま、多少はね? 淡「(まさか昔のお兄ちゃんに恋人がいたなんて――)」チラッ 京太郎「うーん?」 姫子「まだー?」チラチラ 淡「(お兄ちゃんはどうせ私の時と同じように忘れてるんだろうなぁ)」チラチラ 京太郎「えっとえっと……」ウゥーム 淡「お兄ちゃんのバーカ!」 京太郎「えぇ!?」ガーン 姫子「(効果アリ……単純やっと大星淡)」クスクス 当然ながら、淡は勘違いしている 姫子に京太郎との約束や、幼い頃の思い出など存在しない ただ、知っている 京太郎の過去を覗き、その奥底を見てきただけなのだ 淡と京太郎だけの……大切な思い出 それを姫子は利用した あたかも自分も京太郎と約束した仲間の一人であると 京太郎の恋人だったと淡に信じさせる為に そしてその作戦は―― 淡「(私が二人をくっつけなきゃ! 妹として!)」メラメラ 姫子「(散々使い果たして、ボロ雑巾のよう使って捨とたる)」ニコニコ 姫子の思惑通り、成功したのだった 京太郎「(全然思い出せん)」ガビーン 832 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 01 09 40.01 ID BvIbE1Awo [8/12] 京太郎「それで、その鶴田さんは……」 姫子「姫子」 京太郎「え?」 姫子「姫子でええたい」ニッコリ 京太郎「あ、じゃあ姫子さんは……」 姫子「ひ・め・こ! 呼び捨て!」 京太郎「え、えぇ!? で、でも俺より年上――」 姫子「それが?」ニコニコ 京太郎「でも、姫子さんはその……!」 姫子「ひーめーこー!」プクーッ 淡「ひーめーこー!」プクーッ 京太郎「(か、可愛い……//)」カァッ 姫子「……」ジッ 京太郎「うっ、え、えと……その、ひ、姫子?」 ,..ィ''" . . . . . . . . . . ``丶、 / . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . .`ヽ、 / . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . 癶\. / . . . . . . . . .} . . . . . . . . . .ヽ / . ,;,;,;彡 . . . . . У . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . ゙、 x==ニ二 ̄ . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . .l . . . . .Y / / . . . / . . . . . . . . / . . . /メ、// ./ . . . . . . . . .} . .i. . . } ∥ / . . . ./ . . . . . . . . . ./ . // ./\ ./ . . . . . . . /. j . . !. . .i {{ // . / . . . . . . . . .// ./ __ ̄ //l . . . . . . ./. /l . . ! . . l \ / j/ . . . . . . . . . 癶{ . {/-=斧ミx メ / . . . . // / j . .j. . . l / ./. . . . . . ./ Ⅵ ∥( (,八∠ -‐''" //~`ト、j== ∥{ .{ . . . . . ./ヽ_ -气,,,少 _メ j ./ . . . ト、 { い . { . / . . . . 八 斧f,汽Xノ/ . . . . l .ヘ 乂从ト . . . . . . . } 〈(;;ン゙ ///. . . . . . lヽ ゙、 \∧ ./ r- ` `Y/ノ/ l. . . . . . l } .} / ̄>x \ 乂 _) / . . . / i. . . . . . l ノ ノ /-―-、 ` \ __ / ./ ./ i . . . . . l/ / ヽ メ、ノ . _ ./ノ } . .j . .l \/ Y O {/メ ̄ 、_ / .ノ }. j ∨ l\ノ\}  ̄ ノノ ∨ ヾ L / ∨ 〈 } ∨ / / ヾ┤ ∨ミx/ // ヾx、 姫子「うん!」パァァァッ 淡「よしっ!」グッ 京太郎「~~//」モジモジ くそ、和や咲の時にはこんなに緊張しないってのに! やっぱり年上だからか? それとも…… 姫子「……」クス 京太郎「と、とにかく! 俺は覚えてないんです!」ドゲザッ 淡「あー! サイテー! 信じられない!」プンプン 京太郎「うぅっ……」シクシク 姫子「……」 836 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 01 15 06.99 ID BvIbE1Awo [9/12] 姫子「……」シュン 京太郎「で、でもですね! 姫子!」 姫子「……?」 京太郎「俺、絶対思い出しますから」キッ 姫子「っ!」ドキッ 京太郎「だから、もう少しだけ待って貰っても……いいですか?」 姫子「……うん、待つ」ギュッ 京太郎「わわっ!?」カァァッ 姫子「ばってん……思い出さなかったら承知せんから」グスッ 京太郎「……はい」ナデナデ 姫子「……」ニィッ 淡「イイハナシダナー」エグエグ 京太郎「(なんとか思い出してやらねーと)」ギュッ 姫子「(夢にまで見た京太郎の匂い……んっ、はぁっ)」ビビクン こうして、出会ってしまった二人 果たして……姫子の目的とは? そして―― 【事務所】 霞「……いい返事が聞けて嬉しいわ」 春『……』 霞「それじゃあ、またね」 春『……うん』 プツッ ツーッツーッ 霞「さて、どう動こうかしら?」クスクス 京太郎の運命やいかに!? 842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 01 22 53.77 ID BvIbE1Awo [10/12] 838 月島さんやめーやwwww 【次回予告】 それは、ゆっくりと……じっくりと 煌「元気そうで安心しました」ホッ まるで、内側から溶かしていく消化液のように 久「いい子じゃない♪」 透華「この事務所に欲しいくらいですわねー」 宥「わーい!」 玄「ずっといてほしいな♪」 菫「ああ、気に入った」ニッコリ 姫子「えへへ、嬉しかです♪」 京太郎の回りに染み渡っていく 竜華「うち、あの子は苦手や」ボソッ そしてその毒牙は…… 竜華「……なんやの?」ギリッ 美穂子「え?」 竜華「もう事務所には来んといて!!」ガッ! 姫子「えっ?」 竜華「何が目的なん!? 京太郎君に近づいて一体何を――!!」グイッ 姫子「きゃっ!? い、いたっ……!!」 京太郎「竜華さん!!」スッ パァンッ 竜華「……え?」 姫子「……」クスッ 最大のターゲットへと、迫ろうとしていた 次回 【感染拡大】 姫子「プロデューサーの座、奪ってもよかですか?」ニコッ 竜華「う、うぁっ……あぁぁ……」ポロポロ 次回もほのぼの! ほのぼのぉ!! 878 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 17 16.39 ID m7fgfVf2o [2/11] 【前回までのあらすじ】 大手事務所からの妨害により、思うように仕事を取れなくなる京太郎 その打開策として、今よりも高みを目指すレッスンを決意する これからのアイドル活動に暗雲が立ち込めそうな予感の中、 京太郎の前に現れたのは…… 姫子「……」クスッ 突如現れた彼女の目的とは? そして、その頃時を同じくして―― ~~修羅の国~~ コンコンッ 哩ママン「哩ー? ずっと部屋に篭って何やっとっとー?」 哩「……」ブツブツブツ 哩ママン「もう。ご飯ここに置いとくけん、後で食べときー」 トタタッ 哩「……」カチッ カチカチ PC「」ブゥゥゥゥン 哩「姫子……だいね? 私の姫子をたぶらかすん悪い奴は……」ブツブツブツブツブツ カチカチッ 哩「……」 哩の部屋の壁「姫子の写真」ビッシリ 哩「……」ニィ PC「(京太郎の)」 哩「……」クスクス 京太郎の運命やいかに!? 881 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 29 53.55 ID m7fgfVf2o [3/11] 【京太郎の部屋】 煌「もう、心配してたんだから!」プンプン 姫子「あ、あはは! 色々あったとよ」ポリポリ 煌「大体姫子は――!!」ガミガミガミ 姫子「ふぇぇ……」 京太郎「すげぇ剣幕だなぁ」 淡「すばらがあんなに怒るなんて珍しいかも」 美穂子「ふふっ、それだけ心配だったんですよ」クスクス 俺が部屋に戻ってから20分程が経ち、今は煌さんと美穂子さんも帰宅した後だ そして、帰ってくるなり煌さんと姫子が鉢合わせ 煌さんが急に泣き出したかと思うと、次の瞬間にはこうして怒り出したというわけだ 姫子「花田、ほんなこつ申し訳なか……」シュン 煌「……でもまぁ」 姫子「?」 煌「元気そうで安心しました」ホッ 姫子「花田……」ウルウル 煌「もう勝手にいなくなったらダメだからね」 姫子「花田ぁ!」ギュゥゥゥ 煌「ほぁぁぁぁ//」カァァァ 淡「いーなー! いーなー!」 京太郎「お前もすげぇ懐いてんな」ナデナデ 淡「えへへ、でもやっぱりお兄ちゃんが一番っ!」ギュゥゥ 京太郎「はいはい」クスクス 美穂子「……」ソワソワ 京太郎「どうかしました?」 美穂子「え、えと……//」カァァ スッ 美穂子「い、いぃなぁ、いぃなぁ……//」カァァァ 京太郎「」キュン 淡「」キュン 美穂子「////」ボシュゥゥゥ 京太郎「……」ナデナデ 美穂子「」バターンッ ドロドロドロ 淡「溶けてるぅー!?」ガビーン 京太郎「アイエエエエ!?」 885 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 40 24.79 ID m7fgfVf2o [4/11] ~~十数分後~~ 姫子「ほらーおいでー」パンパン ホロ「わぅっ♪」トタタタタ 姫子「あはっ、可愛い犬たい!」ナデナデ ホロ「くぅ~ん」ペロペロ 淡「ほらー、私にも懐けー!」 キャッキャッ 煌「全く、調子いいんだから」ハァ 京太郎「煌さん、何か知ってたんですか?」 煌「あ、いえ。大したことじゃないので」アハハ 京太郎「?」 煌「(一応部長にメールしておかなきゃ)」カチカチ 京太郎「大丈夫ですか? これで冷やしてください」スッ 美穂子(E:氷嚢)「も、申し訳ありません若……」フラフラ 京太郎「熱を測りますね」ピトッ 美穂子「」ドロドロドロドロ 京太郎「あつっ!? なんて熱だ……!?」 みほこ「ふぇぇ……あちゅいです」ドロドロドロ 煌「(なんてメールしたら心配しないかな?)」カチカチ コンマ安価↓3 00~19 姫子が京太郎に会いに来たことを事細かに書く + 添付写メ 20~39 姫子が東京にいる理由も説明する 40~69 姫子と東京で合流したと連絡する 70~89 姫子は自分に会いに来たと嘘を付く 90~99 姫子に電話させる ゾロ目 哩 襲来 890 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 49 23.82 ID m7fgfVf2o [5/11] 煌「(取り敢えず、理由は伏せておこう……)」カチカチ タイトル:姫子を見つけました! 本文 やっぱり東京に来てたみたいです 今は一緒に話して事情を聞いているので、落ち着いたらまた連絡します 姫子は元気で問題なさそうなので、心配はいりません ではまた後で 煌「こんな感じでいいかな?」ソウシン メルメルメル 京太郎「みほこさぁぁぁぁぁん!!」 みず「」ピチョンピチョン 淡「タロー、それ氷嚢の水だよ」 京太郎「おお、マジだ!」ハッ!? 美穂子「//」ゼーゼーッ 京太郎「(はだけた服がエロい)」ゴクッ ホロ「わぅーん♪」 姫子「また後で遊んであげるたい、今は大人しくしてて」ナデナデ ホロ「わうっ!」ハッハッハッ 姫子「(犬は簡単で助かるたい)」クスクス 淡「おねーちゃん、遊ぼー!」 姫子「淡も甘えっ子やっとねー」ナデナデ 淡「んふー♪」 姫子「(犬と同レベル……)」プルプル ~~一方その頃~~ メルメルメル 哩「……」カチカチ ブーッブーッ 哩「……」ギリッ 892 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 05 08.25 ID m7fgfVf2o [6/11] ~~一時間後~~ 煌「ご馳走様でした」カチャッ 姫子「はぁー、美味しかったー」 淡「うまうまー」 美穂子「あら、口についてるわ」フキフキ 淡「んむー」 京太郎「淡、お前最近甘えすぎだぞ」 淡「ぶー、いいじゃん別にー」グダグダ 京太郎「全く」ハァ 姫子「花田、あいがとね。ご飯まで……」 煌「そういうのはいいから、後でちゃんと部長に連絡しなさい」 姫子「うっ、分かっとるたい……」 煌「部長、凄く心配してたから」 姫子「……」 カチャカチャ 京太郎「片付けますね」 美穂子「あ、私が!」 京太郎「いえ。美穂子さんは休んでてください」ニコッ 美穂子「で、でも!」 京太郎「いいですからいいですから」 美穂子「ありがとうございます」ニコッ 姫子「(……よくもまぁ、下心無しで)」キュンッ 京太郎「(美穂子さんさっき辛そうだったからなぁ)」カチャカチャ 姫子「(本当に、京太郎はいい子……//)」 それなのに それだというのに 姫子「……(優しい京太郎を利用したあの女達だけは、絶対に許してはいけん)」ギリギリッ 清澄のメンバー、それは姫子にとって憎むべき存在だ あれだけのことをしておきながら、京太郎から深く愛され、慕われている清澄麻雀部 なぜのうのうと京太郎の前に姿を見せられるのか どうして京太郎はあんな連中を許しているのか だが、そんな清澄のメンバーよりももっともっと 姫子の怒りを買う人間がいた そう、それは…… 姫子「……(清水谷竜華)」ギリギリッ 姫子は知っている 京太郎から竜華への好意は一番ではない あの女よりも、原村和や花田煌の方が京太郎からの信頼が厚いからだ しかし、姫子は知っている いや、気づいているのだ 姫子「(あの女も……京太郎と繋がりかけてんのが気に食わん)」ギリギリギリッ 竜華と京太郎の間に存在する、奇妙な絆の存在に 894 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 16 46.50 ID m7fgfVf2o [7/11] 自分と同じように京太郎の心を読み、感覚をリンクさせる力 京太郎が力を付ける度に自分が行使できる能力 それを、あの清水谷竜華も手に入れようとしている その証拠に、京太郎が活躍すればするほど竜華のプロデューサーとしての能力も上がっている まるで呼応しているかのように、繋がっているかのように そして、姫子が竜華を憎む最大の原因 それは……自分とは決定的に違う部分があることだ 姫子「(一方通行じゃない……リンク)」イライラ そう、自分と決定的に違うもの それは京太郎も、竜華によって影響を受けていることなのだ 竜華が京太郎の気持ちを察すれば、逆に京太郎も竜華の気持ちを察する 竜華が京太郎によって成長すれば、京太郎も同じように成長する まるで、お互いがベストパートナーとでも言わんばかりに 少しずつ、少しずつ距離を詰めていっているのだ 姫子「(そげんこと、あってはいけん……ばってん、京太郎のパートナーは私だけ)」 姫子がこの東京に来た理由 それは三つある 一つ目は京太郎に会うこと 二つ目は竜華の観察をし、その力の秘密を探り自分のものにする そして三つ目は―― 煌「それで、今日は泊まる?」 姫子「え? あ、えと」 淡「いいじゃん泊まっていけばー!」 姫子「んー……じゃあ、そうさせて貰おうかなぁ」 淡「やったー!」 煌「すばらっ! 隣が私の部屋だから、後で移動ね」 美穂子「いいですね」フフフ 姫子「あ、あの……」 煌「何?」 姫子「もし、よければ……なんだけど」モジモジ 淡「?」 姫子「明日、京太郎の事務所に連れって貰っても……よか?」ニコッ 三つ目の目的 それは清水谷竜華を、京太郎の傍から引き剥がすこと 896 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 25 49.73 ID m7fgfVf2o [8/11] 【小ネタ】 侵略者 姫子!! ブゥゥゥン キキーッ バタンッ! ヒュンッ ドサッ 姫子「……!」サッ スチャッ 竜華「アンタが鶴田姫子やね?」 姫子「そういう貴方が清水谷竜華――」 クロ「おもちぃ」カサカサ 竜華「あ、紹介するで。これはうちの事務所で飼ってるクロって言うんやけどおもちが大好きで――」 クロ「おもちぃ!」カサカサ 姫子「!!」ザッ ボッギャアアアァァァン!! クロ「ぎゃいんっ!?」ズシャッ 竜華「く、クロ!?」 クロ「」ブクブクブク 竜華「な、何をするやァー!! 許さんで!!」グッ 姫子「……」サッ 京太郎「大丈夫ですか?」ナデナデ クロ「ウワヘヘ……」スリスリ つづかない 907 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 51 39.48 ID m7fgfVf2o [10/11] ~~姫子 侵略編~~ 【アクセル1事務所前】 竜華「ふぅ……やっぱり大阪との往復は堪えるなぁ」テクテク それでも、頑張らなければいけない うちを信じてトップアイドルを目指している京太郎君 その想いを、その願いを叶える為に自分ができることをやる 竜華「ふふ、そしたらきっと……」 ~~~妄想~~~ 京太郎「竜華さん、いつも俺の為にありがとうございます」キリッ 竜華「えっ?」ドキッ 京太郎「やっぱり俺には竜華さんがいなきゃ……」ギュッ 竜華「ふぁっ……//」カァァッ 京太郎「……竜華、俺のモノになれ」チュッ 竜華「」ボムッ ~~現実~~ 竜華「なぁんちゃって!! なんちゃってー!! ありえへんてー!」キャッキャ そもそも、今うちのこと呼び捨てに……! あかん、そんなん気が早いってホンマ……// 竜華「んふ……んふんふんふ♪」ニマニマ 通行人「」ビクッ 竜華「よし、今日も頑張るで!!」メラメラ うちと京太郎君の夢を叶える為に! トントントンッ ガチャッ! 竜華「みんな、今日もやるでー!!」バァァン ワイワイ 久「いい子じゃない♪」 透華「この事務所に欲しいくらいですわねー」 姫子「えへへ、嬉しかです♪」 キャッキャッウフフフ! ワイワイ 竜華「……え?」 909 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 22 09 19.95 ID m7fgfVf2o [11/11] 宥「それでねその時玄ちゃんが……」アハハ 姫子「えー!?」プークスクス 菫「それは驚きだな……」 玄「おねーちゃんの言うことは大げさなのです!」プンプン 宥「えー? そんなことないよぉ」 玄「いいや、あれはそんなことなかった筈だよ!」 宥「むぅ!」 姫子「あはは、どっちでも面白ければよか。ばってん、仲直りの明太子やね!」サッ 菫「ほぅ、これはいい色だ」マジマジ 姫子「自慢の逸品たい」ニッコリ 宥「わーい!」 玄「えへへ、姫子ちゃん大好き。ずっといてほしいな♪」 菫「ああ、気に入った」ニッコリ ワイワイ キャッキャ 竜華「……誰?」 京太郎「あ、竜華さん。こんにちは」ペコリ 竜華「京太郎君、あの子は?」 京太郎「ああ。煌さんと同じ新道寺の……」 竜華「新道寺……ああ、あの子や!」 思い出した 確か大将やった二年生、名前は確か…… 姫子「……あっ!」タタタッ 竜華「……」 姫子「鶴田姫子です」ニッコリ 竜華「清水谷竜華や」スッ ニギニギ 姫子「……」ニコニコ 竜華「……」 なんや、この子 なんだか凄く……やな感じがする 京太郎「もうみんなとは仲良くなりましたか?」 姫子「うん、みんな親切で嬉しかー」エヘヘ 京太郎「それはよかったです」ホッ 姫子「京太郎のお陰たい」ニッコリ 竜華「!?」 きょ、京太郎!? 呼び捨てしとる……!? 京太郎「いえ、姫子の力ですよ」 竜華「!?」 姫子「そげなこつある訳……//」カァァァ 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 00 35 26.27 ID xXQGI72Oo [1/12] 京太郎「~~~」アハハ 姫子「~~~♪」ニコニコ どういうことや? 京太郎君とやけに親しく話しとるし…… 竜華「あ、あの京太郎く――」 美穂子「皆さんお茶が出来ましたよ」コトッ 竜華「あっ……」 姫子「ありがとうございますっ」 美穂子「ふふっ、いいのよ」ニッコリ 煌「姫子、お茶菓子もあるからね」スッ 菫「なんなら、肩でも揉んでやろう」フフフ 宥「胴上げ!」 玄「どさくさにまぎれておもちを揉むのです」ワキワキ ワイワイガヤガヤ 姫子「あ、あははっ」 久「全く、少し浮かれすぎよ」ハァ 姫子「申し訳なかです」シュン 久「あら、いいのよ。普段からこんな感じだから」クスクス 姫子「へぇ……」 ガヤガヤガヤ 竜華「……むぅ」 なんやのこれ? ……みんなして、少し騒ぎ過ぎとちゃう? 竜華「はいはい、みんな!」パンパン 一同「……?」 竜華「遊ぶのもええけど、今日からレッスン強化やったの忘れてへん?」 煌「はい。分かってますよ」ニッコリ 久「ちゃんと頑張りなさいよー」ツンツン 京太郎「あはは、頑張ります」 宥「お茶飲んだら始めようね」 玄「結構疲れてるし、いい休憩なのですー」ポワーッ ホノボノー ワイワイ キャッキャ 竜華「なっ!?」ムカッ 何言うてんの? 分かってるならなんで遊び惚けて……!! 竜華「せやったらちゃんとレッスンせんと!!」バンッ 一同「っ!」ビクッ シーン 一同「……」ジィーッ 919 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 00 43 41.36 ID xXQGI72Oo [2/12] 竜華「あっ……」サァーッ あ、あかん ちょっと言いすぎてもうたかも…… 煌「……あちゃー」ポリポリ 久「あのね、清水谷さ――」 バッ 京太郎「あ、えと。その、竜華さん。実は……!」アセアセ 姫子「そ、そう! ちゃんとレッスンせんと!」アセアセ 竜華「え?」 菫「そう……だな」フゥ 宥「うん。始めようか」 玄「……」ムスッ 透華「……やれやれですわ」ボソッ 久「美穂子ごめんね。折角のお茶を」 美穂子「いえ、別にそれは……」 竜華「っ!」ズキンッ なんで……? なんでなん? うち、何か悪いこと言った? ちゃんとレッスンしようって、そう言っただけやのに…… 竜華「……(せや、うちは間違っとらん)」ググッ 京太郎「あ……えと」ソワソワ 姫子「あぅぅ……」 竜華「ほな、レッスン始めるで」 京太郎「あ、はい」 姫子「京太郎、大丈夫? 汗……」フキフキ 京太郎「もう大丈夫です。それよりも、早く始めましょう」 煌「……」 竜華「……」イライラ レッスン始めるっていうのに……まだおるつもりなん? 竜華「ちょっと、鶴田さんやった?」 姫子「あ、はい」 竜華「今からレッスン始めるし、少し外して貰えへん?」 姫子「えっ……あ、はい」シュン トテトテ 竜華「それじゃあ始めるで。そういえば石戸さんと明華さんは――」 菫「っ!! おい、ちょっと待ってくれないか……?」 竜華「……どうしたん?」 921 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 00 52 37.44 ID xXQGI72Oo [3/12] 久「何、今の言い方? 少しトゲがあるんじゃない?」 竜華「え?」 そう言われて……振り返る そこには、いつもと同じ見覚えのある仲間が揃っとる ただ、いつもとひとつだけ違うのは…… 一同「……」ジッ みんなして、うちを攻めるような目で見とること 竜華「ど、どないしたん……?」ビクッ 宥「あ、あの……姫子ちゃんも一緒にい、いて欲しいなって」オドオド 玄「私も……それがいいと思う」 竜華「は? なんで?」 まるで意味が分からない だって部外者なんやし、ここにおる意味なんてあらへん それなのに…… 透華「それは、彼女が……」 姫子「だ、ダメ!! それは!」バッ 竜華「!?」 久「でも、悔しくないの? こんな……」 姫子「い、いいんです。私は、その……!」 京太郎「姫子……」 姫子「えへへ。またレッスンが終わったら会えばよかっ」クルッ 煌「でも……!」 京太郎「竜華さん……」チラッ 竜華「……」ギュッ 京太郎君まで、この子にいて欲しいの? なんで……? どうしてうちじゃダメなん……? 久「……清水谷さん」 竜華「……好きにすればええやん」ボソッ 姫子「え?」 竜華「ただし、邪魔やと思ったら追い出すで」ジロッ 姫子「は、はいっ! やった!」パァァァァ 宥「よかったね」 玄「大勝利なのです」ドヤァ ワイワイ キャッキャ 竜華「……ふんっ」プイッ 京太郎「竜華さん、ありがとうございます」ペコリ 竜華「別に、うちも大人気なかったし……」 京太郎「いえ、竜華さんは立派ですって」ニカッ 竜華「……」 925 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 01 36.34 ID xXQGI72Oo [4/12] 京太郎「それじゃあ、今日も頑張りましょう」 竜華「うん」 姫子「京太郎、あいがとっ!」 京太郎「いやいや、俺は何もしてないですって」アハハ ワイノワイノ 竜華「うち、あの子は苦手や」ボソッ できることなら、もうここにいて欲しくない でも、そんなことを口に出せば……きっと嫌われる 竜華「(我慢や我慢。今日はレッスンなんやから)」グッ ただおるだけやったら問題ないやろうし、もし邪魔になれば追い出せばええ 竜華「ほな、レッスンルームに移動や」テクテク うちは京太郎君のプロいデューサー たったひとりのプロデューサーなんや! 竜華「(うちだけは京太郎君のことをちゃんと考えたる!)」グッ 姫子「追い出されないように、頑張らんと」ペチペチ 久「……果たして、追い出されるのは」チラッ 竜華「……やったる!」メラメラ 久「どっちなのかしら?」 透華「本当にもう……やれやれですわ」ハァァ 【レッスンルーム】 はやり「それでねー」 霞「あら、それは知りませんでした」 明華「今度試してみましょうか」クスクス ガチャッ 竜華「お、ここにおったん?」 ゾロゾロゾロ 霞「あら、早いわね」 竜華「? もう予定より20分も経っとるで?」 霞「は?」 明華「いえ、そういう意味では――」 姫子「あ、あー!! あー!!」バタバタ 竜華「!?」 姫子「早く練習! 練習始めんば!」 京太郎「姫子……」 竜華「……」イライラ やっぱり邪魔しとる けどまぁ、これくらいは我慢や、我慢 926 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 11 47.29 ID xXQGI72Oo [5/12] 竜華「それじゃあ、今日のレッスンやけど」ペラペラ 霞「……ねぇ、もしかして話していないの?」コソコソ 京太郎「あ、えと」オロオロ 久「馬鹿ね。言ったらどうなるか分かるでしょ?」ヒソヒソ 菫「確実に荒れる」 明華「なるほど……」 はやり「確かに傷つくだろうねー」ヤレヤレ 霞「ふーん……哀れねぇ」クスッ 竜華「そこ! ちゃんと聞いといてや!」ビシッ 一同「……はーい」 竜華「そんでな、今日はあと少しで伸びきる歌唱力を上げようかと思うんやけど」ペラペラ 明華「えと、それはもう既に……」 姫子「あわわっ!」 明華「あっ、すみません」サッ 竜華「? 何か言うた?」 明華「……いえ」 竜華「しっかりしてや、歌の指導は明華さんに頼りきりなんやし」 透華「だからそれが問題だと……」ハァ 竜華「何?」 透華「いいえ、なんでもないですわ」ツイッ 竜華「……」ギリッ またや どうして今日はみんな、こうも反抗的なん? 竜華「……」ギロッ 姫子「?」 あの子や あの子が来てから何もかもがおかしくなっとる 竜華「……」イライラ 煌「あの、清水谷P」 竜華「何?」 煌「……まずは、京太郎君の現状をチェックしては?」 竜華「え?」 煌「あ、いえ! 京太郎君も普段から頑張ってますし、ここいらで少し実力テストを……」 竜華「そないなのいる? うちかて京太郎君の実力把握しとるつもりやけど」キョトン 煌「……」 久「……」ガックリ 透華「涙が出てきましたわ」ゴシゴシ 竜華「??」 花田さんまでおかしなこと言うとる 昨日まで、ずっとレッスン見てきたんやから、京太郎君の実力は理解しとるに決まっとるやん 930 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 24 07.79 ID xXQGI72Oo [6/12] 嫌な感じ どうしてこんな…… 京太郎「……」 美穂子「あ、あの。ダメ元で一度見てみるというのは?」 宥「う、うん!」 玄「ちょっと見てみたいのです!」アセアセ なにこれ? これでやらんかったらうちが悪者や もう……今日は本当になんなん? 竜華「……分かった。じゃあ、やる」 久「え? いいの?」 竜華「……」コクッ 菫「やったな」ポン 京太郎「あ、はい」 霞「……」 竜華「そこまで言うからには、変わっとるのを期待してええの?」 京太郎「……はい」 竜華「じゃあ、見せて……」 京太郎「分かりました」スタスタ そう言って京太郎君が準備を始める みんなして一体何が言いたいのか分からんけど…… これでみんなが満足するなら―― 932 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 26 32.69 ID xXQGI72Oo [7/12] 京太郎「お願いします」 宥「うんっ!」ニコッ 玄「お任せあれ!」ニッ パフパフ キセカエッ!! 京太郎「よしっ!」シャキィーン!! キラキラ 一同「はぁぁ~ん♪」ドキドキ 竜華「えっ」ドキッ 京太郎「歌います」サッ 明華「ミュージック、スタート♪」カチッ ~~♪ 京太郎「Gonna shake it up! You,keep your love!」 竜華「!?」 京太郎「Gonna shake it up! Just stay your pace~♪」 霞「アクションスタート!」カッ 京太郎「橘さん!? な、なぜ見てるんです!? ぐあぁっ!?」ズシャアッ 壁)M0) 京太郎「本当に!? 本当に裏切ったんですかぁっ!? うわぁっ!?」ゴロゴロ 竜華「」 菫「対局開始!!!」 京太郎「ツモ、8000オールです」パタパタパタ 久「あちゃー」カチャカチャ 透華「やりますわね」カチャカチャ 竜華「え? えっ?」 【測定結果】 <アイドルランク>(ファン人数) Cランクアイドル(100000~300000) <容姿> S(75) <雀力> C(45) <歌唱力> B(52) <演技力> B(55) <特技> タコス作り |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll演技力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 竜華「なんやの……これ?」ブルブル 937 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 40 06.11 ID xXQGI72Oo [9/12] 京太郎「……」ゼーゼー 竜華「……」プルプルプルプルッ 京太郎「あ、えと、これはですね! 竜華さん、実は――!」 . / . | ヽ .. / . / /| V . .′ / / | V | , ′| / | | | | | \ / \ | | | | | 八 |_ \{\ \ | | |.八 Λf笊心、 イ笊心rァ | ハ| |. \{\ . Vり V/タ j/ ヽ | | ハ , ,,. / | | r-イ | | \ マ ノ / | | | | >.. イ | | | | | |三三=千 /=| | | r| |三ニニ/ | /三| |=\ | /| | ムニニ| /ニ三| |ニニ 、|. / V /三三ニ|――- /=ニニ/ /ニ三三 / / /三三ニニ| /==ニ/ /三三/ |. / / /三三ニニ| /ニ三/ /=三/ / | 竜華「凄いやん京太郎君!」 京太郎「あ、ありがとうございます……」 竜華「男子三日会わずばなんとやらって奴やなぁ♪」ナデナデ 京太郎「はい。どんどん成長してますから」 姫子「……」クスッ 竜華「うんうん。この調子で今日も頑張らんと!」 京太郎「はいっ」 久「……気づかないものね」 透華「まぁ……レッスンは今までまる投げでしたし」 煌「でも、清水谷さんも頑張ってますから」 菫「それは分かるが、いかんせん周りが見えていない」 霞「灯台下暗し。先ばかり照らそうとして、足元が見えていないのよ」 竜華「ジャ●ーズ打倒も近くなってきたで!」 この時、うちはまだ知らんかった 久「まぁ、プロデューサーに向いてないのかもしれないわ」 美穂子「そんなことはないと思いますが」オロオロ 気が付けば、片足が底なし沼に沈み込み…… 透華「というより、あの子にプロデューサーの才能がありすぎですのよ」チラッ もはや、抜け出れんほどに…… 菫「まさに、京太郎君のプロデューサーになる為に産まれたような奴だ」フッ 姫子「えへへ、カッコよかったばい♪」ダキッ 京太郎「そ、そうですか?」デレッ 竜華「……」 追い詰められているのだということを 939 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 48 34.27 ID xXQGI72Oo [10/12] 【次回予告】 竜華「なんで、なんでうちが……」ジワァッ その少女が到着する数時間前 姫子「へぇー、今日はレッスンの日?」ニコニコ その悪魔の策略は…… 姫子「じゃあ、少し早めに行ってもよか?」ニッコリ 京太郎「え?」 動き出していた 姫子「私もレッスン見てみたかったんよ」フフッ その毒はただ染み渡るだけではなく 姫子「京太郎君には、こういうのが合うと思うばい!」 周りを歪め 一同「へぇ……なるほど!」 姫子「えへへ、今だけプロデューサーやっても、よか?」 やがて、毒では無くなり 久「(この子、清水谷さんよりも京太郎君のことを!?)」ゾクッ 生きる上で必要なモノと、変わっていく―― 次回 【悪性変異】 社長「竜華ちゃん。……しばらく休みなさい」 竜華「えっ……おじ、さん?」 もはや、血縁すらも……例外ではない
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6月某日 京太郎「……はぁ」ボーッ 穏乃「ありゃ?きょーたろーどうしたの?」 憧「元気なさそうだけどなんかあったの?」 京太郎「ああ、二人とも……いや、何でもないわ……」ハァ 憧「何でもなさそうだから聞いてるのに……?それなんの写真?」 京太郎「あ、これは……」ピラッ 穏乃「なになに!?…………犬?」ポカーン 京太郎「ちげーよ!カピバラだっつーの!……引っ越すときに、連れていけないからって長野に置いてきたんだよ……」 穏乃「へぇー、カピバラって初めて見たけどかわいいね!」 京太郎「そりゃあもう可愛いさ!世話するのはちょっと大変だけど大人しいし人懐っこいし!……はぁ、あいつ元気にしてるかなぁ」ショボーン 憧「あれ?でも確か須賀くんのご両親って海外よね?長野に置いてきたってどういうこと?」 京太郎「あぁ、前にいた学校の先生に事情を話したら、学校で預かってくれるように校長先生に頼んでくれたみたいなんだ」 穏乃「なにそれ凄い良い人!」ビックリ 憧(あ、そっか……須賀くんって一年だけこっちにいる事になってるんだっけ) 京太郎「一年経ったらまた長野に帰るからそれまでの辛抱なんだけどな……病気とかになってねぇかなぁ……?」フゥ… 優希「きょーたろー!お手!」バッ カピバラ「きゅー」サッ 優希「おー…お前は京太郎より賢いじぇ、ご褒美にタコスを食べさせてやろう」ナデナデ カピバラ「きゅー♪」 まこ「お前さん……京太郎が帰ってきたら泣くぞ?」 和「優希……須賀くんがいなくて寂しいからってカピバラに須賀くんの名前つけるのはどうかと」 優希「ふん!あんな途中で雑用を放棄した犬なんか知らないじぇ!………知らないんだじぇ………」ボソッ 咲「……京ちゃん、元気なのかな?麻雀、続けてるのかなぁ……」ボーッ 久「まったく……はいはい、いない人の事は考えない!今は全国に向けて練習あるのみよ!」パンッ 和「宮永さん、優希……気持ちは分かりますけど、今は練習しましょう」 咲「原村さん……」 咲(それでも……やっぱり寂しいよ、京ちゃん) 優希「………きょーたろー」 カピバラ「きゅー……」 久(……改めて考えてみると、須賀くんの重要性がわかるわね……雑用の人手も足りなくなるし、咲達はあんな感じだし……)ウーン 久(……須賀くんにも悪いことさせてたわね、彼だって麻雀がしたくてここに入ったんだろうし) 久(………須賀くん、貴方は今、麻雀してるのかしら?) カピバラ「きゅー……」 おわり
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89 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 22 43 42.90 ID LOKQL5S2o [7/12] 煌「はい、お茶をどうぞ」コトッ 京太郎「ありがとうございます」ニコッ ゴキュゴキュ 京太郎「ふぅ……うまいです」ニッ 煌「しかし、よく無事でしたね」コトッ 京太郎「?」 煌「全員に襲われたんですよね?」 京太郎「あ、あはは……いや、まぁ」ポリポリ 煌「そ、そうですか」アキレ 京太郎「正直、何度誘惑に負けそうになったことか」ハァァ 煌「ふふっ、偉いですよ」ナデナデ 京太郎「……もうっ、茶化さないでくださいよ」 煌「ううん。本当に凄いと思うな」 京太郎「煌さん……?」 煌「みんな……可愛くて、胸も大きくて(※透華除く)……普通なら、誘惑に負けちゃうんじゃないかな?」 京太郎「それは……同意します」アハハ 煌「でも、どうして我慢できたの?」 京太郎「えっ?」 煌「……」ギュッ 京太郎「っ!」ドキッ 煌「……みんながダメなら、私もダメ……なんだよね」ジワッ 京太郎「……」 煌「京太郎君……」スッ 京太郎「き、煌さん……」 煌「ふふっ、なーんてね」 京太郎「煌さん。俺……ずっと言いたかったことがあるんですよ」 煌「え?」 90 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 22 59 59.38 ID LOKQL5S2o [8/12] 煌「えっ? 何……かな?」 京太郎「俺がアイドルを目指すことになって、上京してきて」 煌「……?」 京太郎「慣れない一人暮らしに、煌さんが入ってきて」 煌「う、うん……」 京太郎「俺の生活は――煌さんと共にありました」 煌「……そんな日々も、ありましたね」ウツムキ 京太郎「それからの俺は、煌さんがいなきゃまるでダメダメで」 煌「……」 京太郎「俺の中じゃ、煌さんはもう俺の一部になっていて……」 煌「……京太郎君」 京太郎「だから、煌さんと引き離されて……美穂子さんと暮らすようになっても」 煌「京太郎君」 京太郎「心の中じゃどこか……」 煌「京太郎君っ!!!」 京太郎「アナタを、求めてました」ギュッ 煌「っ!」ドキッ 体が重なる 煌さんの華奢な体が……柔らかい感触を俺に与えて まるでそれは儚げな花のように 京太郎「……このまま、いさせてください」 煌「ダメ、です。こんなの、おか、おかしいよ……」ジタバタ 京太郎「ごめんなさい。誘惑に負けて、煌さんを一人にして」 煌「違う、アレは私が全部悪くて……」ジタ 京太郎「もう……限界なんです」ギュゥゥ 煌「あっ」ビクン 京太郎「勝手なのは分かってます。こんなこと言う資格がないことも」 煌「きょ、京太郎君……」 京太郎「でも、それでも!」 煌「わだ、私は……」ウルウル 京太郎「俺の元に……戻ってきて、くれませんか?」 煌「うぁっ……あ、あぁっ……」ポロポロ 91 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 23 12 05.72 ID LOKQL5S2o [9/12] 煌「でも、わだじば……がわいぐ、ないじ」ズビィー 京太郎「俺には、勿体無いくらいです」 煌「胸だって、ごれぐらいじが」ムニッ 京太郎「俺が大きくします」モミモミ 煌「んっ……あっ//」ビクッ 京太郎「……」モミモミ 煌「お料理だっで、ぞんなにおいじぐないじ」ズビビビー 京太郎「煌さんの料理が、一番俺に合ってるんです」 煌「ふぇぇっ……」 京太郎「よしよし」ナデナデ 煌「本当に、本当に私で、いいんですか?」 京太郎「そっちこそこんな俺じゃ……ダメですか?」 煌「……馬鹿」 京太郎「はい……知ってます」 チュッ 京太郎「……たまんね」 煌「う、うぅ……」ブルブル . r┴┴- 、. |__ || //ヽ. | `ヽ/. | ノ. ヤ く ヤ {_. ヤ { -‐ニ二二ニz、 -‐  ̄ ̄. ヤ ヘ / / ___/ ` ヤ ∨ ム-‐  ̄/ \ ヤ / ', ./ / / / _. -/ ヽ. ヽ | ヽ / / ./ / ./、 / ./ / /. |. `ーァ /,.イ / ,ヘ/ / ./ ./ .| ’ ’ 入 マ ̄| /ィ=≠z、|/.ヘ /| / / .|. | r‐ト、 ∨ /ヽ 、 \| /7ん)心ヾ′ /|ム-‐‐ / |. 不、 \. ∨ \ー---r` 弋;;;ーツ | i | |/.| ./ j/ /.|ヽヽ ` マ | /` Y 、、、 `¨´ ヽ,==z| / / / | | ’. ヽl/ | ん_)心ヾく/ ./ / .! / .i |!. 八 , 、 ′ 弋;;;__ツ ノケ ,イ/ / j/ ! 厂丁 / { ` 、 、、、 _ チ/ヾ< ___/ | | / \. ヽ __ ノ 入`ー-ム≧=- / | ̄ ̄| | i 、__ _ イァ‐\ / | | |_o_ -≧ / ̄ / く`ー /\ ヽ. _| ヽ ト、} 廴__厶. o / ` ーァ… く____ . . .` 、. .∧八 ヘ.| . .`<__イヽ / / }ト,-、 ヽ . . . . . . . .` / マヤヽ、 }ノ、 . . . . ./ / /_/ノ ー- __ _ ィ―‐ ュ_ . . . . . . . . . . . . > _マィく_`>< . . . .>‐' / _ -  ̄/ /  ̄ ̄ /二__ /ミ)< . . . . . . . . . . . . .\\// . . . . . . 人 _{_≦_ ̄_/ /______ --― { ― /ぅソ < . . . . . . . . ,、` ー-<__ マ _ イ、ヽシ  ̄ ̄` ー―-- ____ -< マ二 {¨´ / フi「 ー―一 フ¨´ {_`ヘ ≧=≦ヽ ヽ /\_ノ ` ー `‐-┘ マ{ | / ` ヽOヽ ヽ_ .<\ イ ` ´| / マOベ_ -へつィ´|」 | , `´ /二`λ .{、 八 , /二ニィチ‐} リ ` ー, /二ニ/ {==} / /ヽニニ/ ヽ-- ′ i . ノ /. 八 / イ"´ ` _ /イ 煌「やったぁぁぁぁ!!」ピョイン 92 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 23 24 45.11 ID LOKQL5S2o [10/12] モウタマラァァァン! キャー!ケダモノォ♪ ズットガマンシテタンデスヨ! ガマンデキネェ! スバラァァアァンアァァン♪ 【ロッカー】 竜華「……」 久「なんなのよ、これ」 宥「……」 玄「」ピクピク 霞「ま、いいんじゃない?」 明華「愛、ですね」 菫「……ふぅ」スッキリ 透華「びしょ濡れですわ」ズゥーン はやり「でも、よかったね」 美穂子「……はい。だって、私達の誘いを断る時も」 竜華「……」 ~~~京太郎「すいません!! 俺をずっと待ってる人がいるんです!!」ドゲザッ~~~ 竜華「……かなわんな、花田さん」 初めて事務所で会うた時から……嫌な予感がしとった でもまさか、男取り合うことになるなんて 竜華「……うちの負け、か」 だけど、まだ諦めたわけやない もし、花田さんが京太郎君を傷つけて……目を離すようなら 久「私たち、遠慮なくかっさらうんだから」 煌「ふふっ、そうは行きませんよ」スリスリ 京太郎「ん? 煌さん?」 煌「……京太郎様、私はもう離れませんからね」 京太郎「その呼び方、まだ覚えてるんですね」 煌「いや?」 京太郎「まぁ、どっちかといえば」ポリポリ 煌「じゃあ、なんて呼んで欲しいのかな?」クスクス 京太郎「そりゃ……当然!」ゴニョゴニョ 煌「~~~~っ//」カァァァ 京太郎「……」ニヒッ 煌「う、うぅぅう!! 京太郎君のバカー!」ペチーン 93 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 23 31 06.57 ID LOKQL5S2o [11/12] こうして、花田煌は再び須賀京太郎と同じ部屋で住むことになりました その部屋は以前よりもいくらか少し賑やかで 常に笑い声が絶えない場所となりました 勿論、京太郎は人気者のアイドルなので敵も多く 煌は数多くの苦労を強いられることとなります ですが、この二人なら大丈夫でしょう 京太郎「……煌さん」 煌「……京太郎君」 なんやかんやで 京太郎「耳かき、してくださいね」 煌「んへへっ……すばらっ♪」 お似合いですから カンッ 112 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 10 36.66 ID TXoEO2Uoo [2/19] 【数ヶ月前 仮面ライダーブレイド 試写会イベント】 俺のアイドルとしての全てを注ぎこんだ、仮面ライダーブレイドの撮影 その試写会 会場の反応は―― 司会「はい、ということで第一話。どうでしたか?」 \オモシローイ/ \ツヅキキニナルゥー/ 司会「本放送は明日の朝8時より、第二話は来週の日曜日となります」 \ロクガシナキャ/ \コレハミノガセヘンナァ/ 司会「さて、第一話の試写も終わり、イベントもいよいよ大詰めです」 \エェー!?/ \カナシィー!/ 司会「最後に須賀京太郎さんよりメッセージで終わりに……」 ジャンジャカジャーン! 京太郎「!?」 一「え? 何この音楽?」 司会「おーっと、これはどういうことでしょうか!?」 音声「仮面ライダーブレイド、剣咲カズマくん」 京太郎「(ドッキリイベントか?) だ、誰だ!?」 \ア、イベントダー/ \オモシロソー/ 音声「ふふふ、今日は君に素敵なプレゼントを用意した」 京太郎「な、なんだって!?」 音声「それは――」 バシュゥゥゥゥ!! 咏「スモーク!?」 えり「一体何が!?」 辺りがスモークで包まれ、ステージでは何も見えなくなる 一体……何が起こるんだ? ?「きゃー!」 京太郎「!?」 悲鳴!? これは―― 113 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 12 39.14 ID TXoEO2Uoo [3/19] スモークが晴れていく…… そして、その中から姿を現したのは!? 和「わ、わわわっ!? す、須賀くぅーん!?」ジタバタ 京太郎「の、和ァ!?」 な、なんで和が!? いや、もしかして応援に来てくれたのか? って、待て! それにしたって状況が―― ズンッ 京太郎「!?」ゾクッ なんだ、このプレッシャー? 誰かがいる それも、和の後ろに 和「は、離してくださいっ!」 だんだんとスモークが薄くなり、見えてくる 和を捕まえているそいつの正体は―― /! ヘヽ、 ./ .! _ 'i ヽ i i/i! iヽ、i! .i .i i { _,, -.} i! i _ .| i ヽ∧_ノ / i、 iヽ, /{ i, ヽ, ,| | / i' i .iヽト, //ヾ| _,. ヽ. ヽi! ∨ _ ,,..ノ .! i!;ノ /||i!, .//ヾ// { ヽ- 、¢ / __,∥ i ||//|.| i i!| ヾ| |ヾi! ,_. ヽ-ヘ ii ̄ヘ,《. { ノ|,////|.| i! i!|\| |ヾ//|| ヘ,∧∧/∨\ ノ-,,ノ!、 //| .| ./ |.| i! .i!|\| |ヽ| |/l\,__. ヘ∨|i|∨ /´'i ヽ、. ノ|_///|/| ./.|.| | /////ヽ| |ヽソ|| ;ト、_ _,,..-、_.,∧_|i|_,,../_,,..ミ/ ̄`ヽ、 丶 //ソ.〈〈/ヘ\_ノ|.| i .〈〈 |//_//ヽ/|| |ヽ/_,,/ミ;三;三;三;三彡`ヽ ノ_`ヽ///ヽ.ヽヽ// / / 〉 .| |i!ヽ|〈 /| ノ| ∥/ i|/\/∨∨\/\// ./´;i´ `|./、〉__////|-''´_」 i! `"- ト \i|,/.// /_∨___|_∧∧_|___∨/ ;i ヽ |ヽ//__/ ̄ ̄'i`´ i! | \_\/./ /《/ /《/ΝИ |;|;|;|´ヽ|;|;|´ ;i ヘ_,,. -‐'´__ ,, ... ,,, j i ! ミミュ、`"´ /《/ /《/|∨∨| |;|;|;| .|;|;| ....,ノ .., 、,,..ミミミミミミミミ! .| .i `"ヾミミミミミ.|;|;|,,_|;|;| / ヽ|;|;|;|. |;|;|;;;;;ィ"´i; ノiヾミミ/ヾ;、. ヽ, | i /| ././;/ .. |;|;|ヘ|;|;|'´\ .ノ|;|;|;|'´`|;|;|,/´ _i/ ./ ∧ ', ヾ;;、 ヽ .| i ./ / / /;/ .... i!ヽi; ,_ ,/ ¨\ .... ;;_/,,. -''" ... / /;|;|ヘ,ヽ、 ヾ;、 ヘ, / ! / |_〈 /;;〈........ ∧ i!`"'\ ノ`" "´ / ... / / ;;|;|;;|;;ヽ ` ... ヾ;;、-、_〉,_ / i / .〉ノ ヽ, / ヘ、.i! /\ j _ ,, .. - ,,/ / ;;;;;|;|;;|;;;|`|ヽ、 / ノ i!`''´\ / ././_,,-ヘ; i / 〈`ヾ;-‐i! `''i!' '´ ヽ, ヽ/ |;;;;;|;|;;|;;;| | ヽ| ;-ヾ;;、 .ヾ;、 \/ /´./ `''ヽ〈`´ ノト∧i_,_∧ノ|ノ|ノ| .. .. 〉 ... / |;;;|;;;;;|;|;;|;;; | | 〈´ ヾ;;、 ヾ;、 ./ /{ / ..... / .}\\}|{///|/lilililililililililill} |;;;|;;;;;|;|;;|;;;;| | i, ヾ;;、/`'〈 ./ヾ、ヾ、 ..... ;/ ヽ∧≧≦∧||/||||||||||||||||||l} |;;;|;;;;;|;|;;|;;;;| | ヘ、 / / .∧ _ /ヾ、 ヾ、ヘ ;; -‐'´ 》∨|||||∨ヽ、∥\||/|;|;|;|\!|;;;|;;;;|;|;;|;;;;| | `ヽ,/ / / ヘ、_..< `´`ヾ、ヾ、 /´ /ヽ/^^\_/||∧|∧|;|;|;|∧ヽ;|;;;;|;|;;|;;;;| | ヾ| /_,,.. -‐''´ ヽ 京太郎「は?」 一同「」 司会「」 観客「」 怪人「……スガ……クン」ニヤァ スタッフB「おいおい、なんであんなスーツが登場してるんだ!?」 スタッフA「(あ、やべっ。間違ってクウガ用のスーツ着せちゃった♪)」テヘペロ 115 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 13 57.64 ID TXoEO2Uoo [4/19] 怪人「サイン、サインモラワナキャ……」ジリジリ 和「ひぃっ!? 何をブツブツ言ってるんですか!?」バタバタ \マタハラムラノドカカー/ \ゴルァァァァ! マタオマエカイナァァ!!/ \ヤッタレヤダグバー!/ 司会「お、おおっと!? 謎の怪人が観客の少女を人質に取っているぞー!?」 京太郎「(無理やり進行した!?)」ガビィーン って、こんなの打ち合わせに無かっただろ!? 一「あれってアレだよね。あの滅茶苦茶強い奴……」ウワァ 咏「ま、中身は想像付くけどねぃ」ヤレヤレ いちご「ひっ!?」ビクビク えり「まさか、いやでも……」 憧「なんかすっごく須賀君を見てるけど?」 京太郎「え?」 怪人「はぁーっ、はぁーっ♪」ジリジリ 京太郎「」ゾクゾクッ こええええよ!? なんだよアレ? 中身も化物なんじゃねーのか!? 京太郎「(それになんだろう、この既視感……)」ビクビク ※詳しくは過去スレのボン太君参照 怪人「ふひっ、ふひひひっ!」 司会「さぁ須賀さん! 怪人相手にどうするのかー!?」 京太郎「(どうするったって……)」 和「た、助けてください……」ジワッ 京太郎「!!」 和!! 俺は――!! 117 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 15 57.12 ID TXoEO2Uoo [5/19] 本当は俺だって和を助けたい でも―― 京太郎「(戦うか? いやでも、和に怪我させちゃうかもしれないし……)」チラッ ~~舞台袖~~ 竜華「(あかん、戦ったらダメや!)」バッテン! 煌「あ、もしもし警察ですか? あの、ステージに変態か、怪人が現れまして。不法侵入ですよ不法侵入!」 京太郎「(だよな。じゃあ――待つか)」ジィーッ これが何かしらのイベントである可能性もあるけど…… もし、コイツが本当に変質者なら下手に刺激しないほうがいい 怪人「えっ――//」ドキッ 京太郎「……」ジジジジィー 怪人「(須賀君が私を見てる……♪)」モジモジ 和「」 \アノダグバオカマッポイ/ \コワレルナァ/ \ハラムラノドカヲヤッタレー!/ 京太郎「ぐぬぬぬっ!」ミョンミョン アイツ、俺の和にくっつきやがって…… って、ん? 俺の……? 京太郎「……ん?」ハテ 怪人「はぅぁ……♪」キュンキュン タタタッ 警備員「警察だ!」バッ 怪人「え?」 京太郎「(警備員じゃないのか……?)」コンワク \ガチジケンナノ!?/ \ガンバリィヤダグバー!/ 警備員「不審者め、こっちに来い!」 怪人「ち、違います! わ、私はその!」アセアセ 警備員「問答無用だ!」ダダッ 怪人「はにゃぁぁぁぁぁ!?」ダダダッ ポーイッ 和「あ~れ~」 京太郎「!!」バッ! 118 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 20 56.29 ID TXoEO2Uoo [6/19] 和「っ!?」フラッ ガシッ! 和「え?」 京太郎「大丈夫か、和?」 和「っ! す、須賀君っ!」ドキッ 京太郎「怪我は無いか!? 痛いところは!?」オロオロ 和「は、はいっ。須賀君が助けてくれましたから……」ジワッ 京太郎「いや、俺は何も……助けてやれなくてごめんな」ウツムキ 和「いえっ! こうしてくれただけでも私は……」 京太郎「和……」 和「須賀君……」ウルウル 一「……」メラメラ いちご「……」ギリギリッ 咏「ふーん?」 えり「若いですねぇ」 憧「和……本当に須賀君のこと」ズキンッ \ゴルァァァァァ!!/ \エエカゲンニセェヤァァァ!!/ \ジョインジョイントキィ!/ 和「(周りがうるさいですが、これはチャンス!)」キラーン 京太郎「でも、本当によかったよ……」 和「あ、あの! 私、実はずっと須賀君のこと――」 会場「!?」 京太郎「だって和は俺の――」 和「好き――」 京太郎「大切な……」ポロッ 和「!?」 会場「!?????!!?!??!?!」 京太郎「……人だから」ギュッ 和「!?!?!?!??!」カァァァァッ / / | |゙ | . . | | VM、_| . | } ト、_,. | ヾ ', ./ / .! i! N . | い !/≧二]/"|´ . | . | !. ! / | | | |',/ ヽ| \ |ィ/,ゞ..、\,! / i! | | ,' / | { . ! /| 〉|-. \!" {_ rj ', リ/} . . ノ|/゙. |. i ィ .∨\"| /,ィうヽ ィ゙ ` ソ i} |/ ' |. | /.! | |ヽ {_,ィrj ', .`ー‐゙ ./ ! ! | |∨ ヽ{i ヾ, ツ | | ヽ .| \ \, `" _,,._ | {. 'j |  ̄、 ̄ _,,. - "__\ { '., ! .ハ. { ./ 〉 ./! \ .| リ`ヘ. V ./ ,ィ=、| ト、 ヽ. | `..、, `ー " ./ \ . | i }. リ ,' / / ー, --‐' ヽ ヽ ̄ `ヽ. / / / / / {/〉, 〉, \ \ 京太郎「よかった……本当に」ギュゥ 119 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 26 10.68 ID TXoEO2Uoo [7/19] 和「あわわわわっ!?」ガタガタガタ 淡「呼んだ?」ヒョコッ 照「呼んでない」ガシッ ズルズル 京太郎「ん? どうかしたか?」 和「あ、うぁっ……ぁぁ」ガタガタガタ 一「ス、ストォーップ!」 いちご「い、今のは無し! ノーカン! ノーカン!!」 咏「あ、あはは……笑いしか出ないねぃ」 えり「会場も凍りついてますね」 憧「……なんで私、悲しんでるのよ」ギュッ 和「う、うぁぁ……」グスッ 京太郎「の、和!? やっぱり怪我したのか!? どこか痛いか!?」オロオロ \ウワァァァァ!/ \チッキショォォォォォ!!/ \コレモマタサダメカ/ \ユルサンデェェ!!/ \アイエエエエエ!?/ 司会「えー、えらいものを見た気がしますが、まぁいいでしょう」 えり「えぇ……? いいんですね」 司会「それでは、これにてブレイド試写会を終了します!」 \タノシカッター!/ \ノドッチバクハツシロー!/ \デモスキ!/ 司会「それでは最後に、締めの一言を須賀京太郎さんにお願いします!」 京太郎「え? あ、はい! えーっとですね!」 \ガンバッテー!/ \ノドッチヨリワタシヲダイテー!/ 京太郎「これからもっともっと成長する俺達の姿、ちゃんと見てくれよな!」ニィッ / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/ 司会「それでは、本日はこれまでとなります!」 幕「」ズルズルズル 121 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 38 09.07 ID TXoEO2Uoo [8/19] 京太郎「ふぅ……終わった、終わった」フィー ダダダダダッ 京太郎「ん?」 竜華「このっ!! アホォォォ!!」トビゲリッ ドゴォォォン! 京太郎「アブドゥル!?」ドシャァァァ 竜華「何をやっとんのやぁぁ!!」ブンブンッ 京太郎「あばばばばっ!?」ガクガク 竜華「この! イベント! なんやと! 思っとるんや!!」 京太郎「」ブクブクブク 煌「清水谷さん、落ち着いて」マァマァ 竜華「……」パッ 京太郎「う~ん……」フラフラ 和「須賀君!」タタッ ダキッ 京太郎「の、和……」 和「すみません、私のせいで」 京太郎「あ、いや……大丈夫だ」 煌「……ね?」 竜華「……ぐっ」 煌「まぁ、悔しくもありますが……順当ってところでしょうか」フゥ 竜華「花田さん……?」 煌「よく似合ってると思いませんか、あの二人」クスッ 和「あ、あのあの! さっきのことなんですが!」カァァ 京太郎「ん? なんのこと?」 和「う、うぅっ……いえ、なんでもありません」シュン 竜華「どこが?」 煌「う、うーん……」コケッ 一「ちぇっ、なんだかやんなっちゃうね」 いちご「まだ、まだチャンスはあるハズ」 えり「どうしたんですか? 泣きそうな顔して」ニマニマ 咏「……まぁねぃ」ゴシゴシ 和「……むぅ」プクー 京太郎「???」 124 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 20 54 11.18 ID TXoEO2Uoo [9/19] こうして、試写会イベントは無事終わった 勿論、京太郎が残した最後の発言は問題だったが…… 当事者の京太郎は自分が爆弾発言をしたことを覚えてなく しばらくの間、熱狂的な京太郎ファンが騒ぎ立てるのみで 結局は、大した問題にならなかったのである しかし――京太郎と和の組み合わせを喜ぶものはこれを期と奮い立つ 京太郎ファンはともかく、熱心な和ファンはこれを支援 やがて、アニメ界は京太郎と和の抱き合わせ商法を開始 これが俗に言う、【須賀和】商法の始まりとなった そして今日もまた―― 【数週間後 ラジオスタジオ】 和「今日も始まりました、ナンジャラジオ!」 \パフパフ/ 和「えーっと、今日は素敵なゲストがいらしているということですが……」 \ニヤニヤ/ \クスクス/ 和「ー? なんでスタッフさんが笑っているんでしょうか」 ガタッ 和「えーっと、ではゲストの方。どうぞ!」 ガチャッ 和「!!」 _ , 、 /ィ--∨ .- 、 __/ , , } l \ ` ー-, | /{ { l | | . /_/ | / 从 ,-}/、 |l | / 从 -rォⅥ /rォ- }イ { _` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ } }∧ Y {{ |Y } 从∧ _ 八{ 「l | || | | | Ⅵ 、 ` ー` イ / ' { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、 | ' ノ_,」// | |/()| . /´ //////∧_ r '///>- 、 ∧ _人 イ///////∧-}//////////> 、 {//\___「///////// ∨////////////∧ |////()/}//////////{/////====/// //| ////// //////////(_)//////////|////| ,'//////イ/////////////////////l|////| 京太郎「よっ!」ニィッ 和「」ガタァァン!! 京太郎「の、和ァ!?」 スタッフ「……むふふ」ホッコリ リスナー(のどっちファン)「「「「「「「キタ━(゚∀゚)━!!!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「……」」」」」」」」ガンガンッ!! 128 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 21 06 48.84 ID TXoEO2Uoo [10/19] 京太郎「だ、大丈夫か?」オロオロ 和「い、いえ。驚いただけです」カァァ 京太郎「? 変な奴だな、いつも会ってるだろ?」※事務所で リスナー(のどっちファン)「「「「「「「密会キタ━(゚∀゚)━!!!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「……」」」」」」」」ガンガンガンッッ!! 和「そ、それはそうですけど……」モジモジ 京太郎「まぁいいや。ほら、早く始めようぜ」ウズウズ 和「は、はいっ。えー、それではご紹介します。黒ゼロの騎士役、須賀京太郎君です」パチパチ 京太郎「どうもー! 須賀京太郎です!」ニッ \パフパフ/ 京太郎「うぉー、俺ラジオ初めてなんすよ!」 和「あれ、そうでしたか?」 京太郎「おう。だから、和が俺の初めての相手だ」ニィッ 和「うぇっ!?」ドキッ リスナー(のどっちファン)「「「「「「「初めてキタ━(゚∀゚)━!!!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「……」」」」」」」」ガンガンガンガンガンッッ!! 和「うぅ……あっ、え、えとっ……//」モジモジ 京太郎「おいおい、何緊張してんだ? いつも通り頼むぜ」 和「は、はいっ! では、最初のコーナーから」 京太郎「おぉ! ハガキを読むコーナーだな!」ウキウキ 選択安価 ↓3 1 旅をするならこんナンジャー 2 これナーンジャ? 3 普通の質問コーナー 4 自由安価 134 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 21 18 27.29 ID TXoEO2Uoo [11/19] 和「最初のコーナーはリスナーの皆さんからのハガキから、連想されるものを当てるコーナーです」 京太郎「おー! 毎週聴いてるから知ってるぜ!」 和「えっ!?」ドキッ リスナー(のどっちファン)「「「「「「「毎週チェックキタ━(゚∀゚)━!!!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「……」」」」」」」」ガンガンガンガンガンガンガンッッ!! 京太郎「複数のハガキに書いてある特徴から、連想されるものを和が答えるんだよな」 和「は、はいっ!」 京太郎「んで、ゲストの俺が正解だーって思えばオッケー!」ニカッ 和「あ、あぅっ……//」モジモジ 京太郎「よっしゃあああ! どんと来い!」メラメラ 和「(毎週聞いてくれていたんですね……)」ドキドキ 京太郎「ハガキには、赤い、とか長い、とか特徴を表す言葉が書いてあるんだよな?」 和「はい。三枚のハガキを合わせて、連想されるものを答えます」 京太郎「正解すれば和にご褒美、もしダメな答えだったらバツゲームなんだよな」ニヤリ 和「うぅっ……優しく、してくださいね?」ウルウル リスナー(のどっちファン)「「「「「「「フォォォォ━(゚∀゚)━!!!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「……」」」」」」」」ズガガガガガガガガガガガガ!! 京太郎「じゃあ、まずは一枚目!」ガサゴソ 形容詞安価 ↓2 ↓3 ↓4 142 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 21 31 39.32 ID TXoEO2Uoo [12/19] 京太郎「えーっと、一枚目はこれだ!」バーン ハガキ「硬い」デェーン 和「硬い……」 京太郎「んでんで、二枚目は……これだぁ!」デーン ハガキ「黒い」デデドン 和「硬くて……黒い」ウーン 京太郎「ラストォ!!」スッポォーン! ハガキ「たくましい」 和「硬くて、黒くて逞しい……」ウーン ポクポク チンチーン! 和「あふぇっ!?」カァァァァ 京太郎「んー? なんだろうなぁ」 和「そ、そそ、そんな……//」モジモジ リスナー(のどっちファン)「「「「「「「耳年増キタ━(゚∀゚)━!!!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「チン○!! ○ンポォォォオ!」」」」」」」」 京太郎「和、わかるか? 硬くて黒くてたくましいモノって」 和「え、えと……?」モジッ 京太郎「そろそろ時間だし、もういいか?」 和「えっ!? あ、その!」 京太郎「さぁ答えは!?」 和「!!」 和の答え ↓3 00~09 チンポ 10~49 マジ○ガー 50~99 ガウェイン ゾロ目 京太郎のチン○ 151 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 21 40 57.28 ID TXoEO2Uoo [13/19] 和「ち、ち……」ドキドキ 京太郎「ん?」 和「マジンガーです!!」デェーン 京太郎「!?」 スタッフ「!?」 和「……」ドキドキ 京太郎「……グレート?」 和「い、いえ。Zの方で……」モジモジ 京太郎「ほぅ……なぜ?」 和「だ、だって……」 \チャラッチャ♪/ 和「!?」 京太郎「お、このイントロは……?」 スタッフ「(´∀`)b」 京太郎「なるほど。じゃあ和に直接説明してもらうか」 和「え、え?」 京太郎「それでは歌って頂きます。原村和で、マジンガー○」 \デレデレデレーデン♪/ 和「そ、そ~らに、そびえる! くろがねの~し~ろ~♪」 ~~省略~~ -‐…‐- ´ `` . / \ ___ . / 〈i i 〈. / / / ! | 〈i i 〉 / ∧ /| |i | | | ¨ , || /! / ∨| |i | | |i |. ′ | / |/ | 八人| |i . , | Ⅵ斗ぅ气ト ムイ≫冬ト 从/ ′ | | 乂rツ ヒrツ.ムイ | . | | ,.,.,. 、 ,.,. .′ | , | | 、 , , | |./ | | } iト イ | | | | j{ うr≦ | | | /| | \ {`ヽ〕iト ..,,__| | /i i i| | i i i \ } i i i i i i i i| | 和「う、歌い切りました!」エヘヘ 京太郎「……可愛い」ボソッ スタッフ「(可愛い)」 リスナー(のどっちファン)「「「「「「「ゼェェェット!!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「……チョットカワイイ」」」」」」」」 京太郎「んじゃ、今の回答は……」 コンマ安価↓2 00~49 不正解 50~99 正解 ゾロ目 シンメトリカルドッキング 157 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 21 51 10.11 ID TXoEO2Uoo [14/19] 京太郎「和が可愛かったのでせいかーい!!」パチパチ \パフパフゥ!/ 和「か、きゃわっ!? きゃわいいっ!?」ビクッ 京太郎「イェーイ! おめでとー!」 和「~~~~っ////」ボシュゥゥゥ リスナー(のどっちファン)「「「「「「「カワイイキタ━(゚∀゚)━!」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「もうね……付き合っちまえよ」」」」」」」シクシク 京太郎「ということで、正解者である和にはご褒美がありまーす」 和「!!」 京太郎「えーっと、毎回どうしてんだっけ? 確かゲストが願いを叶えるとか、そんあんだっけ?」 和「は、はいっ! 軽いお題みたいなものを、私がお願いする感じ……です」 京太郎「よっしゃ!! 和のご褒美だからな、なんでも言ってくれ」ニカッ 和「ん?」 スタッフ「今」 リスナー(のどっちファン)「「「「「「「なんでもするって」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「言ったわね」」」」」」」シクシク 京太郎「さぁ、遠慮なく言えよ」ニコニコ 和「で、でで、では!!」ドキドキ 京太郎「おう!」 和「わ、私に……!」 _ __ ノ . ´ `>r< / ハ /. 〈 \ _ Y / 〈 告 須 . ' . \ 人_ jく {. 白 賀\ /. V / ∧\ _」. し 君. \ ′ ヽ _ ヽ〈 / !' ∧ \ て ! \ .'. i | Xハ V } | .んj~⌒ く . l. .l l l | { i 斗<ハ N | ∨`ヽ だ 私. | l l乂 从 .人 j 人芹.竿ル'1 .| ∨く さ に二ニ =─| i N!/_ \ \ 入r以ハ | |i ∨} い r ' 从 { 化ハ `≠'' リ .从 ∨\ r ┘ 人 ル八j匕j """ / / ノハ ∨ 、 ⌒⌒\ / \jル1ヘ""" . / / { i .∨\ \. / | | .∧ つ ./ / Ⅵ ∨ . \ \ / .レヘ| ' 〕ト . / / 八 ∨ / \ \ / | .i | }Ⅴて/ / / \ ∨. ヽ \. / | .l | ∨ / / / x≦三ミヘ .\ } ヽ 京太郎「!!」 スタッフ「」 和「う、うぅっ……//」カァァ 158 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 22 05 05.96 ID TXoEO2Uoo [15/19] 京太郎「……」 和「え、えと!! い、今のはちが、違うんです!」アセアセ 京太郎「和……」 和「あ、あははっ、私ったら何を……いえ、今のはその」モジモジ 京太郎「和」 和「ジョークです。というよりファンサービスのような……!」 京太郎「和!!」 和「っ!?」ビクッ スタッフ「」ビュルッ 京太郎「……ちょっと、いいか?」 和「え、えっ?」オドオド 京太郎「俺ってさ……今じゃこんなアイドルやってっけど、昔……好きな人に振られたことがあるんだ」 和「!!」 京太郎「その時にさ、こう言われたんだ。お前は優しくされて勘違いしてるだけだって」 和「そんな……」 京太郎「実際、今となっちゃ分からねぇし……正直、今じゃ自信がない」 和「……」 京太郎「だから、さ。もしもう一度誰かに告白することがあれば……」 ドクンッ 京太郎「その言葉に、絶対の自信が持てる時だって……決めた」 和「す、須賀君……?」 京太郎「だから――それは今だ」 和「えっ……」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「好きだよ、和。この世界中の誰よりも」 和「……え?」 京太郎「俺と、付き合ってくれないか?」 159 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 22 14 24.24 ID TXoEO2Uoo [16/19] 和「えっ、えっ……?」 京太郎「……」ジィーッ 和「す、須賀君が私を……えっ?」キョトン 京太郎「ああ、好きだ」 和「」ボムッ 京太郎「だから――」 和「!!」ガタッ! 京太郎「!?」 和「そ、そんなオカルトありえません!!!」ダダダダッ ガチャッ スタッフ「の、和ちゃん!? どうしたの!?」 和「ふぇぇぇぇん!!」ダダダッ 京太郎「……」ポカーン リスナー(のどっちファン)「「「「「「「」」」」」」」 リスナー(京太郎ファン)「「「「「「「「」」」」」」」 京太郎「(ふ、フラれた……)」ガァーン スタッフ「おい、収録どうすんだよ、やべぇよやべぇよ……」ビクビク 竜華「」ビクンビクン 煌「すばら……といったところかな?」クスクス 咲「おめでとう……和ちゃん」 こうして、京太郎と和のラジオ番組は前代未聞の放送事故を起こした しかし――これは終わりではない 後に伝説と呼ばれるアイドルと声優の夫婦 その馴れ初めとなる放送 そして―― 【三年後 京太郎の自宅 寝室】 京太郎「なーんて、昔のことを思い出しちまったよ」クスクス 和「……」 京太郎「お前ったら、それから会う度にずっと逃げ回ってさ」アッハッハッハ 和「う、うぅっ……//」モゾモゾ 162 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 22 21 38.35 ID TXoEO2Uoo [17/19] 京太郎「まともに顔を見れるようになった時、どちらからともなく……笑い出して」 和「……」 京太郎「今度は和から、俺に告白してきたんだよな」 和「お、覚えてません」モゾモゾ 京太郎「そっか? 俺はきっちり覚えてるけど」 和「う、うぅ~//」モゾモゾ 京太郎「なぁ和」 和「……」 京太郎「お前と付き合って、仕事もいろいろあって……辛くて」 和「はい……」 京太郎「でも、どんな苦難も二人でなら乗り越えてこれた」 和「はい!」ガタゴト 京太郎「だから、今夜のこの苦難も――二人で乗り越えられるハズだ」 和「うぐっ!?」 京太郎「ということさ、そろそろ出てきてくれねーかな?」チラッ 【クローゼット内】 和「うぅ~、は、恥ずかしいんです……//」カァァァ ドンドンドン! 京太郎「こんな初夜ってアリかよぉぉぉ!」ウワァァァン 和「きょ、京太郎君のアレが怖いんです!」ウワァァン 京太郎「怖くない、怖くないよぉ……いい奴だよぉ」シクシク 和「黒くて、硬くて! 逞しすぎるんです!」モゾモゾ 京太郎「先っちょ! 先っちょだけだから!」 和「うわぁぁぁぁぁん!」ビエーン 京太郎「ちくしょぉぉおぉ!!」ビエーン 163 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/19(土) 22 27 57.67 ID TXoEO2Uoo [18/19] こうして、京太郎と和の初夜は散々なものだったという でも……そんなことは些細なハプニングにすぎない これから二人は、幾度となく共に夜を越えるだろう その度に想いを募らせ、絆を深め 少しずつ、お互いを知って 京太郎「なぁ、和」 和「はい♪」 京太郎「今、気づいたんだけどさ」 和「?」 京太郎「お前って胸もいいけど……」 きっと二人は―― 京太郎「尻も柔らかいなぁ……♪」ウヘヘ 和「」ビキビキッ パッシィィィン! アイデェェ!? モウ! シリマセン! ゴメンノドカー! 今よりもっともっと、幸せをつかむのだろう ~~京太郎「俺が……アイドル?」~~~ 完 182 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/20(日) 22 44 34.50 ID PqS/9DVTo [2/7] 須賀京太郎がアイドルとして活躍の場を広げ……数年 京太郎を取り巻く、愉快な仲間たちもその才能を開花させていった そして今、今世紀最高のトップアイドルと言われた須賀京太郎と それを支える五人の少女達が―― 交差する 【新・須賀家 リビング】 照「セクシーなの?」クイッ / . . / / i / / . / . . ; イ / . ! ! // .. _ / . / ; イ ;ィ // / / . ! /;/´ ̄ / . / ; -‐/T77i ̄ ; -‐' / 7ナー-、_ / レ ! | ´ / . ∠ イ ___! / /ノ!ナ| // ! /. ;ヘ! ァ"7 iヾ '´,;-ァ=! ;ィ、 / / ! /; イ {ヽ|.'{ b ! h レ i ' /イ !、 // / / | ! ` ゝ ン_ ,!'_ ;ン/ / i 、ヽ、 .!/ !/ / ヽ i , , , , , , , i / / iヽヽ / / / ゙、_| | | /_ノ . ゙、 \ヽ / // ;ハ _ _ ! i 、 、 . i ヽ! ∠./‐' / / 、  ̄ /v、 ヽ 丶 .. ! / / / _,ノ ` r 、 , イ、/ ' ! /\ .、 ! / /;/ `ヽ、__;ィ | ー-`〒´-‐ ' ´ | レ' ヽ;ハノ // _,..-'´ | || !丶,、 _,... -―' ´ | || | `ー-、淡「キュートなの?」プリン / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 照・淡「「どっちが好きなの?」」ウッフゥ~ン 京太郎「……は?」 照・淡「「……」」ドキドキ 京太郎「は?」 ~~【セクシーなの? キュートなの? どっちが好きなの?】~~ 186 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/20(日) 22 53 43.86 ID PqS/9DVTo [3/7] 京太郎「え? ごめん、今なんて言った?」 照「むふふ、京ちゃんはセクシーと」ウッフン 淡「キュート♪」フリフリ 照・淡「「どっちが好きなの?」」 京太郎「セクシー」キッパリ 淡「」 照「オッシャオラァァァァ!!」ガッツポ 京太郎「つってもまぁ……」 衣「待て、きょうたろー!!」バァァン! 京太郎「こらっ、耳かき中に動いちゃダメですよー」ホジリホジリ 衣「んふー♪」スリスリ 淡「うぇいうぇいうぇい!! ヴァイ!!」 京太郎「なんだよ、淡」 淡「キュート! いいじゃん! いいじゃん! すげーじゃん!」 京太郎「AAAはお前の胸だろうが」 衣「そうだ! せくしぃなんて……笑止千万!」クワッ 京太郎「だから動かないでくださいって」ホジリホジリ 衣「んぁっ、あっあっ……//」ビクンビクン 照「喚いてる、嘆いてる。ふふ、やっぱり色気が無い人はダメだね」クスクス 京太郎「つっこまないですよー?」 照「お預けくらってる(照だけに)」ガビーン 咲「やっぱり京ちゃんはセクシー派だよね、えへへっ。やった♪」 京太郎「なんでお前が喜んでるのかが、割とマジで分からねーよ」 淡「むきぃぃぃぃ!!」 照・咲「「みぃ~やっやっやっや!」」ナガッ! 京太郎「キモイ笑いだな、おい」 187 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/20(日) 23 06 01.21 ID PqS/9DVTo [4/7] 照「分かる? 時代はセクシー」キッパリ 淡「うむぅ~!」プクゥー 咲「京ちゃん……まだ早いよ」モジモジ 京太郎「だから、お前ら全員キュートだろ」 照「!? そんな馬鹿な!?」←Aカップ 咲「えっ!?」←Aカップ 淡「い、言われて見れば……この二人、全然セクシーじゃない!?」ガビィーン 京太郎「お前らでトリプルA組めばいいんじゃないか?」 照「違う、京ちゃんは照れてるだけ」ガクガクブルブル 咲「そ、そうだよ(便乗)」ビクビク 京太郎「(現実を突きつけたい)」コ 衣「手が止まってるぞ」スリスリ 京太郎「あっ、すいません」ペコリ 照「うぐむぅ……京ちゃんがツンデレすぎる」 咲「そうだよね、悪いのは京ちゃんだよね」 京太郎「うぉーい!!」ドンッ! 小蒔「んぁっ……?」ビクン 京太郎「あ、すいません! 起こしちゃいましたか?」 小蒔「んむぅ……大丈夫です」スリスリ 京太郎「ゆっくり寝ててくださいね」ナデナデ AAA「「「……」」」ジトォー 京太郎「……なんだよその目は?」 照「ねぇ、なんでそこの」 咲「小蒔さんが」 淡「タローの膝枕で寝てるの!!」クワッ 京太郎「胸が大きいから」 AAA「「「」」」 京太郎「大きいからぁぁぁ!」 淡「むっきゃあああ!!」 咲「じゃ、じゃあ!」 照「そこのうさ耳バニーガールは!?」ビシッ 衣「むへぇらぁ……//」ポワーン 京太郎「胸が大きいから」 AAA「「「「」」」」 191 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/20(日) 23 22 02.20 ID PqS/9DVTo [5/7] 京太郎「しかし驚いたよな。あの小学生みたいだった衣さんが……」チラッ ※ころたんバディ _人_ ,. -ヘ \ヽ {三≧=≦三}' / /彡(‐-ミ `Y / \ \∧三/∧三∧ { ./ ヽ + / )\/ ̄∧/ ヽ { ', / / '"´ 、{ 、 / 厶-┐ `ヽ / (\ヽ \ /`ヽ二 7 ;′ 「 二二`ヽ、 \ /{ \\}' { ∨/ {\ \ _,∠、/` \ V{ -‐¬ レ^ヽ /\ /八/ / \_>、_,. -‐‐丶、 / 〃 r- レ \ ∧ |く c/⌒ ' /Y rヘ }} ヽ \. / {{__,ノ{ ̄ { く}i i| /V{/ /. / ヽ)⌒`ー-リ } ノ ⊆⊇ ア \ \ / `7う{ ` ' / / V⊆⊇〈‐--‐ ´  ̄ ̄ `ト=≧= ¬^ー‐< イ ア  ̄ ̄ + ト=-‐=≠= / / ┼ | ≠= / / } | /. /「ノ { (_)) + / ; |/{ + o _ / V ((_) V ∧ _ 。 ° 〃 ̄∨ / } (⌒'⌒)ヘ 〃 ̄}} ≫=《 /. \//'《==≪ 人 〃 /∧ ,' ∨ ヽ__jj < > `==' 〈 / V厂 `Y \ / 八 ,′ / '+ ,′ 、 V\ / / ((__) ,′ \/ ヘ、 i ;゙ / l ,′ -‐く / | i / l ヘ } | l/ l i \ / \人 / | | `~ ヽ/ | | / | | ,′ 人 + | ,′ `Y´ 衣(99.9・55.5・88.8)「ふぁ……ねむ、く……」スヤスヤ 京太郎「こんなに成長するなんてなぁ」ナデナデ 咲「何コレェェェ!?」 淡「成長しスギィ!!」 照「もはや別人レベル……」 京太郎「副会長が血反吐吐いて死んでから……もう二年か」トオイメ 京太郎「まぁ、頑張ったからな……//」ポリポリ 照「え? 何これ? 唐突なロリコンカミングアウト?」 咲「ロ、ロロロロロロリコォン!?」 淡「えっち! ふけつ! どんかぁーん!!」 京太郎「落ち着けっての!」 小蒔「んんっ……」ギュッ 196 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/20(日) 23 34 31.21 ID PqS/9DVTo [6/7] 照「うわぁぁぁぁん!」ビエェェン 咲「京ちゃんのおっぱい魔王ぉぉお!」ウワァァン 淡「私のおっぱいも柔らかいよ? 触ってみる?」グイグイ 京太郎「おもちと言え、おもちと」モミモミ 淡「んにゃぁぁぁあっ!?」ブッシャァァァ! 京太郎「ふぅ、やれやれだぜ」 淡「あへぇ……」ビクンビクン 京太郎「中身子供っぽいのに、体はナイスバディってなんかいいよね」 照「えぇっ……?」 咲「妹一人昇天させてからとんでもないこと言ったよこの人」ドンビキ 京太郎「正直そそる」 照「完全に開き直ってる(照だけに)」 咲「さっきからおかしいよ(咲だけに)」 小蒔「んぅ……」フニョン 衣「Zzzz……」スピー 京太郎「よしよし」ナデナデ 照「乳種差別はんたーい!」 咲「巨乳を許すなぁー!!」 淡「そうだそうだぁー!!」 京太郎「……はぁ、あのな」 照「……」 京太郎「確かに俺は、おもちが好きだし、愛してるし、正直ずっと弄りまわして過ごしたい」キリッ 咲「うわぁ、言ってることは果てしなくキモイはずなのに……//」 照「世界一のイケメンが言ってるから、かっこいい……・//] 淡「容姿SSSって凄い(小並感)」 京太郎「でもな、それ以上に俺はお前達が大切なんだよ」イケメェェン 三人「「「!!」」」キュンッ! 京太郎「だからさ、トリプルA……」 咲「えぇ、このタイミングでそれ言っちゃうの……?」 照「いいとこだったのに」 淡「正直、罵倒されるのも気持ちよくなってきたかも」ハァハァ 197 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/20(日) 23 46 46.56 ID PqS/9DVTo [7/7] 京太郎「すまん、ちょっと恥ずかしくて」モジモジ 咲「京ちゃん……(カワイイ)」ハァハァ 京太郎「まぁ、その……なんだ」 照「……」 京太郎「俺らって付き合ってるんだか、友達なんだかよく分からない生活してっけど……」 ポンポン 衣「んっ? ここは……」キョロキョロ 小蒔「ふぁっ……京太郎さん?」キョトン 京太郎「……」チョイチョイ トリプルA「「「!!!」」」パァァァ トテトテ! ダキッ! 京太郎「俺はみんなにいてほしい」ギュゥゥウ 五人「!!」ドキッ 京太郎「それぞれ違ってもいい。誰がセクシーだとか、キュートだとか関係無い」 照「きょ、京ちゃん……!」ウルウル 京太郎「俺が好きになったのは、そのままの衣さん、照さん、淡、小蒔さん、咲なんだ」 咲「京ちゃん……」グスッ 京太郎「だから、これかれもずっと――」 五人「「「「「うんっ!」」」」」 みんな、ずっとずっと一緒だ カンッ 小蒔「それで」 衣「結局」 照「セクシーなの?」 淡「キュートなの?」 咲「どっちが好きなの?」 京太郎「おいおい、だから――」 霞(ボテ)「あっ……今動いたわ//」モジモジ 京太郎「セクシー」キッパリ 五人「」 もいっこカンッ! 289 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/26(土) 18 33 21.94 ID 84t3dvXGo [9/9] これまでお付き合いくださってありがとうございました! もしよろしければ次シリーズでもお会いできると嬉しいです アイドル京ちゃんに幸あれ!
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京太郎「女性陣はこの合宿に多数来ているからきっと浴場も込んでるんでしょうけど」 京太郎「こっちの男性浴場は貸切みたいなものですからね」 ハギヨシ「そうですねえ」 京太郎「ふぅ・・・」プカー ハギヨシ「おや」 京太郎「どうかしましたかハギヨシさん?」 ハギヨシ「いえ、須賀君のキンタマがお風呂に浮くのを見て、なかなか立派なモノをお持ちだと」 京太郎「ちょっ、どこ見てるんですかハギヨシさん///」 ハギヨシ「すみません」 京太郎「そういうハギヨシさんの方こそ、お湯に浮かぶキンタマちゃんがすごいですよ」 ハギヨシ「そうですかね?」 京太郎「ええ。ここまでの巨玉はうちの高校でもお目にかかれるかどうか・・・」ゴクリ 京太郎「ヤバッ」ムクムクッ ハギヨシ「んっふ、須賀君、いけませんよこんな他のお客さんも来る場所で大きくされては」 京太郎「す、すみません、つい・・・///」ガッチンポー ハギヨシ「須賀君にそんな姿を見せられては、いくら私といえども抑えられるものではありませんよ?」グググ… 京太郎「むふっ・・・!」 ハギヨシ「さて、どうしましょうか」 京太郎「どうするったって・・・。そりゃ、ここまできて生殺しは無しっすよハギヨシさーん」 ハギヨシ「まったく、須賀君は甘え上手ですね。幸い私達の貸切みたいなものですし、少しくらいならいいでしょう」 咲「そういえば京ちゃんのお風呂長いね」 和「そうですね。もう三時間くらい戻ってきていませんが・・・」 染谷「案外のぼせてたりしてのう。男子はあいつ一人しかおらんんけぇ、仮に倒れたりしとっても誰も助けてくれる者はおらん」 優希「た、大変だじぇ!急いで助けに行かないと!」 久「どかーん!」 和「キャァッ!」 咲「ど、どうしたんですか部長?いきなり驚かせて・・・」 久「男子のお風呂に行くのは構わないけど、もし男性の大切な部分を見ることになったらどうなるのかと不安になってね」 優希「大切な部分?」 染谷「そうじゃのう」 和「もしかして・・・」 久「ええ。そうよ」 咲「おちんちん・・・」 久「それとキンタマね」 優希「別にそんなの見るくらい平気だじぇ」 久「あら?それはどうかしらね」 優希「どういうことだ?」 久「優希、貴女、大人のおちんちんって見たことはあるかしら?」 優希「・・・ないけど、それがどうかしたのか?」 染谷「じゃったら最悪の場合、優希は命を落とすかもしれん」 優希「えぇ~っ!?そ、そうなのか部長!?」 久「おそらく・・・ね・・・。耐性の無い者が直接それを見てしまおう者なら・・・」 咲「よくて失明・・・」 和「悪くて死と言われていますね・・・」 優希「そんな・・・。どうして・・・」 久「大人のおちんちんっていうのは子供のモノとは違って、とってもグロテスクだと言われているわ」 染谷「ああ、そうじゃ。色だって凶暴な・・・それこそ赤黒いとか黒いとか言われとる。形だって・・・」 和「そう、まるで・・・」 咲「命を刈り奪る形をしているとも言われてるんだよ、優希ちゃん・・・」 優希「コワイ!」 染谷「それだけじゃないぞ優希。それに合わさって、キンタマっちゅうやっかいなもんも付いとるっちゅう話じゃ」 久「そうね、そうなのよ」 咲「もしお風呂でのぼせた京ちゃんのキンタマが水面にプッカリと浮かんでいたら・・・」 和「うぅっ・・・」ゾクッ 優希「ヤメロー!ヤメロー!」 久「わかったでしょ、優希。男子のお風呂場に入ることがどれだけ危険なことなのか・・・」 優希「わかったじょ・・・。でも、一つ気になったんだけど、みんなは大人の男の大事な部分を見たことはあるのか?」 染谷「・・・・・・・・・」 久「・・・・・・・・・」 咲「・・・・・・・・・」 和「・・・・・・・・・」 優希「まさか・・・見たこともないのに言ってたのかじょ・・・?」 久「だ、だって、クラスのみんながそう言ってたし・・・」 染谷「おお、そうじゃそうじゃ。わしも喫茶店の常連客が恐ろしいモノだって話してるのを聞いたことがある」 和「そうですよ。優希は聞いたことないんですか?」 咲「わ、私は・・・見たことある・・・よ」 優希・久・和・染谷「な、なんだってー!?」 咲「ま、漫画で・・・だけど・・・///」 優希「ど、どうだったんだ、咲ちゃん!」 染谷「本当に命を刈り奪る形をしとったんかい!?」 咲「あ、あの・・・」 久「こら、咲が困ってるでしょ。質問は一つずつにしましょう」 和「そ、それじゃあまずは私から」 優希「ずるいじょのどちゃん!」 和「色は本当に黒いんですか・・・?」 咲「・・・うん」 久・染谷・和・優希「おおーっ」ザワザワ 咲「ただ、部分的っていうか・・・。まるで、局所的に大事な部分をモザイクで隠すかのように先端の一部分だけが黒かったよ」 久「ナニソレコアイ・・・」 染谷「じゃ、じゃあ、形はどういうんじゃ?本当に命を刈り奪る形をしとるんか・・・?」 咲「どうだろ・・・?ただ、命をかき出す形はしてたかも・・・?」 優希「う、嘘だじぇ・・・。そんなまさか・・・」 咲「そうだね。確かに漫画で見ただけだし、優希ちゃんの言うように現実とは違うかもしれない」 久「でも・・・この中で最も真実に近い形を知っているのは咲・・・貴女よ・・・」 染谷「そうじゃのう・・・」 優希「じゃ、じゃあ、京太郎の様子を咲ちゃんが見てくればいいんじゃないか・・・?」 和「そんなっ!?」
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689 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 23 08 48.45 ID ysz4uuzjo [7/11] ~~そんなこんなで~~ 女将「おまちどうさん」 デェーン 料理「」ゴッチャァァ! 京太郎「でかっ!?」 一「体積の何倍もあるね」 えり「」 女将「まぁ、食べんしゃい」 京太郎「はい。いっただきまーす」 一「うわぁ、美味しそう!」 えり「」プルプルプル バクバクムシャムシャ 京太郎(マッスル)「う、うめぇぇ!!」ムキムキムキ!! 一(グラマラス)「何これぇぇ!?」ボイーン 京太郎「」 一「」 えり「え? メロン?」 女将「一時的に成長したみたいじゃねぇ」 京太郎「……」 一「……」プルリィン えーっと、どういう理屈かは存じませんが 一さんのおもちが見事にふっくらと焼けました 付きまして、いままでギリギリみかんを隠していた布切れがですね、ええ もうなんの役目も果たさないようになっていまして、はい つまり、何が言いたいかと言いますと 京太郎「……謹賀新年」キリッ 一「きゃああ! えっち! ばか!」ポカポカ ブルンブルンッ 京太郎「」ハナジダラダラ えり「……うぅ、美味しいけどこの後が怖い」シクシク 女将「元気な子じゃのう」 ※ 結局すぐに元の煎餅に戻りました 692 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 23 18 53.21 ID ysz4uuzjo [8/11] 691 やめてさしあげてくださいまし 許してください、ドジっ子腐メイドがなんでもしますわ! 京太郎「ふぅ、ご馳走さまでした」カラン 一「美味しかったぁー」フゥ えり「(結局全部食べてしまった)」ガビィーン しかし、あれだけの量だったのによく食べ切れたなぁ 本当にスルスルとはいっていったぞ 京太郎「不思議なこともあるもんだ」マァイッカ 一「体重増えたらやだなぁー」 女将「安心しんしゃい。明日にはいつもどおりじゃろ」 えり「」ガタガタガタ 京太郎「それじゃあお支払いですね」 えり「!」ビクッ 女将「ふむ、八王のフルコースじゃから……」 ポクポクチーン 女将「これくらいじゃな」 京太郎「!」 一「!?」 えり「」ブクブクブク コンマ安価↓3 00~09 美食家エンド 10~49 払えない! 助けて透華えもん! 50~89 京太郎と一の手持ちで足りる 90~99 京太郎、華麗に奢りを決めた模様 ゾロ目 えりEND 702 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 23 33 25.41 ID ysz4uuzjo [9/11] 701 ・こんなに払えなーい→京太郎が支払う→なんとしてでも返します!→奇妙な関係が続く ↓ →イケメン×美女×借金×愛=S●X→ゴールイン→二人は幸せなキスをして終了 えり「(え? 何これ、ゼロが六つ、七つ……あはは、何年働けば返せるかな……?)」ガシャガクッ 京太郎「うわ、やっぱり高いなぁ」ポリポリ 一「流石透華の行きつけだねー」 ~隣の部屋~ ミナサイハギヨシ! ボインデスワ! ボインデスノヨ! オイタワシイ…… コロモモボインダゾ! キョウミネェナァ ワタシモベツニ ジュンヤトモキハオダマリナサイ! 京太郎「俺は何も聞いてません」 一「うん、ボクも」 女将「で、支払いはどうする?」 えり「」ガクガク 京太郎「んーっと。じゃあカードで」スッ 金色のカード「」キラァーン 女将「あいよ」ピッピッ えり「えっ?」 京太郎「うぅ、美穂子さんになんて言おう」 一「え? いいの、京太郎君?」 京太郎「ええ。どうせ普段から金はあまり使ってないので」ポリポリ 一「うわぁ、ありがとう! カッコイイね!」ダキッ 京太郎「あわわっ!? 一さん!?」 一「んふんふー、でもゴールドじゃあまだまだだね」クスクス 京太郎「ごーるど? これの手続きしてくれたの煌さんだから詳しくないんですよね」 一「へぇ? 透華はブラックだからさー、やっぱり黒が一番なんじゃない?」 京太郎「聖闘士だったらゴールドが一番なのに……」シクシク 一「あははっ、そうだね」クスクス えり「え?」キョトン えり「ゑ?」 703 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 23 47 12.26 ID ysz4uuzjo [10/11] 京太郎「じゃあ帰りましょうか」スッ 一「うん。本当にありがとねっ!」ニカッ えり「ちょ、ちょっと待ってください!」 京太郎「はい?」 えり「はい? じゃないでしょ!? 今の何!?」 京太郎「何って、支払いですけど」 えり「お、おごってくれたの?」オズオズ 京太郎「ええ、まぁ。 そもそも誘ったのは俺ですから」 えり「……(そんな理由で? 嘘、ありえない)」 京太郎「?」 えり「ど、どうして? こんな額、普通じゃ――」 京太郎「はい? だから、俺が誘ったからですよ」ニッコリ えり「で、でも! こんな――」 京太郎「そんじゃ、次は針生アナの番です」ビシッ えり「へ?」 京太郎「今度は針生アナの方から誘ってください。勿論、おごって貰いますからね?」ニコニコ えり「だ、だけど! 私は――」 京太郎「この辺に、うまいラーメン屋の屋台。来てるらしいっすよ」ニカッ えり「へ?」 一「あ、行きたいなぁ」 通りすがりの姫子「じゃけん夜行きましょうね」 京太郎「ということで、俺。待ってますから」 / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ また、一緒に飯食べに行きましょうよ! / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ 桃子「(え……天使?)」キュン 一「(神?)」ドキッ えり「(結婚したい)」lキュンキューン 京太郎「?」 女将「(ん? このカードの名義……もりか――まぁ、ええか)」 705 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 23 56 43.86 ID ysz4uuzjo [11/11] アリヤシター 【一龍前 道路】 京太郎「それじゃあ、俺はこっちなので」 一「うん、バイバーイ! 今日は楽しかったよ!」ブンブン えり「あの、須賀君!」モジモジ 京太郎「はい、なんですか?」 えり「今日は私の負けです」 京太郎「負け?」 えり「ですが、次はこうは行きませんからね!」ベーッ 京太郎「はひっ!?」ビクッ えり「……ふふっ」タッタッタ♪ 一「行っちゃったね」 京太郎「はい。でも、どういう意味だったんだろ?」カチマケ? 一「ま、京太郎君にはまだまだ早いかなー」クスクス 京太郎「えぇっ!? 一さんは分かったんですか!?」 一「あったりまえー」フンス 流石女子、コミュ力が高すぎる! 京太郎「じゃあ俺にも――」 一「そういうのよくないって。自分で考えなよ」タッタッタ! 京太郎「あ、一さん!」 一「じゃーねー! ボクも今度奢るからー!」 京太郎「はい! 待ってまーす!」 行ってしまった 結局、えりさんの言うことはわからなかったなぁ 京太郎「でも、まぁいいか」 喜んでくれたなら嬉しいことだし またこうして、食事ができればもっといいことだ 京太郎「……よし、帰るか」 うん、今日もいい一日だった! 桃子「……頑張るっすよ」ジィー 姫子「……」ツンツン 桃子「あひゃぁっ!?」 姫子「なんばしよっと?」 桃子「いえ、別に……」 姫子「?」 707 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/01(火) 00 03 39.24 ID 3cw65LuRo [1/4] 【おまけ アクセル1】 竜華「今日の撮影、京太郎君一人で兵器やろか?」 煌「大丈夫ですよ。ね?」 宥「うん。バッチリメイクしておいたから」グッ 玄「コーディネイトもバッチリ!」ギュッ 霞「学生ってのも難儀よね。往復で仕事にろくに参加できないし」ハァ 竜華「せやなぁ……」 ガチャッ 社長「ん? みんなお疲れ様」ゲッソリ オツカレサマデース 竜華「あれ、おじさんえらく疲れとるやん」 社長「分かるかい? 最近飲みすぎてねぇ」 竜華「まぁたキャバクラに行っとるん?」 社長「社会人だし、多少はね?」 ※ この人物は実在の人物とは一切関係ありません 宥「それで悩みというのは?」 社長「うむ。実は最近、使った覚えの無い支払いが多くてね」 霞「酔っ払って忘れているとか?」 明華「ありえそうですね、結構歳も……ハッ!?」バッ 社長「うむ。まぁ今まで稼いだ金は唸るほどあるから構わないんだが――」 竜華「そもそもその無駄な出費のせいで、一度親族会議になったやん」 社長「そう、そうなんだよ! それで反省して節制してるつもりなんだが……」 . . . -‐===‐-ミ .≠´.. `ヽ、 / .. 、 \ _ . i \ 〔 `ヽ、 / . | ヽ マ^ヽ \ ,′ ト、 i ; ∨ .. i . | \ ー+ i | } } リ } ,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / .゙ { } /\从乂ヅ ; ;< /. { 弋込.斗ャ 厶ヘ ; ; 丶 冰 ;; /// V ;ハ _,ノヽ / /  ̄ ´ \ / ゝJ `ー一′/∨\ ___. `'ー-=≦=-‐ ≧=-u-rく / }"´ \ __,,.|ヽ}_rf´ / , / ̄ / / ,ハ / / i ,゙ レヘ_/´>'´ ,′ | i } { [ フ / { } 仁_7 V {/ { },_____ ; | ./ / | ∨ニニニ二7 V / | / ̄ ̄ ̄ ̄ソ { / | / / 煌「……」アセダラダラ 宥「??」 713 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/01(火) 00 14 12.88 ID 3cw65LuRo [2/4] 社長「ふむ、これからは少しお酒を控えようか」 竜華「それがええで、おじさん」 社長「ああ、そうするよ」 タッタッタッ! バタァァァン!! 久「ゴルァァァァァ!! 社長ぉぉぉぉ!!」ギロリ 社長「ファッ!?」ビクッ 竜華「ど、どないしたん……?」ビクビク 久「あぁんっ!?」ギロリ 宥「」ビクビク 社長「お、落ち着きたまえ。一体何が――」 久「な・に・が!? ですってぇ……」メラメラメラ 一同「」ガクガクブルブル 久「今、会社宛に請求書が届いんたんですけど、見ます?」ニッコリ 社長「あ、ああ。受け取るよ」スッ カード請求書「もり●わ社長様 ●千万円也 女の子とのお食事代として♪」チーン 久「経費で落ちるとでも……? えぇ?」ゴゴゴゴゴッ 社長「」 スタッフ「」 久「さぁ、どういうことですか?」ニコニコ 竜華「そうやなぁ……ちょっと話、聞かせてもらおうか?」ニコニコ 霞「その余分なモノがあるから、変なことにお金使うのよ」クルミグシャッ 宥&玄「」ガタガタガタ 明華「カメラ、カメラ……」ドコダッケ? 社長「ち、違う! これは罠だ! 粉バナナ!! 誰かが私を陥れようと――!!」 竜華「大丈夫、おじさん」ニッコリ 社長「りゅ、竜華ちゃぁん」グスッ オシオキヤァァァァァ!! オラァァァ!! グシャッ! ハゥーン!? 煌「」アセダラダラダラ こうして、鬼のスタッフ陣による社長へのお仕置きはしばらく続いた 誤解が解け、京太郎がちゃんと社長にお金を返すことになるのは―― 煌「(早く京太郎君にトップアイドルになってもらわなきゃ)」シメイカン まだまだ、先のことになりそうだ カンッ!! 730 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 19 12 41.67 ID OtXeTayHo [2/28] 【某日 ??】 京太郎「君が好きなんだ!」 和「わ、私も――//」モジモジ 京太郎「……愛してる」 和「は、はひっ!」 京太郎「僕と――」 和「~~~~っ//」ボシュゥゥゥ 【アクセル1】 テレビくん「ケッコンシテクレ! ナンジャ!」チャ~ラ~ カントンメンヨリペヤングスキ~♪ 和「えへ、えへへっ」ニマニマ 竜華「……」バリボリッ 久「……」ムシャムシャ 透華「……」バキッ 玄「(ナンジャにはおもちが足りないのです)」ジィー 宥「ふわぁ……// ロマンチックだねぇ」ドキドキ 明華「ナンジャというネーミングセンスはどうなんでしょう?」 菫「大分話も進んできたな」 煌「もうじき最終回ですからね」 美穂子「はい、皆さんお茶ですよ」コトッ 霞「あら、ありがとう」ニコッ はやり「はやりも声優として出演したいなっ☆」 京太郎「うわぁ、恥ずかしいなぁ。あんまり上手じゃないし……」ポリポリ 和「いえ、とっっっっても素敵でしたよ!」ニッコリ 京太郎「おっ、ありがとな」ニッ ,>─. .──- .ィ─-、._ __┌.、/ \/ | | ∨′ . . . ', }. ,ゝ / ト、 ∨ ゙i { / ,.! ! ! . .| .| | | ', ! ! } ',;;;;ィ゙ ヽ ! .{ { | | | 」| .| | ィ‐十ト| | } } \ / |/{ |.!.| {斤人|ヽj\| .レ゙リリル ノ ィレ′ ヽ .{',从|レィ==、 ィ==x .リ/ |」| ├┤| 沁 ノ/ ! はいっ! | . .|',| 人 r─‐┐ ハ/ / | | . .| | |> , `.-- ' ,∠// /! | | . .| | . |ィ‐=_,,} ー {.__//゙ /_.| i| |... | | ! リ.| {_ __.//゙ / ヽ!| | . .| .| ! / /_,ヽ.∠ィ'/ /─=|| | . .| .| / /─'、,..ィ‐-、_,..| | |_ || | . .| .i! ../. . . . | ∨ ゙< 小. | . .| .{ ! ∨ . ヽ`>、 ∨ |. ) |. . | | { . } ! ! | .. |∧ ', . . . i. ..ノ| | リ | ../ ヾ.\__, 人 ,.イ〃.ノ/ ゝ | `ーイ / | /゙_.∠.ィ゙/ 732 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 19 22 46.16 ID OtXeTayHo [3/28] 京太郎「また、こういうのやりたいな」 和「は、はい!(声優をやってよかった……)」ニヘラァ 竜華「ぐぬぬぬっ」グギギギ 久「大分リードされてるみたいね」 竜華「ま、まだや。まだまだこんなん序盤やし……(震え声)」 京太郎「?」 和「はい。まだまだこれからです」ジッ 竜華「……上等や」バチッ バチバチバチバチッ 京太郎「うわー花火だー」メソラシ 煌「京太郎君も少し大人になってきましたね」ナデナデ 玄「ようやく外見に中身が追いついてきたかな?」ヤレヤレ 宥「ううん、元々中身もあったかかったよ?」 玄「……」 宥「……」 .. ---- . . ≦ ミ . / . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . ヽ . .... .. . ./. . .. .. .. ..\ .. .. ヽ ∨‘, / ./../.. . . ./ ./ . . . . . .i . . . . . .ヽ . . .. Vヽ . ∨ハ / \′ . . . .' . ′ . . . . | . . . . . . . . . . . . .Vハ ....ノ i / .7T..ト.... . i i| i . . . .{ .|、 { . . . . ハ . . . ト .i一 . . | ′/.. |.. |、 . ./| .|{ | . . . .ト { \ .、 . . / ヽ | . .. i .| / .. i|.. { .\ | ハ {、 . . .廴__ 斗< . | . . .| . | . .. | .. | il . . ii 八 { { |≧十\ ∨ ,. `| . . ..ト | . . | .{. | |!.. . ,| .. .トド\ _, ` z.、__レ| . . .|´j . . ..| . ( \ / ) {_.}_} r‐ ,| { . /l| . 小≧==' '^ ´` ̄´`! . . |' } . . ..| . { \ \/ / _| |_/ ) 八| ハ| . . { .i xxx , xxx | . . . |_,} . . ..| . .i . / (__ __ ヽ __ (__) | . . 八 | . . . }V . . .. . . { / 〃 | | ) } (_ ヽ .イ i! . . | i .. 丶 ノ , . . ./ i . . . i . . { {____. | | (_ ノ ) } 〃{ .} . .{ | i >... イ/. . /i ,′ . .八 .l 乂 ___ ) ._ノ (__ノ { i. { ハ . . V |l . . .} .r } ̄ __ ノ/ . ./ ./ . . . . i{ . . {. 八从 , .∧ .{ リ ノ 入_/'i{ /ィ / / . . . . / { . . . . ∨ . . . .\V‐≦ムイ /》___.ノイ 7 . . . . /廴 .. . .八 /;.. . . . . ./ \}! r‐〉ォ´ ̄ }ノ / . . . ./ , ヽ .∧. / / . . / ノ{{ '介′ i{ ./ . . . ./ / ∨. ∧ ノイ .. . . ./! く 廴. / .|乂 __人/ . . . ./ / i . . . __ノ/ .. .. 厶}/ \ ノ{ /j__ 斗-/ . . .. / i / { . ∧ 玄「当たり前なのです。KYO IS GOD」ドヤッ 霞「ほんと面白いわね」クスクス ドッタプゥ~ン 玄「……」ゴクッ 霞「な、なにっ!?」サッ 菫「その野獣のような眼光はやめてさしあげろ」 透華「……半分、いえ三分の一でも私に……」グヌヌヌヌ はやり「大丈夫、女の子は胸だけじゃないよ!」プルルン 透華「説得力がありませんわっ!!」ドンッ ザワザワ ガヤガヤ アバレンナヨ、アバレンナ…… 733 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 19 30 12.69 ID OtXeTayHo [4/28] ワイノワイノ マナイタニシヨウゼ! コレスッゲェマナイタダヨ! マナイタダヨコレ! スッゲェマナイタ! ,r'´ ̄ ̄ ヽ /丶 _//∧ l'⌒ヽ-、_ / .|ヽヾ、7/ i| ヘ_/^ヽヘヘ / |,⊥ミ∨/l| ト、 └ユ ! .i ト、 ヘ ヌ二¨ ヽ ! l |L_ ゝヽ_/ ャ=ヽャ‐ \-、 i '7_,.≧=- }} ′ ` ヘ. \ヽ j ff'"⌒ヽ ノ 、_,.ィi レ、 l ヘ!. ノ 7弋 , , 爪从 . i l. イ ハ tt彳′ l j ∧ // ! ト、 _ ‐ュ /7 ∧ヘ. /,ハ ヽヽヘ f二´-‐'' " / / / ヘ ヘ { { ヘ 丶 ゝ _ /∨ / ヘ ヘ ヘ! ゝ \ ` ┬-‐' /! ィ′ ヘ ヘ 丶、_ \ 广弌irく l l 〉────'┼‐-、 !| \ Y/ /V ≦ヽl ∨ l ト !| ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ. l l 厶イ j ∧/ //ハヽ\∨lルl l f´ i ノ/ ∧∨// ヾ 、 ゝ'.ノ l 透華「」チーン 玄「悲しい戦いだったね……」 菫「いや、しょうもないの間違いだろう」 明華「胸なんて肩が凝るだけですし」 久「それ以上やめなさい」 竜華「おっと、せや!」 京太郎「竜華さん?」 竜華「新しい仕事の話が来とるんよ」 京太郎「おっ! マジですか!?」 煌「はい。それも、結構大きな仕事ですよ」ニッコリ 京太郎「よっしゃあ! やるぜ!」メラメラ 最近は同じ仕事ばかりだったからな ここで他の仕事をこなすのも悪くない 美穂子「どんなお仕事なんでしょう?」 竜華「ふふ、それがやな」 はやり「はいはーい! なんと麻雀関連の仕事なんだよ!」 菫「!!」ガタッ rー――- r-イ ⌒\ ヽ \ / |` ヽ .. /| | /-∨ | . | |≧=- でッノ| |) . | i{で; ! | . | ∧ ' _ | \ ∨ ハ.. ´ ノ Λ/ト-!`ー―rへ. ∨ Λ≧.......イ、 | /⌒\≧ Ⅵ ∨ /| /′ / \ Vイ f-< / /| |{ | / / ∧ } /⌒ ヽ { | \| / / / ∨ / /\〉 | | 人 Y´ / 八_/_/ |. l| i| |l | | 7 { } \´ | \ |i \ | l| | l l|| || | |./ /⌒} l { || } | l| | | 久「まだ座ってなさい」ガシッ 735 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 19 43 23.59 ID OtXeTayHo [5/28] 京太郎「麻雀、ですか?」 竜華「本当は歌の仕事も来てんねんけど、それは結構先なんよ」 京太郎「おぉ!」 竜華「麻雀関連の仕事は今までやっとらんし、うまくいけば新しいファン層をゲットできるで!」 京太郎「な、なるほど!」 とは言っても、麻雀の仕事って一体なんだ? 正直あまりピンと来ないけど 菫「麻雀の仕事……仕事!」ワナワナ 霞「良かったわね」 菫「ああ、こんなに嬉しいことはない」ジョバジョバ 久「(涙って注釈をつけないとなんだか誤解を生む気がするわ)」ウーンコノ ヤイヤイ ガヤガヤ 京太郎「それで、具体的な仕事の内容は?」 竜華「んー? 気になるん? 気になるん?」ツンツン 京太郎「いや、それはまぁ(可愛い……)」ドキドキ 竜華「んふふー、どないしよっかなぁ♪」クスクス 京太郎「(たまらん)」 煌「意地悪しないで教えてあげましょうよ」クスッ 竜華「せやな。おっほん、それで次の仕事なんやけど――」 京太郎「は、はい!」 竜華「それは――」 安価多数決 最初に3票orゾロ目 1 バラエティ麻雀番組 ゲスト 2 麻雀雑誌の表紙 & 対談 3 麻雀大会出場 4 ドッキリ企画番組(麻雀関連) ※この時点で京太郎を騙します 743 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 20 00 58.64 ID OtXeTayHo [6/28] 竜華「なんと! 麻雀雑誌の表紙やー!」バァーン 京太郎「ふぇっ!?」 宥「麻雀雑誌?」 玄「あれ、意外とピンと来ないのです」キョトン 竜華「ふふ、それもただの麻雀雑誌やないで!」 菫「というと?」 竜華「なんとあの、竹●房が出してる……」 京太郎「ファァァァァ!!!」ガシッ 竜華「むぐっ!?」 ギュムッ 竜華「っ~~//」カァァァ 京太郎「だ、ダメですよ! そこは普通にスク●ニで行かなきゃ!」ムニュン 竜華「」ボシュゥゥゥ 和「……」バキッ 美穂子「ゆ、湯呑が――」ブルブル はやり「まぁ出版社はともかく、すっごく有名な雑誌だね」 霞「あらほんと、聞いたことあるわ」パラッ 明華「これ、海外でも有名ですね」パラパラ 菫「私は購読しているな」フム 透華「出版関連にも手を伸ばすのも悪くありませんわね」ヨミヨミ 久「ふーん。でも、まさか表紙だけってわけじゃないわよね?」 竜華「せ、せや……// でもその前に、京太郎君……//」トロォン 京太郎「うわっ!? す、すみません!」バッ 竜華「あっ……うん、ええんやけど」カァァ 和「……」ゴリゴリ 美穂子「あぁっ! 湯呑の破片が粉々に……可哀想」 竜華「ごほん。それで、その表紙の撮影ともう一つ、仕事があるんよ」 京太郎「もう一つ、ですか?」 竜華「それが――」 コンマ安価↓3 00~01 咏ちゃんとの対談 02~03 靖子との対談 04~05 良子との対談 06~07 理沙との対談 08~09 はやりとの対談 10~99 すこやんとの対談 ゾロ目 全員 755 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 20 20 50.51 ID OtXeTayHo [8/28] 竜華「なんと! 麻雀プロとの対談や!」デデーン 京太郎「な、なんだってぇぇぇ!?」 久「へぇ? プロとの対談?」 宥「うわぁ、凄いね」 菫「ぷ、プロとの対談……だと?」 煌「あの、お相手は?」 竜華「それが……やな」トオイメ 京太郎「? どうしたんですか?」 竜華「うん。えと、その……」 霞「歯切れが悪いわね」 竜華「……その麻雀雑誌、創刊30年記念らしくて」ソワソワ 京太郎「はい」 竜華「豪華な使用にしたいということで、その……えっと」 京太郎「???」 竜華「実は――」 はやり「うふふ」ニヤッ 【数日後 某スタジオ】 京太郎「よ、よろしくお願いします!」 咏「……」 靖子「……」ムシャムシャ 良子「……」 理沙「……!」プンスコ 健夜「……ふひっ」ニマニマ はやり「よろしくねっ♪」 京太郎「(うわぁ……)」 【決戦! 京太郎 VS アラサー軍団(+予備)の巻!】 759 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 20 34 09.74 ID OtXeTayHo [9/28] 担当「あらぁ~、京太郎君久しぶりねぇ」 京太郎「あっ、いつぞやのカメラマンさん!」 担当「ふふっ、最近ますます男に磨きがかかったわねぇ」ジュルリ 京太郎「ありがとうございます」 担当「うふふ、やっぱり私の目に狂いは無かったわぁ」 京太郎「嬉しいっす!」アハハ ワイワイ 咏「まぁた、アイツと一緒だねぃ(歓喜)」ニヤリ 靖子「たまにはこういう仕事を受けてみるもんだな」フフフ 理沙「様子見!」プンスコプップー 良子「また彼ですか。こうも私を乱してくるとは……」 はやり「京太郎君はいい子だよ?」ニッコリ 健夜「キョウタロウクンキョウタロウクンキョウタロウクン」フヒヒヒ 京太郎「(なんか寒気が)」ゾクッ 担当「それじゃあ、最初は君の表紙の撮影だけ済ませましょうねぇ」ニッコリ 京太郎「あ、はいっ!」 担当「ふふ、あのカワイコちゃん達のメイクと衣装。とぉーっても似合ってるわよ」クスクス 竜華「よかったやん。褒められてるで」メソラシ 宥「お、おかまさん……」ブルブル 玄「男なのに、筋肉モリモリマッチョマンなのに……おもちが、おもちが」ガクガクブルブル 京太郎「あ、あはは」 担当「それじゃあ、撮るわねぇ」スチャッ こうして、まずは俺の表紙撮影が始まった―― 761 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 20 46 42.09 ID OtXeTayHo [10/28] 担当「いいわよ~、このままこのまま」 京太郎「こうですか?」 担当「Gut!」パシャッ パシャパシャッ! 京太郎「……」 担当「歴代最高の表紙になりそうよ~」ニコニコ 京太郎「そ、そうですか?」 担当「ええ、勿論」ニッコリ そして、これがその表紙である ____________________________| 麻雀情報誌. /\-――‐- 、 |.. ┳┳ ┏┳┓--.┏━┳┓ ┏┓.`ヽ..゙┏┓ |.. ┃┃ ┃┃┣┓ ┃ ┃┃ ┃┃ ┗┫ |.. ┣┫ ┣┫┃┃ ┣┓┗┫ ┣┫゙丶 i..゙┛ ┏┳┓ |.. ┃┃ ┃┃┣┛ ┃┃ ┃ ┃┃ i |...... ┗╋┓ |.. ┻┻ ┗┻┛.゙! ┗┻━┛、┗┻━┛゙ヽ、.. ┗┻┛ |. /_ -7 , | l ト、| |ヽ! N , 斗 r ,'_ ト--` [特集1].. |  ̄ //! ! Nヽ!\|,//l/ l/! N ,ハ !|. 美人プロ連合 |. ´ / ,i丶 {弌心 l/. Vzりl/ ' ノ リ.. . VS |. // l i `i _/,、/ 須賀京太郎 | ´ {ハ!ヽ{ ′ /!}/ ′ | 丶 ー ―‐ ' / |′. [特集2].. | \ , -‐==メ、 須賀京太郎.| _} / -―――ヽ....その恐るべき雀力| ,.イ/斗<二ミメ、 } | z≦升イ'" ヾヽ \ | x≪爻衫'Y´ Ⅶ ヽ _ | ///// レ' Ⅷ ㌧、. | Уア7ァz,//,イj ㏍ i }.. | //l///// | | ㏍ | }.. | // / / Ⅳ い ㏍㏍≧ュx .、 /イ. |. Y_r~く__/ ㏍ i |ヽ\ Ⅵ ア/ |ロ週間イケメンRANKING「1位:須賀京太郎」. j/ /く7. |ロ目指せプロ!「連休の過ごし方で差がつく麻雀トレーニング!!」.. |ロラブジャン通信「好きな人を堕とす打ち方」.l / ∧ |ロ今週の気になる新人「姫松のルーキー」l ,イ ∧ |ロ新春ドラマ特集「三尋木プロ,少女役で『仮面ライダー』に登場!!」. |ロハギーの麻雀教室「誰にでもなれるアカギ」の打ち方 V ∧ |___________________________ 763 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 20 58 19.28 ID OtXeTayHo [11/28] 京太郎「お、終わった」ホッ 担当「お疲れさぁん、また今度会いましょうね」ニギニギ 京太郎「は、はいっ!」 オツカレーッス ツギハタイダンデース 京太郎「ふぅ。次は対談か……」 煌「お疲れ様です。はい、タオル」スッ 京太郎「ありがとうございます」フキフキ やっぱり煌さんの用意したタオルは最高だ ふわふわで柔らかいし、ほんのに煌さんのいい香りがする 京太郎「(って、なんだか変態っぽいな俺)」アセアセ 煌「タオル、預かりますよ」ニコニコ 京太郎「ありがとうございます」スッ 煌「いえいえ」←ジップロックに詰め込む 京太郎「?」 _ ,. ´ ` . ! / . ;イ . . ヽ _,人_ __n__ , ′ .. . ./ / |. . . . ト、 . . . `Y´ `て 「´ _」 | | . `ト、| |. . .斗匕ハ .- . | r'丿 ,, ´. . { . |ム==ミ、| ゝ、斗==ミ、} | } .`ヽ n _,n__00 / . . .,. ! . |〃笊ハヾ 〃笊ハヾ| ノ /`ヽ . } .\ l |└i七′ / 乂__ / ‘.{ 小 乂cソ 乂cソノjイノ! _У . i LK⊆T′ { . . .、`二フ{{ハ ハハヽ ' ハハヽんノ<´__ . ノ __ 乂 .`フ ゝ圦 、 , / <´ . / 「l`ニ′ `¨¨¨´ `ゝ、 . イ `¨¨¨¨´ └'つ ) > ., _ . ィ´  ̄__ _r圦 仄ヽ つ) / / ハ / ハ 〉 ,. <´`V\、ヽ//ノj/ `> 、 γ´ \ 「三ヨ / `ヽ / ヽ \ 〉=〈 / / ハ ′ /ニニハ ∧ { ヽi iニニニi { ハ 煌「(これで二日は生きられる)」スバラッ! 京太郎「(俺って臭いのかな……)」ショボン トテトテ 竜華「京太郎君。対談の準備出来とる?」 京太郎「あ、はい。とは言っても、どんな風にやるんですか?」 竜華「えーっと」 選択安価 ↓3 1 対局しながら対談 2 京太郎が女子プロに質問する形 3 先輩である女子プロが会話の流れを作る形 4 特に決まっていない 5 合コンのノリ 771 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 21 09 07.47 ID OtXeTayHo [12/28] 竜華「対局しながら対談やって」 京太郎「えっ?」 竜華「……」ポンッ 京太郎「え、でも相手はプロ……」 竜華「京太郎君」 京太郎「は、はい」 竜華「……頑張ってな!」タタタッ 京太郎「りゅ、竜華さぁぁぁん!!」 煌「あ、あぁぁっ……こ、これ……すば、らぁ……//」スーハースーハー 京太郎「とは言っても、対局しながらって……」 えーっと、俺を除くと今回いるのは6人 俺を入れると七人だから、どういう風に対局するんだろう? はやり「あれ、聞いてないの?」 京太郎「はやりさん!」 はやり「京太郎君を除く六人が三人ずつに分かれて、京太郎君と打つんだよ?」 京太郎「へっ?」 はやり「ふふ、勝ったらご褒美。負けたら罰ゲームもあるからねっ☆」 京太郎「……へっ?」 俺が、プロと戦う? マジで? いや、どうして? というか、え? 罰ゲーム? 健夜「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎「!?」ゾクゾクッ 健夜「京太郎~くんっ♪」ニコニコ 京太郎「は、は、はいっ?!」ビクビク 健夜「……頑張ろうね。負けたら……うふふ」クスクス 京太郎「あ、あはは(目が笑ってない……)」ガクガクブルブルブル 咏「罰ゲームねぇ、楽しそうじゃん」 理沙「全力!」プッチンプリーン 良子「ノーウェイ、私たちが負けるハズありません」 靖子「あまり舐めてると、痛い目見るかもな」ニヤリ ゴゴゴゴゴゴ 京太郎「」 772 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 21 16 04.45 ID OtXeTayHo [13/28] こうして、俺はこの麻雀プロと戦うことになったのである 正直――勝てるわけがない 京太郎「……」 はやり「じゃあーまずは班分けをしよっか!」 良子「今日の小鍛治プロとは戦いたくないですね」 健夜「ウィヒヒヒヒ」 靖子「まぁ、適当に打つさ」 理沙「勝負!」プンプンコッコー 咏「軽く捻ってやるかねぃ」ニギニギ . . -――‐- . .. ´ ` .、 / \ / \ (デートってのも……悪くないねぃ) / i | . ゚ / | | | | . ゜ ′ | | | | | | . ゜ l | | . l从 ト、 . | | . | l | | . | \ 、_ _|__\ 」 | . | | l | .|_ _; イ  ̄ ̄__ _,)ハ . | . | | | i l i∧ l___ 斗斧i^狄 | . | | | | | ∧ 「苅 V以 } ノ . . .| i . . | | | | iハ |i以 ,,, j/ .| | . . | | | | |. l | ,, ' / | | 从 l八 八 八人 v ´} / 八| \__ \|\ \≧ .. .._ ー/ .イ | . Χ⌒ |\ \ -- / _ -‐<※| | \ \__ _ |/⌒>\/斤/...(※)......リ ト、 i\ 「 ̄` /※)..|| /※|...(※/ |../※).....+...// 八..\ . . .| )' /※)...... ||三三三三三三三|...+.../... { /......(※∨ | /※)..... (※||/..+......|※)l.| ∨※./...(※| /....+./.... Ν /※)..(※)..+ /リ.....(※ノ......从{\{...../...(※)....| /...../... (※|. /※)..+.... (※//......... /......./.. ※)...../....... +(※|'... /.... (※)...| /+....(※).. +...〈/..(※)/...+./※)....+../※)..... +........./..※)... +.. | {※).......+......(※∨.......i..... /.+.....(※/+........(※)../...{...+.......(※).|. ∨...(※)+......(※∨... |......{....(※).../....(※).....+...∨{.... (※/ +...| ∨ ...... (※)......+∨. l‐''┴――┴―――――''| .... /...(※|. |...(※)...+.. (※).∨| i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i|..../.. (※).. |. |+........(※)..... +... ‘| i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i il../ ...... (※..| 京太郎「……」ブルブル ※ 今回はこだわってないので、プロの雀力はテキトーです 咏 雀力80 はやり 雀力80 良子 雀力80 靖子 雀力80 理沙 雀力80 健夜 雀力99 チーム分け コンマ高い三名と低い三名 咏 ↓1 はやり ↓2 良子 ↓3 靖子 ↓4 理沙 ↓5 健夜 ↓6 786 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 21 44 47.87 ID OtXeTayHo [15/28] 【一回戦】 京太郎VS咏 はやり 良子 編集「それじゃあ、グループ分けはこんな感じで行きますので」 はやり「ふふ、負けないよ♪」 良子「まぁ、軽く捻りましょうか」 咏「ぼっこぼっこにすっかねー」ニヤリ ゴゴゴゴゴゴッ 京太郎「(照さん、咲……俺、死ぬかも)」ゴクッ 編集「会話の内容はお任せしますので、気楽にやってくださいね」 京太郎「はい」 ジャラジャラジャラ 健夜「……」ジィィ 靖子「さて、どんな打ち筋をするのか」 理沙「観察!」プップーップップクリン 竜華「あぁ、京太郎君……」 煌「」ビクンビクン 玄「頑張ってねー!」 宥「負けないで!」 京太郎「……行きます!」 【勝負】 三本勝負で、持ち点が高い順に勝利 例 50+50+50=150 勝ち 40+40+40=120 負け ゾロ目の数値は二倍扱い 補正は最終得点にプラス ではまず、一本目 安価 ↓2 はやり ↓3 良子 ↓4 咏 ↓5 京太郎 797 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 21 53 37.55 ID OtXeTayHo [16/28] 【東一局】 カチャカチャ 京太郎「対談しながら対局って難しいですね」 はやり「平常心だよっ♪」 良子「ふふ、それは一般ピーポーの彼には酷というものです」フフフ 咏「あんま油断してっと足元すくわれっかもよー」 良子「ノーウェイwwwもし負けたらなんでもしますよ」ニヤリ はやり「ん?」 咏「今」 京太郎「なん……でも?」チラッ ___ ... " ` ...、 ´ ヽ / ヽ ./ ハ //' / / ハ ハ /!、 {l / / 斗 十 、/ ! !/ イ \ /l { ! | ',l / イト } l〃/!、 ヽ / 从 从 |.斧ミ, // | !', | ! !/// ヽ ヽ 〃 ./ヽ\| 弋り∨ "笊卞ミj /彡/ \ハ / ,' /! ,,, .弋_ソ/ / Y ', ! l /八 ' ''' / // l! |/| / ヽ ` 〃 メ、 \ } / _二" --< _ムイ┐ ヽ ハ /-} ハ  ̄ -┤ ヽ! { |__>'" ] へ ! _ ノ y / イ / ヽ | / ./ / / ハ | . /// / | l l / / / / / ! j / ,, ! ! | ' | / ./ l | | ;, | / ./ / l |、 ! ∧ .! / / / / l | | !子.! !/ / , l | | | | ! /" / | 良子「えっ?」 京太郎「……」ゴゴゴゴゴゴッ ズゥゥゥゥン! はやり「はにゃっ?!」ビクッ 良子「ツモが……?」スカッ 咏「来なく、なった……?」スカッ 京太郎「……ラスト、一枚」スッ ダァァァァァン!!! 京太郎「海底撈月!」バァァァン 一同「」 靖子「……これマジ?」 理沙「本当!」キラキラ 健夜「~~~っ!!」ダンダンッ! ←興奮のあまり悶絶してる人 800 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 22 01 06.61 ID OtXeTayHo [17/28] 編集「す、凄いですね……」 京太郎「いやぁ、偶然ですよ」アハハ 良子「そ、そうですね。私もまだまだ本気ではないので」ジャラジャラ はやり「京太郎君、本気出してるねー」クスクス 咏「やるじゃん。でも、こっからが本番だっての!」プンプン 京太郎「(戒能プロのおもちおもちおもおももももおもももち!)」ゴゴゴッ 良子「ホワイ? 負けたら何か取り返しがつかない気がしますね」ゾクゾク 咏「あんな約束したんだし、当然じゃね?」 良子「ドンビアフレイド、お二人にならともかく須賀君に負けるとは思えません」 はやり「だから京太郎君は強いんだってー」 咏「生意気だけどねぃ」 京太郎「ガチで行きますよ、俺なりにね」ニィッ 竜華「あちゃー、ギア入っとる」 宥「いい感じ、かな?」 玄「京太郎君! おすそ分け! おすそ分けを忘れないで!」ワキワキ 煌「すばらな展開です!」 京太郎「さぁ、次行きましょうか」ニッコリ ではニ本目 安価 ↓2 はやり ↓3 良子 ↓4 咏 ↓5 京太郎 811 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 22 11 46.61 ID OtXeTayHo [18/28] 京太郎「(今度も同じ力で!)」ゴッ ゴゴゴゴゴッ はやり「ふふ、さっきは驚いたけど……」ポンッ 京太郎「え?」 良子「同じ手がそうそう何度も通用すると思いますか?」チー! 京太郎「ぐっ……!? 俺の番が!?」 はやり「……デジタルを侮ってもらっちゃ、困るかな?」クスクス 京太郎「流石はプロ。やります、ねぇ」グググ 良子「イグザクトリー、プロを舐めないことです」 咏「(う、動けないねぃ……)」プルプル 京太郎「ファッ!?」 良子「三尋木プロは小さい手を作るのが苦手なので……(震え声)」 はやり「ちょっとは妥協しなよー咏ちゃん」 咏「でも、三倍満……三倍満」シクシク 京太郎「それだ!」ビシッ 咏「」 はやり「あー」 良子「」 靖子「やるなぁ、アイツ」 理沙「強い!」ニコニコ 健夜「ヒーヒーッフーッ! ヒーヒーッフー!」 【はやり】 29+94 【良子】 41+66 【咏】 63+20 【京太郎】 96+94
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5695.html
433 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 21 23 43.47 ID ZYS8xHKfo [2/14] 432 ほとんど誰も知らない アクセル1系列で知ってる人がちらほらレベル 【期待の】須賀京太郎を応援するスレッドpart1【新人!】 2 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 27.34 ID TeMpTress 立て乙 3 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 27.35 ID YAnTeruru 2なら華麗に京ちゃんをGet!! 二人は永遠に結ばれる!!! 4 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 1乙だぞー ワハハ もう個人スレが立つ時期かー 5 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 1さん乙です 京ちゃんってカッコイイよね! 6 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 1乙です 須賀君、全身余すことなく愛しています 7 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE なんや、ウチの京太郎の話をしたいんか? テレるでホンマ……// 8 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ は? 9 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU おー! スレ立て乙や! 10 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa おつおつ! 11 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 乙 それと京太郎君……ごめんなさい 12 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 スレ立て乙だよっ☆ 13 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 乙! 14 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 3 通らないなぁ…… 1乙 439 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 21 42 54.26 ID ZYS8xHKfo [3/14] 15 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 正直、京ちゃんたまらない 16 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU それにしても、短期間でかっこよくなりすぎやなぁ ゼ●シィ衝動買いしてもうたけど、恥ずかしかった 17 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電不可避 18 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi ゼ●シィの京ちゃん、眩しかったなぁ…… 19 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 お婿さんに欲しいわねホント 20 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 早く色んな方面での活躍がみたいです 21 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT こんな奴の何がいいのか分からないんだし! 目の前にいたら靴を舐めさせてやるんだし!! 22 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ ブチ殺されたいようやな? 23 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑↑ その足り無い頭に靴をねじ込んだるわ 24 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU そいつアクセル1スレにも現れる須賀君アンチやから、触れない方がええで 25 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 何がいいか、誰を好きになるかはその人次第じゃないかな? 私はもうゾッコンだよっ☆ 26 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 ゼク●ィ……本来ならちゃちゃのんと共演やったらしい 27 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ そらよかったわ あんなエセアイドルと共演じゃウチの京太郎が廃る 28 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ そのいちいち【ウチの】って付けるのやめぇや どっかの姉を思い出してイライラする 29 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress ゼク●ィは美男美女で本当の夫婦の様だったな 少しばかり嫉妬したよ 30 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur お、女の方はどうでもええんやない? それより京太郎くんの話や! 31 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii うちは目覚めつつある…… 何かに、何かに目覚めつつあるんや 32 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 娘二人がゼ●シィを買ってきた時は心臓が飛び出るかと思うたわ それにしてもこの子達、二人揃って中々やねー 452 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 00 02.12 ID ZYS8xHKfo [4/14] 445 雅恵さんも分かっていますが、ここは匿名掲示板なので ※ 訂正 26 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 ゼク●ィ……本来ならちゃちゃのんと共演じゃったらしい 33 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 自慢の先輩です! 34 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 会ってお話したことあるけど、いい声だったなぁ 全てがどストライク過ぎて色々と辛い…… 35 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 何もかもが至高 京ちゃんはもはや芸術品 36 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルなんて興味ないのですよ 37 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ↑ スレタイをよく見て出直して欲しいなー ワハハ 38 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 雑誌もゼ●シィも、見ているだけで心が癒されますね 39 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん この間もう一冊ずつ買ってラミネート加工の特製しおりを作っちゃったよ 40 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 彼には今後も頑張ってもらいたいですね 41 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 【速報】須賀京太郎サイン会【開催】 42 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU ホンマ!? 43 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電できる!? 44 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 サインが……貰える!? 45 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 面白くなりそうっ☆ 46 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 39.39 ID NekiYadEE 握手は!? 握手はできるんか!? 47 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 39.39 ID ATGsisteR 握手は!? 握手はできるんか!? 48 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 関係者の話やと、握手もできるみたいやでー できるみたいやでー(ステマ) 49 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister サインとかいらないんだけど 50 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 欲しい……握手もしたい 462 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 13 54.91 ID ZYS8xHKfo [5/14] 459 どうでもよくないと思います ちょっといっぺん死んで、千本ノックを受けた後にバターになってきます 51 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru どこの馬の骨とも知らない人と握手…… 52 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ、これは当日が楽しみだなー 53 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 握手すると見せかけて腕をへし折ってやるんだし! 54 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN 一度生で会って確かめるべきだな その器が王に足るかどうか、そしてあの日の……男かどうか 55 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 当日は混雑するだろうから、整理券を忘れずに列を乱さずに並ばないとねー(棒) 二度並びなどはご遠慮願うわ(某) 56 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE 関係者多スギィ!! 57 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 絶対に行かなくちゃ! 58 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 楽しみで夜も眠れません 59 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ やっと会えるじょ 60 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 男性が行ってもいいものなんでしょうか? 61 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 ↑ フヒヒヒ! いいと思います! ハグなんかもしていいんじゃないでしょうか!! いいんじゃないでしょうか!!! 62 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID NekiYadEE 妹には内緒やな……無論おかんにもや 63 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID ATGsisteR 姉には内緒やな……無論おかんにもや 64 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID MaSaEATG なんか娘たちが鬼のような形相で旅行かばん引っ張りだしてるんやけど 怖い 65 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur この機会は見逃せないでー ホンマ見逃せへんでー 66 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 今度こそ謝らなきゃ ~~~~~ 煌「ふむふむ」カタカタカタ 京太郎「煌さん? 何を見てるんですか?」 煌「いえいえ、なんでもありませんよ」ニコッ ということで、サイン会開催決定!!! 481 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 25 46.61 ID ZYS8xHKfo [6/14] 【某日 白糸台 京太郎の教室】 ザワザワ ガヤガヤ 京太郎「おはよーさん」ガラガラ オハヨー オハヨースガッチ! オハヨースガッチ! 京太郎「おう、おはよう」テクテク 淡「おはよー」グデーン 京太郎「どうしたんだ?」 淡「べっつにー」ムスッ 京太郎「まぁいつもの事だけどさ」ガタッ 淡「……」ジーッ 京太郎「ん?」 淡「ねぇ、アイドルなんてやめれば?」 京太郎「は?」 淡「今度……サイン会、するんでしょ」 京太郎「ああ、知ってたのか。サイン会つっても小さいもんだけど」 淡「……どこの誰とも分からない人にサインするんだ」ボソッ 京太郎「そりゃそうだろ、アイドルなんだから」 淡「でも、そんなの」 京太郎「それにお前にもしただろ? まだよく知り合ってない頃に」 淡「っ!!」ガタッ! 京太郎「淡?」 淡「バカっ!」ダダダッ 京太郎「あ、おい!? 淡!! 授業はどうするんだよ!?」 ガラガラッ! ビシャンッ! ザワザワ ナニアレー? 京太郎「淡……?」 483 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 29 39.53 ID ZYS8xHKfo [7/14] 【放課後】 キーンコーンカーンコーン 教師「それじゃあ、気をつけて帰るように」 ザワザワ ガヤガヤ 京太郎「結局戻って来なかったな、アイツ」ハァ 一体何をキレてたんだ? 相変わらずよく分からない奴だな…… 京太郎「麻雀部に行けば会えるか?」 いや、だけどアイドル活動もおろそかにはできねぇし…… 京太郎「うーん」 さぁ、どうするんだ俺? 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上でまこがいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 497 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 38 18.18 ID ZYS8xHKfo [8/14] 493 知り合いとイチャコラできたり、新・咲キャラと遭遇できる 京太郎「まぁ、放っておけねぇよな」ハァ 俺が原因で怒らせちまったようなもんだし…… さっさと謝って仲直りしないと 京太郎「よし、じゃあ行くか!」 テクテク 【麻雀部部室】 ガラガラ 京太郎「失礼します」 菫「ん? 京太郎君か」 照「京ちゃん!!」パァッ 誠子「何か用?」 尭深「はい、お茶」スッ 京太郎「あ、ありがとうございます。って、そうじゃなくて」 菫「?」 京太郎「淡、来てますか?」 菫「ああ。淡ならそこで……」 淡「……」ゴゴゴゴゴッ モブ子X「ひぃぃぃ!?」ペターン モブ子W「いやまぁ、わかってましたけど」プルンッ モブ子A「たまりませんのぉぉぉぉ!?」 菫「ご覧の有様だ」 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 京太郎「わーお」 502 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 46 46.73 ID ZYS8xHKfo [9/14] 京太郎「なぁ、淡?」 淡「……何?」イライライラ 京太郎「俺が悪かったよ。だから機嫌直せって、な?」 淡「……」 京太郎「ほら、キャンディーやるから」スッ 淡「あっ」 京太郎「好きなんだろ? ほら、カメレオーンって」デーン 淡「……」ブルブルブル 京太郎「あ、淡?」ビクッ 淡「……カメレオン」ボソッ 京太郎「カメレオン?」 淡「カメレオン」 京太郎「カメレオン」キリッ 淡「カーメーレーオーンー!!!」ジタバタ 京太郎「カァァァメェェェレェェェオォォォンンンン!!」ウォォォォ 淡「うるさいっ!」バキィッ! 京太郎「なんでっ?!」ドシャッ 菫「重症だな」ホノ 照「うん」ボノー 尭深「和菓子もあります」ノホ 誠子「用意いいなー」ホーン 淡「ふんだ!」ペロペロ 京太郎「?????」コンワク コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 雀力+1 30~89 性交 雀力+3 90~99 大成功! 雀力+5 526 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 56 30.93 ID ZYS8xHKfo [10/14] 折角の性交チャンスがーいやー残念(棒) こんなチャンス滅多にないよ、いやほんと! 509-510 愛宕姉妹かな? 京太郎「いたたたっ」スリスリ 菫「大丈夫か?」 京太郎「あ、はい。なんとか」 菫「淡、京太郎君はアイドルなんだから顔はやめておけ」 淡「ふーんだ。そのままタコになって人気落ちればいいのに」プイッ 菫「ボディにしておけ、ボディに」シュッシュッ 京太郎「なんだか菫さん、最近ボケを覚えてきましたね」アハハ 菫「うっ……//」カァッ 照「ひゅー、流石は伝説のチーム虎姫のリーダー!」 菫「や め ろ……!」 誠子「今日は私が教えてあげるよ」 京太郎「うわーありがとうございます!」 誠子「まずは基礎から抑えなおそうか」 京太郎「はいっ!」 カタカタカタ テコリン! ツモ! 京太郎「おぉぉ!」パァァァ 誠子「やるじゃん!」イェィ! 雀力がちょっぴり上昇した! 540 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 05 29.76 ID ZYS8xHKfo [11/14] 536 阿知賀ポータブルの菫さん(水着)はやめてさしあげろ(涙) 538 おもちタウンができるのか……(困惑) 誠子「まずはそこで鳴く!」 京太郎「はいっ!」 菫「いやいや、そこは狙い打つべきだろう?」 照「連続で上がれば問題無い」 淡「ダブリーすればいいじゃん」 尭深「収穫すれば……」 シャープシュート! コークスクリュー! フィッシング!! ダブリー! ハーヴェスト! ギャーギャー! 京太郎「」 ガラガラ 煌「遅れましたーって、京太郎君?」 京太郎「煌さん!」 煌「どうしたんですか?」キョトン 京太郎「普通の麻雀が……したいです」ツーッ 虎姫「」 / / / \ . . ゚。 ゚。____. ′ | ヽ . 八 .゚ `ヽ | | .. .| ゚。 _,,.. --=ニ、 i ト ヽ \. / | |、_________ - 、. | | ´ .. `.| | \ .i / / | γ´ ̄ .. . | | ハ ∧ィ八 | | ‘。 } // / ゚. ハ/ .. .|∨∨\| レ' 彡=≠=ミ ^i ’ │ } / ′ / ‘。 ', ト'≫=≠=ミ うl//ハ }トレ-、/ /... / { / ‘。 ', { 〃 うl//ハ 弋// ツ / |__ミ==-=彡 |\ } { ゚ . -j代 弋// ツ `¨´ \ | \______,,..ィ__ . `¨´ ' . . . . . ゚ | 入 / ∨ ハ ゚ . . . . . _______ l‐ ′ `¨ア¨¨¨´ \ /、 、 「/ ノ / 丶 _ _ _ _ _ _ _彡 `¨ ヽ ` ー‐ ´ / ` ..,,_ /{ _} ¨¨´ |入 /...| /.....\ 煌「あらあら」クスクス コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 雀力+1 30~89 性交 雀力+3 90~99 大成功! 雀力+5 563 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 19 57.85 ID ZYS8xHKfo [12/14] 煌「ふふっ、ダメですよそんなに硬くしちゃあ」スッ 京太郎「あっ」ビクッ 煌「身長に、そう……んっ、いい感じですね」ブルッ 京太郎「お、俺……こういう状況初めてで」カァッ 煌「大丈夫。私がリードしますから」ギュッ 京太郎「うっ、お、俺もう……!」」 煌「ダメですよ、まだ出しちゃ……」ツィー 京太郎「でも……」ハァハァ 煌「こらえて……もうすぐ、もうすぐですから」ハァハァ 京太郎「あぁっ! もう我慢出来ない!!」 カチカチ テコリン! 満貫!!! 終局 貴方が1位です! 京太郎「や、やったぁぁぁぁ!!」ウォォォ 煌「すばらっ! すばらっ!」ピョイン! 京太郎「初めての1位だぁぁ!」 菫「ぐぎぎぎぎぎぎぎ!!」ギリギリギリ .! !i ! i 。 . i i . ', ゚ ゙, .! ! ! i ! !.; . i ! . ! ゙, ! ! i, ! ; i ! i . ! ! ! ! ', ! !', i i i_ ! ! . i .! i !_, -'"¨ ヾ! i`'ー- 、_ i !,`\ i i . ; i ! i ! ! / ! i , \-、 ヽ; !', ', \ !i; . . ;i i i'! i ii| ./ ! i . `┤'゙ヽヾ、, ヽ; i'!'; . /i;'! _,. -―'''!'i ii _,. !i'イ ※菫さんです i i, i ', -<ゝ`'ー=ニ、\,'ー.;- 、_ .. / i' ! ;, -‐" ,j i' ! _.ィ'", ‐" .!ii i i ', ´...へニェェェュ-;ヾ ノ `¨'ヽ,'''''''_,ノ┴------‐''"´ ´ i´ . /!i ! i ', ' ゙̄´ヽ ` ´ ン'、ー―-- _,...、_ ,' 〃 ゙' 、 i'; '; ', '>ッニ二二、-<´`' i . , ' ヽ',! '; i'、 ; ! ;' ; / \ '; ; i '、 j /, -―''' ,' ;' ;' ;' ,/ | \; i ヽ ゙ u イ/ / ;'_`''''' ', . !, `'ー-',、 _ /,/' /; ィ''"´ ``' ', |i i `' 、 ゙,`'ー‐ ‐'''ヽ、 / / ,'‐'´/ i . i' ;' `' 、  ̄ _`'- 、.,__,) _,. - '´ ゙ 〃 / .i . i ,' . ,', i i'i 、_ ` _, - '" .〃./ /.i .. ! i i ヽ i i i >、,, -‐ '"ヽ, 〃 / 照「顔が酷い」 淡「もう全部すばらでいいんじゃない?」 菫「(´;ω;`)」 京太郎「ありがとうございました!」 煌「いつでも頼ってくださいね!」ニッコリ 雀力が上昇した! 571 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 30 40.55 ID ZYS8xHKfo [13/14] 京太郎「いやー、麻雀ってやっぱ楽しいですねー」 煌「そう言ってもらえると、なんだか嬉しいかな?」アハハ 京太郎「これからも色々教えてくださいね!」 煌「勿論ですっ!」ニカッ フラフラ 菫「お、お願いだ京太郎君……捨てないでくれ」ガシッ 京太郎「え?」 菫「もっと頑張るからぁ……! 捨てないでくれぇ……」ウルウル 京太郎「」 淡「タローが悪いよタローが」 照「複雑な心境」 尭深「(どうしてこうなったんだろう?)」コンワク 誠子「弘世先輩ェ……」 京太郎「だ、大丈夫ですから? ね?」ナデナデ 菫「ほ、本当か?」グスグス 京太郎「はい! これからもお願いします!」 菫「……」スッ ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } | ハッハッハッハッハッハ!. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ t ァ /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 菫「まぁ、当然だな」キリッ 淡「邪魔だから帰ってくれない?」バッサリ カンッ! ちょい飯食ってくる 587 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 48 23.81 ID ZYS8xHKfo [14/14] 炊飯器のスイッチ入ってなかった…… ので、とりあえず再開 【翌日 白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 京太郎「ふふふ」ニマニマ 淡「何ニヤついてんの? キモイ」 京太郎「いや、俺も中々麻雀が強くなったなーってさ」フフン 淡「えー? まだまだ激弱じゃん」 京太郎「実はな、昨日跳ね満あがったんだよなーこれが!」アハハハ 淡「別に跳ね満とか余裕だし」バッサリ 京太郎「……っ!」 淡「?」 京太郎「淡のバカ! もう知らないっ!ダダダッ ガラガラ! ピシャッ! 淡「あっ」 ザワザワ トトロ? ナンデ? メイチャァァァン 淡「……」 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上でまこがいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 612 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 00 41.91 ID w3AXTkbVo [1/15] 【街中】 京太郎「全く、淡の奴……いつかぜってー負かしてやる!」 まぁ、そんな日が果たして来るのか分からねーけど 京太郎「とにかく、俺はやれるだけのことをやるんだ!」 その為にはまず、トップアイドルを目指さないと! 京太郎「うぉぉぉぉ! 燃えてきたぁぁぁ!!」ダダダッ 【アクセル1】 ガチャッ! 京太郎「おはようございまーす!」バンッ! 久「あら、おはよう須賀君」 竜華「今日も元気やなぁ」 まこ「久しぶりじゃのぅ」 煌「今日も頑張りましょうね」 社長「頑張り給え」 京太郎「よーし! まずはスケジュールの確認からですね!」メラメラ 久「えらく燃えてるわねぇ」 竜華「サイン会が近いし、燃えてもらわな困るで」 まこ「元気そうじゃな……」ホッ 煌「スケジュールはこちらですね」 京太郎「ありがとうございます!」パラパラ 京太郎「ってなんで染谷先輩が!?」 まこ「やっと気づきおったか、このバカタレ」ペチコン! 京太郎「あたっ!?」 __ __ / \_/ \ / トヽV/; | \ ,. ―' !゙゙`´"'ツ }ヽ f',ィ / ノ /ノ ヽ }. レ 、 ,ィ'―- レ'-\ ノ | イィ / |fフヾi 、 , ィァ=、 } ヽ { 久しぶり、じゃな. ノイ i ハ、|゙、 ノノート_ ! ノレ1、 } \ f'-‐{ K i |"-" ' "-"イノ レ| );ヽ ノ 从 、 \_ ー ‐ _ノ ノ人 ( ツ \へ、 rー-‐' |ノノ ノ'" ヾ ___ノi ノー-、_ r'" . . . . ト---/ . . . . . . .>=、_ / ト、 . . . . | / . . . .;.イ r==i .} / V| \ . レ' .___/ / レ' | i. / 〈/ ̄Τ`Tー-―"| / | \_ /f三ヽ、 __|二L__. ヽレ / ├==' 人'へ-√´ \ ヽ\ / | { ' '´ / ー-≠- 、 } 、 _,..ィ_´ V `ーr--イ | | くー- 、_ ノ | 〈 | ! ヽ 、_二 ̄ ノ | | ヽ } 〉 / ヽ | ソ 〈 |ー―------- -―'" 〉 フー--r―----r―‐r―く / / / | | i ヽ 【まこ祭り! はっじまるよー! の巻】 627 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 12 12.51 ID w3AXTkbVo [2/15] ~~数分後~~~ 竜華「竹井さん、ホンマに大丈夫なん?」 久「んー? 何がかしら?」 竜華「何がって、二人きりにしてもうたやん」ハラハラ 久「まぁ、大丈夫なんじゃない?」フワァァ 竜華「」 久「まこも、溜め込んでいたものを吐き出せるといいわね」トオイメ 煌「?」 久「(もっとも、溜め込んでいるのは須賀君も同じなのかもしれない)」 竜華「??」 【アクセル1 会議室】 京太郎「いや、驚きましたよ」 まこ「なんじゃ? わしに会いとう無かったんかのぅ?」 京太郎「いえいえ! そんなことないですって!」 まこ「ふ~ん? 本当じゃな?」 京太郎「はい! 染谷先輩にだけは……ちゃんとお礼も言いたかったですし」ポリポリ まこ「お礼?」 京太郎「今まで一番面倒見てもらいましたし、お世話になりましたから」アハハ まこ「そうじゃったか? 悪いが覚えとらん」フイッ 京太郎「……俺は絶対に忘れません。染谷先輩の優しさは」 まこ「っ!」ズキッ 京太郎「だから……俺はあの日、染谷先輩に――」 まこ「……!」バンッ コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 まこ「そんな話はどうでもええじゃろ」レイプメ 30~89 まこ「まだ、覚えておったのか」トオイメ 90~99 まこ「それは、勘違いじゃったと言うとろうが……」ブルブル 653 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 23 44.50 ID w3AXTkbVo [3/15] まこ「まだ、覚えておったのか」トオイメ 京太郎「……そりゃ、覚えてますよ」 まこ「あれはただの勘違いじゃ。あんな状況で優しくされれば、誰だってそうなる」 京太郎「それでも、それでも俺……本気で!」バッ まこ「だぁっとれ!!」ビリビリッ 京太郎「っ!?」ビクッ まこ「……大声出して悪かったのぅ」 京太郎「いえ……」 まこ「今更……その話を蒸し返してどうなるんじゃ? わしの気が変わってるとでも思うとったのか?」 京太郎「……それは」 まこ「部長から話は聞いちょる。トップアイドル目指して頑張っとるそうじゃな」 京太郎「はい」 まこ「ならあの日の事は忘れた方がええじゃろ。知っちょるのはわしと京太郎の二人だけじゃ」 京太郎「……じゃあ、一つだけ聞いていいですか?」 まこ「……それで、あの日の事を忘れると誓うんじゃな?」 京太郎「誓います」 まこ「それなら、わしも正直に答える」 京太郎「あの日の……答えは、本音ですか? それとも――」 まこ「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 まこ「嘘に決まっちょろうが」 30~89 まこ「本音じゃ」 90~99 まこ「……」 685 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 31 29.40 ID w3AXTkbVo [4/15] まこ「……」 京太郎「……染谷先輩」 まこ「……きっかけは、いつじゃったか」フッ 京太郎「え?」 まこ「思えば、第一印象は最悪じゃったしのぅ」クスクス 京太郎「……あはは」ヒクヒク まこ「かと思えばすぐにわしらの恩人になって、部の仲間にもなった」 京太郎「……」 まこ「弱いくせに、麻雀を楽しむ顔だけはいつも眩しくてのぅ……」 京太郎「……」 まこ「部長に雑用を押し付けられても、麻雀が打てなくなっても……同じ顔をしておって」 京太郎「……」 まこ「ふとある日、気づいたんじゃ」 / . . . . . . . . .! . . . . . . ゙、 ゙、 ...... . . . |_ ! . . . . | . . . . . . . 〉 ,.- ヘ iヽ . . .、ヽ |. . / .. // ,|ナヽi、 i、 i!ノ.. | 〈.. . . . . . . 〈 ,..-‐ニ ヽ=fk; ソ レ ! . /.. . . . . iヾi ,,=‐i" ! i;j.、 | ゙、 、 A ヽ|"b ! i. ゞー' 、 /. . {ヾ ` ー  ̄丶_'"´_ ,ノ ! !ヾ /i. . 丶、 , -‐ァ/ i ノ ! i . . ;ヾ"`  ̄ ! /^ 、 ! 、 ゙、` ____,..-‐'V '´'" ´ ̄ ̄`ヾ / i. / V!.i / |. / i.|...i / |/ ||....|.i | まこ「ああ、わしはこの男が好きなんじゃなぁって」 ~~~~一年近く前~~~~~ 694 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 41 43.75 ID w3AXTkbVo [5/15] 【全国大会会場 控え室】 久「いよいよ全国ね!」ワクワク 優希「絶対優勝するじぇー!」 和「頑張りましょう、咲さん」 咲「うん! 頑張ろうね!」 まこ「ん? 京太郎がおらんようじゃが?」キョロキョロ 久「ああ、須賀君ならお使いよ。色々と必要な物も多いし」 優希「タコスを買いに行かせてるじょ!」 まこ「なっ!? 京太郎はついさっきみんなの荷物を宿まで運んでおったじゃろうが?」 久「え? でも本人が行くって言うから……」 和「ですが、須賀君一人で大丈夫でしょうか?」 咲「迷わないかなぁ」 まこ「部長、たまには京太郎を休ませたらどうじゃ?」ハァ 久「あらいいじゃない? 本人も納得してるんだし」 まこ「……」ハァ 久「まこ?」 まこ「もうええ。ちょっと外の空気を吸ってくる」ガチャッ 久「あ、ちょっと!」 まこ「……後で後悔しても、遅いんじゃぞ」ボソッ バタンッ 和「……?」 優希「後悔って、なんの話だじょ?」 咲「……後悔」 久「まこったら何を言ってるのかしら?」ウーン? 初めての全国出場 その功績に、わしらはみんな浮き足立っておったんじゃな そのせいで、周りが見えておらんかった 京太郎がどれだけ無茶をしておるのかも 【全国大会会場 廊下】 タタタッ まこ「(京太郎のバカタレが! さっきまでフラフラしておったくせに!!)」タタタッ 712 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 52 32.58 ID w3AXTkbVo [6/15] 【会場入口前】 京太郎「よし、これでリストの物は全部買えたか……」フラフラ なんだか、気分が悪いし……早く終わらせねーと 京太郎「ここを曲がっ……」フラッ あ、ヤバイ…… 視界が……霞んで……? ボフッ ???「……」 京太郎「あ……?」 なんだ、この柔らかいもの 俺、何に倒れ込んだんだ……? 京太郎「……」 ダメだ……もう、意識が…… / . / . ∧ i/ `ヽ /. /. /ヽヽ/,i .. .ヽ /. /. /```´""'| . . .i i, '´..... __ノ-‐' 、 ヽ . . .|i | . . i i /_ ´ 、\\. ゙、 ハ.| | /if'  ̄ヾヽ ,..---、! .. i /. W レ|、゛i .. 。/ ノ=、! '、 ̄iヽイ ;イ i / . ;ィ 、 | `ー---‐' ., ヽi' ン 'イノi レ 京太郎! i; イ | `ー、 ` ー7 ,ハ しっかりするんじゃ!! !ハ人 i i ヽ  ̄ フ /' i ! レ、! A ノ \  ̄ ,... ‐'´ i ル゛ r‐≪´ ̄ . . . .\ `ー; 'ノwV'イ;イノ /=、 \゛ 、 . . . . . .\__ !ー、ヽ |´ ヽ \゛ .、 . . . . .\ー-i . . \_ | ゛、 \`ー-、__ .\ !. .;, ."i 、 !i \ ∧ ̄ ̄\-、!. /‐ 、| ハ i| / i ..ー-、i イ, - |.! .∧ ヽ. i レ ! フ'ハ´、 |i | ! ゙、.| | /ノ ハ ヽ、」.! ー-i !| `フ´ ; ; i | V | 〈 !、 ´ー'´` ヽ」 .L ヘ_,〉 | | | / | ゙、 京太郎「……」マッカッカ まこ「凄い熱じゃ……!」 ガシッ まこ「すぐに楽な場所に連れて行ってやるけぇ!」 京太郎「そめ……や……せん、ぱい?」 まこ「喋らんでええ」 京太郎「おつかい……とどけ、ないと」ゼーゼー まこ「~~~~っ!! この、バカタレ!!!」 729 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 01 58.36 ID w3AXTkbVo [7/15] 【医務室】 BJ「軽い風邪のようだ。過労と重なって熱が高くなっているだけだな」 まこ「風邪か……」ホッ BJ「今日はゆっくり休ませてやるんだな。相当無理をしていたらしい」 まこ「ありがとうございます」ペコリ BJ「礼よりも金の方がいいんだが……」 少女「ちぇんちぇー! このお兄ちゃんはまよっれらピノコを助けてくれたのら!!」 BJ「やれやれ、そういうことらしい」ハァ まこ「自分だって辛いかったじゃろうに……」アキレ BJ「お前さんの彼氏、いい男だ。大事にしなよ」 まこ「なっ!? 彼氏じゃ――!」 少女「ばいばいなのよさー!」 ガラガラ ピシャッ まこ「あっ……」 京太郎「……」スヤスヤ まこ「……ふぅ、やれやれじゃな」 京太郎「ん……? 染谷、先輩?」パチッ まこ「お、具合はどうじゃ京太郎?」 京太郎「ここは……?」 まこ「医務室じゃ。覚えておらんじゃろうが、お使いの途中で倒れたんじゃぞ?」 京太郎「そんな……あの、荷物は?」 まこ「安心せぇ。ちゃんと届けてある」 京太郎「なんだ……それなら、よかったです」 まこ「え?」 京太郎「だって、タコスを作れないと……優希が実力を出せませんから」アハハ まこ「~~~~っ!!」ギリッ 739 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 10 32.84 ID w3AXTkbVo [8/15] まこ「なんでじゃ? なんでそんなに身を削るんじゃ?」 京太郎「え?」 まこ「今のみんなは全国しか見えとらん、誰もお前を見とらんのじゃぞ?」 京太郎「……」 まこ「そんな状況で、どうしてそんなに献身的になれるんじゃ!?」 京太郎「なんでって……」 まこ「辛いならやめればええじゃろ!? 弱音を吐けばええじゃろうが!!」 京太郎「……」 まこ「どうして、京太郎だけ……」ツーッ 京太郎「……いるじゃないですか」 まこ「……え?」 京太郎「俺のこと、見てくれている人」 まこ「?」 京太郎「染谷先輩が……いますから」ニコッ まこ「!!」ドキッ 京太郎「だから俺、頑張れるんです」 まこ「な、何を言うとるんじゃ……」カァッ 京太郎「いつも心配してくれるし、染谷先輩は優しいですよね」 まこ「な、なぁっ……//」 京太郎「だから、カッコつけさせてくださいよ。俺だって男なんですから」 まこ「じゃ、じゃが!」 京太郎「それに俺……実は」 まこ「?」 京太郎「染谷先輩のこと、好きなんです」 まこ「!?」ドクンッ 750 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 18 17.25 ID w3AXTkbVo [9/15] 京太郎「あ、あはは……俺、こんな時に何言ってんだろ?」 まこ「な、なぁっ」パクパク 京太郎「でも、言っちゃった以上……返事、聞いてもいいですか?」 まこ「!!」 わしじゃって……京太郎のこと 京太郎「……」 まこ「……」 じゃが、それは…… ~~優希「京太郎は私がいないとダメダメだじょ!!」~~ ~~久「須賀君、いつも助かってるわ」~~ ~~和「もう、須賀君。どこ見てるんですか?」~~ ~~咲「京ちゃん! 一緒に帰ろうっ!」~~ みんなを裏切ることになる まこ「っ!」ギリッ 京太郎「染谷……先輩?」 まこ「な、何を言うとるんじゃ、バカタレ!」ペチコンッ! 京太郎「え?」 まこ「ちょっと優しくされただけで、勘違いとはのぅ」ハァ 違う 京太郎「あ、あははは……そう、ですよね」 そうじゃない まこ「そうじゃ。京太郎はあくまでただの後輩じゃ」 そうじゃない! 京太郎「あちゃー、少しは脈があるかと思ったんですけど」ハハハ 好きなんじゃ…… まこ「当たりまえじゃ。まだまだ修行が足りん」アハハ 本当はお前のことが……好きなんじゃ 京太郎「フラれちまったなぁ……」 まこ「……」 ~~~キング・クリムゾン!!!~~~ 【現在】 京太郎「……」 まこ「……」 764 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 30 40.92 ID w3AXTkbVo [10/15] 京太郎「そう、ですか」 まこ「これで満足したかのぅ?」 京太郎「はい。ありがとうございます」 まこ「……じゃあ、もう話は終わりじゃな」 京太郎「あの」 まこ「……なんじゃ?」 京太郎「こんな俺を、好きになってくれて……ありがとうございました」ペコリ まこ「……それはこっちのセリフじゃ」 京太郎「これで俺、吹っ切れました」トオイメ まこ「こっちはとっくに吹っ切れとったんじゃがのぅ」ケラケラ 京太郎「やっと、前に進めます」 まこ「……」ガタッ 京太郎「あっ」 まこ「わしはもう帰る。元々、京太郎の顔を見る為だけに来たんじゃ」 京太郎「もう帰っちゃうんですか?」 まこ「バカタレ、これでも忙しいんじゃ。もう部員でも無いお前に構ってもおれん」 京太郎「……」 まこ「じゃあな、京太郎。いいアイドルになるんじゃぞ」ニッ 京太郎「はいっ!」ニッ ガチャッ バタンッ 京太郎「……また、フラれちまったかぁ」ハハハ 【長野行き 電車】 まこ「……」 吹っ切れた、とはのぅ。 あのバカ……今まで律儀に想い続けとったんか? まこ「本物のバカじゃなぁ」ククク いや、それはわしも同じじゃな 大馬鹿者じゃ、二人して まこ「……大きくなるんじゃぞ、京太郎」 お前はわしみたいな小さい女に縛られる男じゃない じゃからこそ、もっともっと大きくなるんじゃ まこ「これからも、期待してるからのぅ」 わしの、初恋の人…… 染谷まこがファンになりました!! 787 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 43 23.84 ID w3AXTkbVo [11/15] 【おまけ】 京太郎「……」 コンコンッ ガチャッ 竜華「京太郎君、ちょっとええかな?」 京太郎「はい、どうしました?」 竜華「……何かあったん?」 京太郎「え?」 竜華「まーた、暗い顔しとるから」ムニー 京太郎「ほへ?」ホッペムニムニ 竜華「……初めて会うた日とおんなじ顔や」 京太郎「……」ウツムキ 竜華「うち、プロデューサーや」 京太郎「え?」 竜華「辛い事も、苦しい事も、楽しい事も嬉しい事も……みんな一緒に受け止めたる」 京太郎「竜華さん……」 / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 竜華「せやから、泣きたい時は泣いたらええ。そのためにうちがおるんやから」 京太郎「りゅう……か、さん……」ポロポロ ムギュッ 竜華「ええ顔が台無しやな、ほんま」 京太郎「……うぅっ、グスッ……お、俺……」グスグス 竜華「……うちが、トップアイドルにしたる。絶対に、したるから」ギュゥゥ 京太郎「はい、必ず!」 竜華「……強うなろうな、一緒に」 これからも、ずっとずっと一緒に―― 久「……敵わないわね、ほんと」 煌「ふふっ、流石にこれは妬いちゃうかなー?」 竜華「(でも、トップアイドルになったら……京太郎君は)」ズキンッ 一体、誰を選んでしまうんやろ……? カンッ! 805 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 58 25.85 ID w3AXTkbVo [12/15] 【おまけのおまけ】 ※今回出番の無かった咲さん 咲「ふんふ~ん♪」カキカキ カリカリカリ 咲「出来たっ!」 婚姻届「須賀京太郎 宮永咲」 バーン! 咲「ふふっ、付録のやつだけど……なんだか嬉しいな」 コンコンッ ガチャッ 宮永父「咲ー? 風呂湧いたぞー?」 咲「ひゃひっ!?」ビクッ サッ! 宮永父「ん? 今何を隠したんだ?」 ,..-‐ .' .´ ̄ .` .ー.、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . . . 、..... .、 、 . .、 .. .\ / . . ... ; . . i i i ......i ...i......i... \ i . . i i.. ;i_; !-、ハ i }-トi、 i i ... ヽ | ... i |/ハ |!|;ノ | | |、ハ|`i i .. . ゙、 |. | |/;xf'‐-、 |;ノiノf==、イi ハ i . .゙、 | i | i(! b. .. i ............0 . })| i ヾiヽiー-ヽ. | ! fヽ i ゙、 `ー' 、`ー' ,!ノ | ヾ!、 ヽ ヽ!ヾ "" "" i ,、 | な、なんでもないよ! なんでも! ヽ、 ` ー 、 ! ̄ヽフ /,ノ \i ,、 ヽiヽi、` , 、 ` ̄´ / /./ /フ r、 ヽ| ` ーイー-――ァー,-、 _ /./// ,.-,. ヾヽ. | i _,....-‐ . '〔' _/ . . . . . // ヾi |i ノ ´ ∠- '/ ,...__ヽ丶 | .! ,イ、、 . . . . . . .ト._´/ . . . . // r-、| | ´ 、 ∠.._ `ー-、`ヽ` Vヽ.,、 、\ . . . . i / . . ,;. ."イ | / ゙、 ヽ ヽ ,ィ―ー‐' ⊂二 ー' ,イ ー`ー-ヽ./-‐"-‐'ノ== レ' ヽ√i ,ノ ヽ / / .V `ー-┬'`i'ー―'´ ヽヘ ;ヘ,メ、 /〉 宮永父「ふーん……なんでもいいけど、早く降りてこいよ」 咲「う、うん――」 宮永父「須賀咲ちゃん」ニヤニヤ __ ,. ' ´ . . . . .、 . . . . .` 、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .丶 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 丶 ,/ . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . i.... .................ヽ l . . . ./ . . . ./ . . ., . . .| . . . . l. .. i. .. ... .... .....', li . . .| . . . . l . . ./l . ./! i . .i ハ . |l .l . . . l . . ...i | .r‐! l . .`iー/‐ァァT' . /フTナiT´ . .| トi、| { .{ ‐N、 . {r―r-r l/!'―r-i'| . . ,リ リヽ! ヽ!ヽ _ `{. _ヒソ _ヒソノ/イ | `ヽ!ゝ ////////////j i /|ハ! ,∠_ ̄〈 ` こ__ー--_ュ,/く' i ヽ 、ヽ ヽ 丁 i i ハ 咲「あぅぅぅぅぅ!!」ボォォッ カンッ! 825 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 02 09 54.59 ID w3AXTkbVo [14/15] 【おまけのおまけ】 ※今回出番の無かった和さん 和「ふんふ~ん♪」カキカキ カリカリカリ 和「出来ましたっ!」 婚姻届「須賀京太郎 原村和」 バーン! 和「ふふっ、付録のやつですが……なんだか嬉しいですね」クスクス コンコンッ ガチャッ 原村父「和? そろそろ寝なさ――」 和「ひゃひっ!?」ビクッ サッ! 原村父「ん? 今何を隠したんだ?」 ./ .\ /./ .. . . . . . . . . . 、. . . . `、 ./ / / , / ! ! ! | `, || | | ハ .,ィ /| | | .| | | | || | | | | |/.| _,ム !゙. ,〈_/ /! ノ | | || | |十ナ丁/ .| /|儿`゙ナ" | | || ヽ, { {itツ ̄ {iィツ¨リ /ソ / ! \! ー/////,//ー."ハ/ . / | ト、 , 、__ _ ハ !| な、なんでもありません / ! \ヽゝ-‐_-,.' ィ!リ ! . / /| | \ ' /!|\_| . | / _,,.-‐ヘ |\ \`| | ! ト、 ./ ヽ ! \ `!.|. | . リ ヽ 原村父「隠し事か? 関心しないな……」 和「は、はい――」 ガチャッ 原村父「須賀京太郎……覚えたぞ」ブツブツブツ バタンッ / / | |゙ | . . | | VM、_| . | } ト、_,. | ヾ ', ./ / .! i! N . | い !/≧二]/"|´ . | . | !. ! / | | | |',/ ヽ| \ |ィ/,ゞ..、\,! / i! | | ,' / | { . ! /| 〉|-. \!" {_ rj ', リ/} . . ノ|/゙. |. i ィ .∨\"| /,ィうヽ ィ゙ ` ソ i} |/ ' |. | /.! | |ヽ {_,ィrj ', .`ー‐゙ ./ ! ! | |∨ ヽ{i ヾ, ツ | | ヽ .| \ \, `" _,,._ | {. 'j |  ̄、 ̄ _,,. - "__\ { '., ! .ハ. { ./ 〉 ./! \ .| リ`ヘ. V ./ ,ィ=、| ト、 ヽ. | `..、, `ー " ./ |/ \ . | i }. リ ,' / / ー, --‐' / ヽ ヽ ̄ `ヽ. / / / / / {/〉, / 〉, \ \ / / / _,.ィ={ |/. !. / /| \ \ } / / /_,,.-/ / | | . / / | | .\ \/ / /} / / / . | |_. / / .! ! .\ ヽ,. / /_,/゙ / / / | |. ` ./ ./ .| | / \ `、 和「ひゃぁぁぁぁ!!」ボォォォッ カンッ! 836 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 02 20 54.52 ID w3AXTkbVo [15/15] 【おまけのおまけのおまけのおまけ】 ※今回出番の無かった優希さん 優希「ふんふ~ん♪」カキカキ カリカリカリ 優希「出来たじぇっ!」 婚姻届「須賀京太郎 片岡優希」 バーン! 優希「ふふっ、付録のやつだけど……なんだか嬉しいじょ」 //././ .ノ ./ / ./ / ./ / . γ´ ̄`ヽ._____. ′ / / / . / ./ / / / .ハ } .} .\! . リミ_ ヽ / / / / / / ./ / i { | / .リ || ! ヾ、___ノミ ¨` '.., ,.._/ / / i { { | | || /| .|||| | | || || | | ', ` 、 ヽ /゙゙\ .`i ' ./! .! .| | Ⅸ .|| 小 { { |Ⅸ | ├ ソ─ソミ/i リ .リヾ ヽ '., . /ヽ, ) / { |. | ! !丶 弋.八ヾヽ |.! |.|..\|\| | / //| ./} }.}}. ', '., イ { /_.// 弋_,.ィ-‐,イ‐v‐-、 .ゝ. Ⅵ \_| '. ィ=乂=/.' ! / / |リリ. } }. _{ ゙丶イ′ _, .-‐ィ( ),.r===ミ / 心 j// | /ノ.} } }. /∨. ノ´ |.ヽ /.! iィ c リ冫/、 !./´ ./ ;/ / ヘ、_>‐-- ィ ´ /| ∨ {.! ヽ二.ノ. /./ } . | / ;/ ./ 、 ── / . {{ { 人 ________ /./ ノ/ /| ./. ー─-一ヘ. ヾ l\ { .\ V `´/ /ノ ,. /.彡イ´ / ./ / ./ ` ..\∧リ\ ` - ‐ .′ / // `´¨`ヽ__ // イ ,. 、イ ̄ ̄「|| ̄¨`゙`ヽ ._「Ν>, . _ ,, . -< /.,' ._/ , `´ / ̄¨. ∨ |.|| .| ´`ヘレ'7 ̄ ̄ ̄ ̄¨`/ !/ / , `ヽ / i | |.|| .|´ヽ ,./`/ .{ / / / } } ! .|.|| .|/介ヽ_/ ∧ ! / / ヘ / \ .\ |\ . レイ..| ∨ .\ | ./ .ノ ./`` ‐ - 、 . / \ ⅵ .\ .∧ .i/ `ゝ`ーヘィ´ 丶, \ \ \/ \ / ./ / / / ./ 婚姻届け / 優希「犬、これからもずっと一緒だじぇ」 優希「たくっ、しょうがねぇなぁ」 優希「なにをー! こんな美女捕まえてなんでイヤそうなんだじょ!」 優希「うるせーちんちくりん!」 優希「ムキィィィ!」 優希「でもまぁ……可愛いとは思うぞ」 優希「じぇっ?!」 優希「……好きだぞ、優希」 優希「……私も、好きだじょ」 優希「嬉しいよ……優希」 優希「京太郎……」ボソッ カンッ! 942 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 02 33.00 ID pMZkOtLJo [3/12] ~~~すばら先輩 出会い編~~~ 【とある日 京太郎のアパート】 京太郎「ふんっ……ふんっ!」ググググッ 煌「ふふっ……」パラッ 京太郎「ん……?」 煌「……」クスクス 京太郎「あのー? 煌さん?」 煌「はい?」 京太郎「何を見てるんですか?」キョトン 煌「ああ、アルバムですよ」 京太郎「アルバム……?」 煌「ほら、私と京太郎君が出会った頃の」 京太郎「あっ」 煌「懐かしいですね」フフッ 京太郎「あー、あの頃ですかー」 あの頃は確か……中学二年生か 今思えば、少し恥ずかしくなるような出会いだった 煌「覚えてるんですか??」 京太郎「忘れたくても……そう忘れられませんよ」トオイメ あんな――出会いは ~~数年前~~ 【須賀家】 須賀ママ「京太郎ー? 京太郎ー?」キョロキョロ ?「あの、おば様?」 須賀ママ「ごめんね。うちのバカ息子、最近反抗期で」ハァ ?「そうなんですか?」 須賀ママ「ごめんなさいね。すぐ見つけるから、少し待っててくれる?」 ?「はい!」 須賀ママ「もう、どこへ行ったのかしら?」テクテク ?「……」 943 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 15 21.34 ID pMZkOtLJo [4/12] ?「(……暇だなぁ)」ボーッ おば様には悪いけど、少し歩いてみようかな? もうすぐ……長野ともお別れになるんだし ?「……」キョロキョロ テクテク ?「須賀京太郎君……かぁ」 一体、どんな子なんだろう? ?「お友達になれれば……」 バキバキィッ ?「!?」 _ _ , -――- 、 _ _ ≦ Y , .,ィ i Y ≧ =-  ̄ - ―{ メ、ハ_,iィ i }― -  ̄―= ト レ(,___) (___)ト j 、_| ゚ ト-- イ u|_ノ <ひゃぁぁぁあぁぁ!?」 \_.!、 ,!_ノ , -vー|`二' |、_||_ ( ´ ) vf__.j.v|.r┴、 i! | |! | | | {⌒ } i! ./| | .| | |.!_7/〃 `<| ト}. | | { / / i! し'/' ヽ/ |、_ノ 〃/ ハ i! く ハ、 〃 /`ー---――'く ヾ /./ | ハ ヽ \ < / ii ハ \ _> ヾ `ヽ、_,/⌒V__ノ´T´ ズボォォッ!! 〃 / / | | i!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~//////////////////////////////////////////////// ?「お、落とし穴?! ふ、深くてっ……!!」アセアセ ???「ハッハッハッハ! 引っかかった!」ケラケラ \ \ )ヽ > ∨ }ー==≠´ ー==≡ニ二..__ リ `` ., / >─==´ / 〈 _,.≧彡 / / ー─=≠彡 ‘,ー=≠'////// / /‐</ / / ‘, ⌒\///// /厶イx伝=ミx \/ / /イ , |i ハ .>/,厶イイ }/ Yしィ心 Y/ / /厶=| / リ| |ハ ー=ァ///,ハい 弋ぅ必ノ / /,x=ミx.| / /│ |i八}. //////,乂 `¨´ / んィ心 Y ' | | 厶イ以ィj//八 Y 弋ッ必 / 八リ ,{⌒刈从イ ∧ ,.. ,/ / / / ,x=} ` < { . . . . . y ァ仏イ/| ∧'" \ \\ 、 . . ノ イ/ }/ }/ \、 . \ \> -=≦} {{ \ヽ . \ 7厶イ ̄`<| } . \\ ?「え!? 木の上!?」 ???「よっと!!」 ピョインッ シュタッ 946 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 27 02.00 ID pMZkOtLJo [5/12] ???「こんなトラップに引っかかるのポンコツ姉妹くらいだと思ってたぜー」ニヤリ ?「あ、あのー? 君は一体?」グググッ ???「ん? 俺? 俺は……」 京太郎「須賀京太郎、よろしくな!」バーン ~~十分後~~ げ ん こ つ 京太郎「」チーン 須賀ママ「全くもう、この子ったら!」プンプン ?「いえ、おばさま。気にしてませんので」 須賀ママ「よくないわよ。あんな落とし穴なんて作ってこの子はもう!!」 京太郎「いってぇなぁ」ズキズキ 須賀ママ「ほら、ちゃんと挨拶しなさい!」 京太郎「もうしたっての! それよりそいつ誰だよ!?」 須賀ママ「あんたって子は!」ゲンコツ! 京太郎「あだっ!?」 ?「あのー?」 須賀ママ「ああ、ごめんなさいね」 京太郎「……」 須賀ママ「ほら、この子が昨日話した……」 煌「花田煌、よろしくね京太郎君」ニコッ 京太郎「ふーん、歳は?」ジロジロ 煌「え? 三年生だけど……?」 京太郎「え、マジ!? おもちが無いから一年生だと――」 げ ん こ つ 京太郎「」 須賀ママ「おほほほほっ、誰に似たのかしら」グリグリグリグリ 煌「」ヒクヒク 京太郎「仕方ない、俺中二だし」 須賀ママ「まぁ中二じゃ仕方ないわよね」 煌「中二ですもんね」 …… 京太郎「でもやっぱりそのおもちは小さす……」 げ ん こ つ 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 36 45.60 ID pMZkOtLJo [6/12] 京太郎「」ピクピク 須賀ママ「最近ずっとこの調子なのよ」ハァ 煌「難しい年頃ですから……」 須賀ママ「煌ちゃんを見習って欲しいわ、ほんと」 煌「いえ……」 京太郎「……」 須賀ママ「京太郎、アンタ一週間だけとはいえこの子と一緒に住むんだからね?」 京太郎「えー?」 須賀ママ「昨日話したでしょ?」 京太郎「だって、もっとおもちが大きい奴が来るかと思ってたんだぜ?」 煌「」 京太郎「しかもなんか髪がクワガ……」 ドガバキィィッ! 須賀ママ「しばらく反省してなさい!」プンプン 京太郎「」ズタボロ 煌「ヒック……うぇぇ」グスグス まさに、第一印象は最悪の一言 本当に……どうしてこんな出会いだったのか 煌「(この子、すばらくないっ!)」メソメソ 京太郎「……ちぇっ」ブスッ 【一方その頃】 -‐──‐- ´ `ヽ、 / ,,, - ‐  ̄ ̄ ─ ‐- 、 / , / \ / / /| ト、 ′ / \ ∠._/ / i| i \ 〕 ./ \ 〔 |/ 八〔\ .' \ / / \ _ _,ノ. |∧ | ┯ ┯ V ┯ ┯∧ / j. / . . . . . ヽ ' ∧| 乂ノ 乂ノ ∨、 |/ . . . . . . . . . .}. / Ⅴ "" ノ |; . . . . . . . . . . . . . . . . . . . } |. / 入_ _ < / /| / 受理お願いします∨ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ /ノ} / / ノ} /!|.... /\ /∧ノ へ ̄ ̄/ \リイ/ / 〔′ V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; . . / ; j ノ /i / / イ / !  ̄\\ r‐' \/ //\ /. V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;.;{ ; ! / } /イ | \ヽーヽ └─ー/─' \ V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;.;.} ‐、_} / i 丶ー| 〉 〈 | 〈. V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/ u } | .〈∧/ !__/ }.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/ , | | | ,' '''''''''''''''''' u ′ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/. / ̄ ̄ ̄ ‐ 、 .{_ _/ / コンイントドケ / /__ \ | / /. /  ̄¨'' _ \ / // >、 ヽ / / >、}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ , -‐ ─= 、 / V 君…、まだ中学生か高校生だよね? / V 953 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 54 59.20 ID pMZkOtLJo [7/12] 【台所】 須賀ママ「京太郎、煌ちゃんの荷物運ぶの手伝ってあげなさい」 京太郎「えー? だりぃ」 須賀ママ「あんたねぇ」 京太郎「そもそも、なんで一週間もあんなの泊めるんだよ?」 須賀ママ「だから昨日話した通りよ」 京太郎「母さんの友達の娘なんだろ? しかも、一週間したら引っ越す」 須賀ママ「引越し先でトラブルがあったらしくてね、落ち着くまで預かって欲しいとの事なのよ」 京太郎「ほーん」 須賀ママ「修羅の国だからね、しょうがないのよ」 京太郎「し・ら・ねー」グデーン 須賀ママ「いい子じゃないの。可愛いし」 京太郎「可愛い奴程中身が残念だって、ばっちゃが言ってた」 須賀ママ「おばあちゃん、そんなこと言ってないでしょ」 京太郎「いや、親父だったかも。母さんと結婚して失敗だったって」 須賀ママ「ほぅ?」ドドドドッ 【一方その頃】 宮永父「なぁ、咲? お前の体操服を洗濯しようとしたんだが……」 咲「……」 体操服「須賀京太郎」 宮永父「どうして京太郎君の体操服なんだ?」 ___ ,. .、 / `ヽ、 .' 、 ' ヽ / . .' 、 . { , } l 、 | , /) | |、 . | ∧ イ{∧ | | | \〉 }' 、 l / Ⅵ/∧ ! ∨ 、 /イ u |/ ∨ } /\ | / 人 か、借りたんだよ…… / -从-----イ{ イ _,. ―/ ≧≦--r---、 / / // /`ヽ , / { { { , ∧ / {{ | | |/' } { || | | | | | || | | | | | || | | | | | ー====================_'_」 | | ´ T T ―r――r、―――――‐ ' } 宮永父「……」 咲「……」アセダラダラダラダラ 957 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 04 54.65 ID pMZkOtLJo [8/12] 【須賀家 京太郎の部屋】 ガチャッ 京太郎「はぁ、かったりぃ」 煌「はわぁ……」ジーッ エロ本「」デーン 煌「こ、これは……//」マッカッカッカ 京太郎「」 煌「はっ?!」 京太郎「お、お前!! 何見てんだよ!?」ガバッ 煌「ご、ごめんなさい! でも、机の上に置いてあったから――」 京太郎「あのババアァァァァア!! またかよぉぉぉぉ!!」 煌「ああ、おばさまの仕業だったんですね」 京太郎「って!? それよりなんで俺の部屋にいるんだよ!!」 煌「はへ? おばさまから聞いてないのかな?」 京太郎「え?」 煌「一週間、君と一緒の部屋で寝ることになったって……」 京太郎「」 【一方その頃】 ´ ` 、 / \. / , | | ト、 . / / / | | \| \ / | .′ /|../__`八 | / __.Ⅴ | |i / _ \ヽ / _\ | |i { 〈 厄 ) } { 〈 厄 )リ |. 八 x 二/ \二vヘ、| ,.ヘ_人 v ア /´_ヽ / 、 ≧=‐ r‐= ト< \/_∧ ./ 、/ / x< ._/ /ヽ∧ i / / / ノ \ ∨ / } 、} | 淡「カメレオーン」バーン モブ子X「淡、またそれやってるの?」 淡「うん……」 モブ子X「くだらないことはやめなよー、もうすぐ私達中三だよ?」 淡「……くだらなく、ないもん」 大星ママ「?」 淡「くだらなく……なんか」ウツムキ 961 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 24 04.34 ID pMZkOtLJo [9/12] 【須賀家 台所】 ダダダダッ!! 京太郎「母さん!!」 須賀ママ「何よ騒々しいわね」 京太郎「なんだこのギャルゲー!?」 須賀ママ「日本語でしゃべりなさい」 京太郎「ふざけんな! 普段学校でポンコツに付きまとわれてんだぞ! 家でくらいゆっくりさせろよ!」 須賀ママ「いいじゃない一週間くらい」 京太郎「よくない!!」 煌「あの、私は居間や廊下でも……」 須賀ママ「ダメよ。そうするくらいなら、京太郎の方を放りだすわ」 京太郎「ぐぬぬぬぬぬっ!!」 須賀ママ「諦めなさい。子供なんだから大丈夫でしょ?」 京太郎「子供扱いするなっ!」 須賀ママ「はいはい京太郎は大人だからわがまま言わないわよね?」ニッコリ 京太郎「」 煌「さ、流石母親ですね……」 【一方その頃】 ハギヨシ「また、隠れて泣いておられるようです……」 透華「……」 ハギヨシ「不甲斐ない従者ですね……私は」ギリッ 透華「ハギヨシはよくやってくれていますわ。そう自分を責めるのはおやめなさい」 ハギヨシ「せめて、衣様が捜している方が見つけることができれば……」 透華「……ずっと前に会った、少年……」 ハギヨシ「手がかりさえあれば……!」 <<衣の部屋>> 衣「やっぱり、嘘なんだ……」ボソッ ~~~ ???「なんとかなるおまじないだ。んじゃ、頑張れよ!タタタッ ~~~ 衣「微塵も……なんとかならない」グスッ . / / >ァz 辷Z< -‐―――┬――ヘ / / ., '"‐'´  ̄\.`ヽ、 ! ∧. / / / ./ ./ i \ | ∧ / /./ ../ /.| .|ト、 \ \ | ∧ / /イ / / ハレ' |l|_\ | \ } { ', / / / ./ / | .| _, 」イ!、 ト、!>ト 、_,イ | | マ ', f / .f イ / l ト「\ 「¨ \ | ヽ- | /`|./ / ! \ ', | / |ハ.ト |、| _x==' ` '==x、 |'|./ ト、 ヽ l | イ | |\ トゝ(ノ///////ヽ)イ | { , l | ,' ハ `ト」 __ ,' | .! ', | | / ハ l ∧ , '´ ヽ / | l ', | | / /∧ 乂 ゝ、 ヽ ノ ,イ | | V | | ,' 〃. ハ ヽ !o|>、` ――‐ ' <l | | .! ∨ | | / / ハ _ ! レ'´!、`¨¨´ !ハ_」!.| | l V j 〃. / ./ / `'Y"´|| >v<´ ||_|.| ト、 .l Ⅵ / / / '′ />'  ̄二イ‐!< ̄¨ |ト| |. ヽ| \ 衣「うぇぇ……」グスッ 962 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 41 56.60 ID pMZkOtLJo [10/12] 【須賀家 京太郎の部屋】 京太郎「たくっ、なんでこんなのと……」ハァ 煌「ご、ごめんなさい」 京太郎「いやまぁ、お前は悪く無いんだけどさーでもなー」ハァッ 煌「(き、気まずい!)」ガビーン 京太郎「まぁいいや。そろそろ寝ようぜー」ネムイ 煌「そ、そうですね!」アセアセ 京太郎「んじゃ、ほれ」ポンポン 煌「え?」 京太郎「ほら、ベッド使えよ。俺は布団で寝るから」ゴロンッ 煌「え、でも居候の私が普通床で……」 京太郎「は? 何言ってんだお前?」 煌「??」 京太郎「居候とか関係ねぇだろ? 女の子なんだぞ」 煌「ほへ?」 京太郎「んじゃ、そういうことだから」カチッ マックラッ! 京太郎「早く寝ろよー」 煌「(散々人を馬鹿にしておいて、急に女の子扱いだなんて……)」 ――なんだか、調子狂っちゃうな 【一方 その頃】 小蒔「……ふぅ」 . `ヽ / .. , /}ハ | . / /| {T} | ト} . , {斗 lノ / ノ ハ ∧ 从_乂 _ _ (ィ斧芋ミ、| / ∧ , {.芹ハ`¨゙ {r' リ }〉 / |. { } 弋ノ `¨´ ノ ! |l | ' ム イ⌒Y !. {ハ /{ } .リ ハ{. | ∨ 、 r , イ / l}. 乂. ∨ \ イ / ノ `ヾ . < ト / > ` ≦ } // { _ 。r≦ r´ .ノ .// ∧ ,r≦ >'´ // .// / }!、 ,イ / > 7´ ィ//// / .リ \. / { / / < /// / / / Y l{ ! { // / / { /{ { < ゝ_ゝ 乂 / / 乂 | / .乂 | / - ‐アイ. / ゞ | | 霞「小蒔ちゃん、またお祈り?」スタスタ 小蒔「あ、はい。そうです」 霞「例の……長野で会った少年だったかしら」 小蒔「はい。お世話になったので……いつか再会できるようにと」ニッコリ 霞「小蒔ちゃんがそこまで……どんな子か気になるわ」 小蒔「とっても素敵な方でしたよ。それに……」 小蒔「……そう遠くない未来で、また会える気がするんです」 964 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 49 41.60 ID pMZkOtLJo [11/12] 【京太郎の部屋】 京太郎「Zzzzzz」スピー 煌「寝顔はこんなに可愛いのに……」 京太郎「おもちぃ」ムニャムニャ 煌「いや、やっぱりすばらくない」ムッ だけど、なんだか不思議な感じ―― 煌「どうしてこんなに――気になるのかな?」ツンツン 京太郎「ふがっ」 煌「……ふふっ」 もしかしたら……ううん、そんなことありえないけど 煌「君に、惹かれてる――とか?」 そんなこと、あるわけないよね 京太郎「……」スピー 煌「……」フトンガバッ もう寝よう。 明日になれば、こんな気持ちは無くなっている筈だから 煌「でも、この気持ちは――」 ほんの、ほんの少しだけ…… 煌「すばら、かもしれない」ボソッ 【すばら先輩出会い編 前編】 カンッ!!